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溢れる想い、友の救出、そして平和への願い。 [国際]

 30超す国・地域から弔意…「日本の確固たる姿勢、称賛する」
 
3日夕方現在、首脳級ではオバマ米大統領やオランド仏大統領など17カ国・地域、外相級は15カ国・地域からメッセージが寄せられたほか、21カ国・地域の外務省などからも声明の発表があり、その数は30カ国・地域を超えた。多くの国が日本と連帯し、断固としてテロと戦う姿勢を鮮明にしている。

 引用記事全文
 http://www.sankei.com/world/news/150204/wor1502040003-n1.html


 「日本は…凄い」韓国世論「イスラム国」事件の日本人家族の態度に感嘆「見習うべし」「何でも他人のせいの韓国とは大違い」

 被害者の父の「謝罪と感謝」に衝撃
 
湯川さんの父、正一さん(74)が千葉市の自宅で報道各社の代表取材に応じた。  正一さんがまず口にしたのは次の言葉だ。  「今回の事件について、皆さまに大変ご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございません」。そしてこう続けた。「同時に、政府をはじめ、関係者に尽力いただき、ありがたいと深く感謝しています」

 引用記事全文
 http://www.sankei.com/world/news/150203/wor1502030004-n1.html


  結束乱れ? イスラム国に内部抗争の可能性
 引用記事全文
 http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/150129/wor15012918310036-n1.html


 すでに「戦争」始まっている…「敵」国内にも 佐藤優氏 
 
後藤さんはクリスチャンとして、勝算が限りなくゼロに近くても試してみる価値はあると考えて、「イスラム国」に向かったのだろう。

 引用記事全文
 http://www.sankei.com/affairs/news/150203/afr1502030050-n1.html

 外務省、テレビ朝日に抗議 「報道ステーション」での首相の中東訪問報道内容は「事実と異なる」
 引用記事全文
 http://www.sankei.com/politics/news/150205/plt1502050004-n1.html

 後藤さんは、溢れる友情を持って、拘束された友、湯川さん救出のため、イスラム国へ向かった。イスラム国は、二人の友情の絆を無惨に断ち切り、命まで奪ってしまった。

 この極悪非道のテロに関し、世界が非難の声をあげた。安倍首相は、、このテロを許さない。この卑劣な暴挙に償いをさせる、と言った。


 世界は、お二人の死に深い悲しみに暮れた。 あらためて心から哀悼の意を申し上げたい。

 佐藤優氏は、日本もテロの標的となり、「テロ戦争ははじまっている。敵は国内にもいる」と言う。日本、及び日本人のテロへの心構えが問われている。 

 「テロには屈しない」、安倍総理の覚悟とともに、日本国民は結束してテロの立ち向かわねばならない時なのだ。

 有識者や、野党の輩達が、国会質疑で、今回の中東人道支援を攻撃する。テロにも屈するヤワで、ぶざまな面々だ。

 一国平和主義、自虐思考の卑怯な言動だ。まさにこれこそ、イスラム国の卑劣なテロを助長し、日本の揺るぎなきスタンスを分断させる格好の言動なのだ。

 「日本は、1996年~2013年まで、国連の要請を受け、自衛隊をシリアとイスラエルとの国境に位置するゴラン高原へPKO派遣した」という。

 
 自衛隊、ひげの隊長、佐藤正久氏によれば、当時からの日本のシリアへの人道支援により、自衛隊の駐屯は、シリア国民より圧倒的感謝で迎えられたと言う。

 アサド政府軍と反体制派の停戦監視を目的とするが、自衛隊は「丸腰」での任務であるという。タンカーのホルムズ海峡の通過と同様、憲法上の制約で武装は出来ないのだと聞く。

 圧倒的暴力にも、無防備、丸腰で戦う要因たちの覚悟には頭が下がる思いである。国会で、愚だ愚だと不毛の論戦を仕掛ける輩達には、最前線の現場に身を投じてから発言してもらいたい。

