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パロ谷に咲く桃の花 [社会]

 自分の人生、自分の生まれた国の明日を信じよう。戦後民主主義の一側面や、自虐史観を信奉し、先人達が築いてきた叡智や国の明日を否定し、国に弓を引く輩たちが多い。

 「諸君、国が何をしてくれるかではなく、国に対して何ができるかを問いたまえ」、と言ったのは、キャロライン駐日大使の父、あのJ・F・ケネディー大統領だ。


 広辞苑の罠

 
もっとも、近現代史の用語については、反日思想に貫かれたデタラメばかりだと、上智大学名誉教授の渡部昇一さんらは指弾してきた。今月出た『「広辞苑」の罠(わな)』(祥伝社新書)は、そんな『広辞苑』への批判の書としては、決定版かもしれない。著者の水野靖夫さん(70)によれば、第1版から版を重ねるに従って、記述に偏向の度合いが増していく。「左翼」が「反日」に転じたというのだ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/131216/trd13121603120000-n1.htm


 別冊正論20号「亡国の巨大メディアを撃つ!NHKよ、そんなに日本が憎いのか」が12月16日
 
近年(平成に御代代わりしてからを主に)のNHKの主だった報道、番組、言説を取り上げ、日本国の名誉と国民の利益を著しく害してきた“事実”を検証し、読者に巨大メディアの著しい偏向を明らかにし、みなさまにお届けします。

 引用記事全文
 http://seiron-sankei.com/2666


 NHK番組訴訟 徹底検証し公正な放送を
 
日本の台湾統治を取り上げたNHKの番組をめぐる訴訟の控訴審判決で、東京高裁は台湾先住民族の女性の名誉が傷つけられたことを認め、NHKに賠償支払いを命じた。取材や番組内容に問題があったことを厳しく指摘した判決である。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131130/ent13113003070000-n1.htm


 メディアの煽りと恣意性-慰安婦報告書非開示にはなぜ沈黙するのか
 
安倍晋三首相はこう強調し、担当の森雅子消費者担当相も「一般の人が特定秘密と知らずに情報に接したり、内容を知ろうとしたりしても処罰の対象にはならない」と明言している。  つまり、スパイか工作員かテロリストでなければ、この法律は日常生活にも表現活動にも影響しない。にもかかわらず、成立翌日の7日の各紙社説は、まるで開戦前夜のようにおどろおどろしく書いたのだった。


 
 「特定秘密以外の秘密で、永遠に国民の目に触れないものはかなりある。特定秘密よりひどい。日本の名誉がかかっている。こういう不明朗なものがあるのは、非常に問題だ」  この重要な指摘にメディアは一切反応しなかった。こんな報道の恣意性こそが、国民の不信を招いている。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131212/plc13121211140006-n1.htm


 報道の中立性、公正性が損なわれ、国家への軸足を外した偏向報道は常に糺されねばならない。彼らの立ち位置は、「いつか来た道、戦争への道を糾弾する」を見せかけながら、日本の伝統文化を否定し、巧妙に国の基本軸を変えようとする。

 偏向報道は、見る、聞く側が揺るぎなき軸足を持っていなければ、気がつかぬくらい巧妙に仕組まれている。偏向なき正論がどこにあるのか、常に問い続ける必要があるのかもしれない。