 相変わらず、国に弓を引くような発言に明け暮れる哀れな民主党の面々、テロに立ち向かう勇気も覚悟もなく、人生への信念もない輩達は、国会の土俵から降りてもらいたい。


 テレビ朝日や民主党のスタンスは、事態の批判はするが、事態打開の方策、展望を切り開く明日の指針までは示せないようだ。

 特に質問に立った民主党の二人には、批判の先にある未知、未来を切り開く能力、構想力、創造力はまるでない。

 毎度のことながら、これでは、戦争、貧困、平和に対する、後藤健二さんの命を賭けた強靭な覚悟に申し訳が立たないであろう。



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驚愕テロ、人質身代金犯罪ビジネス [国際]

 テロ対策へ日本の心構えを問う 杏林大学名誉教授・田久保忠衛
 
テロに対する心構えは次元が低い。人命第一の掛け声だけでなく、この世の中には人命より大切なものがあると私は考えている。

 引用記事全文
 http://www.sankei.com/politics/news/150127/plt1501270004-n1.html


 命は自分だけのものではない。他者に支えられ、生かされているという、大宇宙の定めである。

 命が背負う任務、絆は、家族、社会、国家、世界と関わり合っている。自らが受けているさまざまな「恩恵」を忘れてはならない。

 政府が渡航を禁止しているテロ地帯へ、安易に入り、「自分の責任で命を賭ける」と言ってのける。これこそ自らの命の重さと、国家や世界との関わり合いを勝手に解釈する、大いなる勘違い、身勝手さであろうか。


 イスラム圏のマレーシアで、社会で暮らすためには、まず、他者の存在を容認し、受け入れることだと教える。

 マレーシア社会では、自分が存在するために、他者の迷惑になる、と言うことを教える。しかし、このマレーシアにも、ジェマ・イスラミアなる、イスラム国家樹立を目論むテロ組織が存在する。

 先のマレーシア機失踪事件で限りなく関与を疑われたテロ組織である。

 「自らの責任で」と言うが、自らの責任のみで解決出来るものは何ひとつない。 自らが背負う任務、絆の重さには、必然的に他者が関わってくることを知るべきである。


 自らの行為が、他者への貢献になるのか、迷惑になるのか、評価するのは、自分ではなく、他者なのだ。


 「生命は

 自分自身だけでは完結できないように

 つくられているらしい」 

 「生命は

 その中に欠如を抱き

 それを他者から満たしてもらうのだ」  「生命は、より)


 「正しいことを言う時は

 相手を傷つけやすいものだと

 気付いているほうがいい」  (祝婚歌、より)

 吉野弘さんの詩、「生命は」、「祝婚歌」の一節である。

 哀しいかな、吉野弘さんの詩の世界は、テロとは無縁の世界である。


 イスラム国の残虐な人質殺害予告のテロ行為は、人質個人の生命の重さをはるかに超えて、世界を駆け巡った。日本人二人の人質が、全世界に与えた衝撃は計り知れない。

 個人が、自己責任の範囲で済むと思うのは、命を超えたものの重み、或いは家族、国家、世界との絆の重さに気付いていない、と言うことだ。

 人質や身代金で狙われるのは、個人ではなく、国家、世界、だと言うことを肝に銘じてほしい。

 イスラム国、イスラム過激派のテロ行為に、自由世界の側の論理、良識は通用しない。有志連合の空爆でも解決しない。


 国立リビア大学神学部へ留学、イスラム神学専攻で、東京財団 上席研究員、アラブの掟にも詳しい佐々木 良昭氏は、「人質身代金テロは、ビジネスであり、巧妙な取引、かけひき、ネゴが行き交うアラブの商売」だと言う。

 まさに、これを商売だとするならば、我らが持つ人間性や良心は介在しない。アラブの尺度は吾々とは全く相違することになる。

 イスラム国に参加する若き戦闘員たちは、社会への不満や挫折を味わった者が多いと聞く。日本から参加を試みた若者も、社会に失望し、生きる夢を失った結果だと言う。

 自由世界が営々と築いてきたシステムが生み出した、格差と貧困は、このテロ行為の野蛮さ、残虐さに影を落としているのかも知れない。

 とまれ、文明、宗教、内戦、部族間闘争等々を超えて、おたがいに人間に立ち帰り、人質たちが無事解放されることを祈りたい。



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仏イスラム過激派テロの衝撃 [国際]










 8万人投入…仏北部で大規模捜索続く 兄はイエメンのアルカーイダ系組織で軍事訓練か
 引用記事全文
 http://www.sankei.com/world/news/150109/wor1501090011-n1.html

 フランスにとっての自由 
 
何より3つの標語(自由、平等、博愛)を守るために、戦いを恐れないのが、フランスである。  ▼「イスラム国への攻撃に参加すれば、標的になってしまう」。こんな声が識者から上がるような、ヤワな国ではない。

 引用記事全文
 http://www.sankei.com/column/news/150109/clm1501090004-n1.html


 1936年、スペイン内乱が勃発すると、世界の知識人たちが反ファシズムと戦うべく義勇兵として立ち上がった。アーネスト・ヘミングウエイ、アンドレ・マルロー達である。

 この戦場から生まれたのが、ヘミングウエイ、「誰がために鐘は鳴る」、”死を悼む鐘は、汝がために鳴るものを、問うなかれ、誰がために鐘は鳴る”、と。

 そして、マルロー 「希望」であった。 

 彼らは自己の信念に基づき、命を賭けて戦った。日本のやわなニセ知識人とは根底から違った。今の日本には、慰安婦、原発問題に絡むニセ知識人、貧相な有識者が多い。

 「イスラム国への攻撃に参加すれば、標的になってしまう」。こんな声が識者から上がるような、ヤワな国ではない」

 「揺らげども、沈まず」、パリ市民の標語である。

 フランスに見習え!である。

 「イスラム国への攻撃に参加すれば、標的になってしまう」、これは日本のニセ知識人、有識者たちが、戦いを回避し、声高々に叫ぶ卑劣な自虐史観ではないのか。

 北朝鮮の核の脅威や、シーレーンの丸腰、無防備航行の危険を見直す、集団的自衛権の行使が、「戦争への道」だと言って反対する。

 まさに、戦後民主主義、一国平和主義にどっぷりと浸かった鵜合のニセ知識人たちである。命を賭けるものを持たぬ丹力無き腑抜けたちである。


 とまれ、しかしである。イスラム原理主義によるテロに関しては、吾々の理解の範疇を超えている。

 彼らの正義を前にして、世界が、断じて許されるものではない、と言っても、テロは増殖を続けている。

 世界や社会の仕組みを解明するためには、専門知識や技術だけでは歯が立たない。

 例えば、人間の意志どうりに動く医療ロボットスーツを生みだした、サイバーダインCEO、 山海嘉之氏は力説する。

 ロボットは、コンピューターや工学だけでなく、脳科学や神経学、さらには心理学など、様々な学門を融合させた多方面にわたる複合知識と技術を極めた成果だと言う。


 限りなくきな臭く、胡散臭い、北大元教授、中田考氏は、イスラム法学者を語りつつ、イスラム国に、日本の若者を送り出した。

 
 彼が、日本の実力社会、格差社会の中で、日本社会に絶望した若者に真っ当な明日の指針すら与えられずに、イスラム国へ送り出す魂胆は何なのだろうか。 

 自らの根っこの中に、真正面から日本や日本社会に対応できぬ何らかの偏向があるのかもしれない。

 イスラム国へ、日本の若者を送り出すことは、若者の明日、日本の明日にとって決して救済にはならないはずである。

 テロは対岸の火事ではない。

 揺るぎなきテロとの戦いと、世界で立っていける、生きるための規範と、戦後レジュームを問いなおす良心と寛容さを身につけたいものである。



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