 広辞苑、NHKや朝日新聞などの巨大メディアが偏向しているとなると、国家の健全な行く末に大きな危険をはらんでくる。

 日教組と結託した民主党の「インデックス2009」や菅直人が主導した「国のかたち研究会」等はその好例である。巧妙な売国政策を隠し持っていた。

 以下の「インデックス2009」に巧妙に隠された民主党の意図を読み解けば、日本国家の解体の深謀が見えてくる。

 「選択的夫婦別姓の早期実現 “家族制度”の破壊を画策する。

 永住外国人の地方参政権などの実現 

 特定の宗教性を持たない新国立追悼施設の設置

 重国籍容認へ向け国籍選択制度を見直す

 学習指導要領の大網化

 保護者、教員の意見を反映する教科書採択への移行

 国会図書館に恒久平和調査局設置

 共謀罪を導入しない

 終身刑の検討を含む刑罰の見直し」

 民主党はこの裏マニュアルを通すべく躍起になったが、連立を組んだ亀井静香氏は徹底反対した。


 とまれ、見返りを求めず、隣人や、国のために人生を捧げた多くの人々がいる。

 ブータン農業に半生を捧げた西岡京治氏のように、人生のワンシーンで、心底他者へ貢献したという輝かしい証しを持ちたいものだ。

 自分の信念と志を貫く、見返りを求めぬ奉仕、貢献には、隣人や国への熱き想いと、人間や自然への温かい眼差しが必要なのであろう。

 世界のグローバリズムと一線を画し、インドと中国に挟まれたヒマラヤの麓にチベット仏教を国教とする王国、ブータン王国がある。

 昭和天皇崩御の際、大喪の礼に参列、喪に服して頂いた親日国である。

 今、この国は、国民総幸福量(GNH)という独自の国家戦略を打ち出している。

 国民総生産”GNP”より”GNH”だという。

 ブータン流国家戦略とは

 1 道路と電力の開発

 2 教育、医療の無料化

 3 功利主義経済学批判

 4 グローバリズムへの警戒

 5 自己啓発と伝統文化の維持

 6 自然環境の保全

 7 足るを知る仏教経済学の尊重

 
 人口も資源も限られた小国が生き残るための叡智であろうか。


   この国の農業に、半生を捧げた男がいる。

 西岡京治、ブータン国王より、高位の「ダショー」を贈られた唯一の外国人だという。

 1964年、海外技術協力事業団(現国際協力機構)の農業指導者として夫人とともに赴任。28年間、ブータンの農業開発に尽力した。

 この国古来よりの焼畑農法は、森を焼き、畑を作り、大地を転々とする繰り返しであった。

 西岡は、従来の焼畑農業から、五ケ年計画で、水路を作り、水田を作り、森を、国土を守り、村人たちを大地へ根付かせて行った。

 1992年、西岡は、帰国を前にして敗血症にかかりその生涯を閉じた。

 西岡の献身的な貢献に対し、「国の恩人」として国王より「ダショー」の称号をを贈られ、パロでの葬儀には、王族、政府要人、村人たちが、長い葬列を作り別れを惜しんだという。

 夫人の里子さんは、その日、パロ谷には丘いっぱいに桃の花が咲いていたという。、まさに西岡が夢見た日本の里山に見るような風景が根付いていたのであろう。


 2011年、来日したブータンのワンチュク国王は、ブータンの国旗には竜が描かれていて、自分は竜を見たことがあると言う。

 「竜は私たち一人ひとりの中にいる。竜は自分の経験を食べて大きくなる。年を重ねれば強くなる。自分の竜を大事にしなければいけない」と言った。

 日教組や、朝日新聞が忌み嫌う愛国心は、GNHを信奉するブータンでは竜とともに飛翔していくのであろう。


Youtube 動画再生 ワンチュク国王 国会演説 ブータンから祈りと祝福をこめて。 





参考書籍

ブータンの朝日に夢をのせて―ヒマラヤの王国で真の国際協力をとげた西岡京治の物語 (くもんのノンフィクション・愛のシリーズ)
ブータンの朝日に夢をのせて―ヒマラヤの王国で真の国際協力をとげた西岡京治の物語 (くもんのノンフィクション・愛のシリーズ)木暮 正夫

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明日、世界が滅びるとしても、今日を生きる! [社会]

 今日を生きて、明日に賭ける。

 人生には、間違いなく使命と任務がある筈である。大きな志を全うする使命があるはずである。

 そのためには、人生の出来るだけ早い時期、幼少時に、良き師、良き本に巡り合うことだ。

 良き師は、親であり、学校の先生であり、時には、その道の達人、師匠であったりする。

 長いようで、人生は短い。大きな夢と志を抱き、あふれる想いで、自分を、そして人生を信じることが、自らと、社会、そして世界を豊かにする。

 精一杯、今日を生きることから始めよう。

 例えば、一局の将棋には、序盤、中盤、終盤とそれぞれの局面で戦い方が違う。序盤は構想力、中盤は駒の損得、終盤は損得より、王を詰ますスピードが最優先だ。
 
 将棋にも、人生にも戦い方、勝負所がある。 将棋では、乾坤一擲、意表の勝負手を、鬼手という。
   
 勝機と大局を見据え、進むべき方向を誤らないようにしたい。

 「明日、世界が滅びるとしても
 今日、あなたは リンゴの木を植える」

  開高健記念館には、開高健の自筆の、この言葉がある。

  出典のオリジナルは、東欧の詩人、ゲオルグ

  明日、地球が滅びるとも、君は今日、林檎の木を植える、とされる。

 開高健は、よほどこの言葉がお気に入りであったようだ。

 生前、頼まれて、レストラン、居酒屋などの色紙・額などに、この言葉を書くことが多かった。「あなた」は、時として、「君」になったという。

 石原慎太郎氏も、機会あるごとに、この言葉のオリジナルを引用する。明日への志を持ち続けるために、と言う。

 開高健記念館に、この言葉の自筆原稿が展示されているのは、この言葉が、開高健その人の生きた証であったのかも知れない。

 我々も、限りある命を超えて、明日に託す祈りを込めたメッセージとして受け止めたい。祈りが受け継がれれば、この言葉は一層輝くに違いない。


 開高健記念館ホームページ
 http://kaiko.jp/kinenkan/


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特定秘密保護法案は自由の侵害なのか。 [政治、経済]

  特定秘密 民主政権の秘匿をメディアはどう報じたか
 
当時の菅首相は「民主主義とは期限を区切った独裁」を持論とし、喜々として三権分立否定論を語っていた人物である。彼らのルールなき情報隠しは正当化しておいて、今さら「国民の『知る権利』の代理人」(朝日)だと胸を張られると、こっちが赤面してしまう。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131205/plc13120512050012-n1.htm

  秘密保護法、成立 新組織の制度設計など課題
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131207/plc13120709000008-n1.htm

 
 秘密保護法成立 適正運用で国の安全保て 知る権利との両立忘れるな
 
秘密保護法をめぐり、国民の「知る権利」、報道の自由を損なうのではないかとの懸念が示されてきた。政府は国民の権利を十分に尊重し、適正な運用を図らなければならない。

 
秘密保護法には、特定秘密の範囲を定め、将来的に原則公開する制度上の役割がある。民主党政権下で、3万件もの防衛秘密が破棄されたような不祥事を繰り返さないための法律でもある。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131207/plc13120703080005-n1.htm


 『週刊文春』 12月12日号 「飯島勲の激辛インテリジェンス」で、内閣官房参与 飯島勲氏がズバリ。
    

 失笑もの!民主党の「秘密法案強行採決」批判


 「飯島氏は海江田万里代表の、「暴挙に怒りを禁じ得ない」のコメントに、とんでもない、チャンチャラおかしいよと言う。

 鳩山内閣時代、2009年、自民党欠席のままでの強行採決が六回。2010年の通常国会では野党の制止を押し切っての強行が六回、自民党欠席のままが三回もあったと」言う。

 「秘密保全法」の根拠は、2010年12月7日、菅内閣内閣府に設置された「政府における情報保全に関する検討委員会」の報告書だと聞く。悪名高き菅、仙石政権時代である。それを今更、民主主義や個人の自由を侵害する天下の悪法だという。

 しかも、当時の会議の議事録は全く公開されていないという。まさに亡国民主党のブーメラン、チャンチャラおかしいよ、である。

  国民の知る権利を奪い、言論統制や人権侵害につながりかねないともいう。それにしても、我々国民には、この法案の全体像が十分に見えていない。

 間違いなく一方的に、自由や人権侵害につながるなら、反対せねばならない。 いずれ集団的自衛権の討論にも入って行くのだろう。単純明快、天下白日のもとに討論し、アメリカの戦争に巻き込まれることだけはなきように願いたい。

 日本が安全保障を含め、戦後から一歩踏み出す重要な時機だという。大局を見据え、進むべき方向を誤らないでほしい。

 法案成立するも、法施行までは一年、安倍政権には、この法案の問題点を洗い出し、国民への納得のいく説明と十分な議論と法整備をお願いしたい。
 
 
参考図書

 「日本を滅亡から救え――欧米を手玉に取った男の崖っぷち情報戦。スクープ満載! 独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、和平工作に砕身した陸軍武官・小野寺信。同胞の無理解に曝されつつも、大戦末期、彼は史上最大級のヤルタ密約情報を入手する。ソ連の対日参戦近し――

  しかしその緊急電は「不都合な真実」ゆえに軍中枢の手で握り潰された。連合国を震撼させた不世出の情報戦士、その戦果と無念を描く。」

 まさに日本の将来を左右するトップシークレット、今回の秘密保護法案は、緊急危機管理にどういう役割を果たせるのだろうか。

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