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特定秘密保護法案は自由の侵害なのか。 [政治、経済]

  特定秘密 民主政権の秘匿をメディアはどう報じたか
 
当時の菅首相は「民主主義とは期限を区切った独裁」を持論とし、喜々として三権分立否定論を語っていた人物である。彼らのルールなき情報隠しは正当化しておいて、今さら「国民の『知る権利』の代理人」(朝日)だと胸を張られると、こっちが赤面してしまう。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131205/plc13120512050012-n1.htm

  秘密保護法、成立 新組織の制度設計など課題
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131207/plc13120709000008-n1.htm

 
 秘密保護法成立 適正運用で国の安全保て 知る権利との両立忘れるな
 
秘密保護法をめぐり、国民の「知る権利」、報道の自由を損なうのではないかとの懸念が示されてきた。政府は国民の権利を十分に尊重し、適正な運用を図らなければならない。

 
秘密保護法には、特定秘密の範囲を定め、将来的に原則公開する制度上の役割がある。民主党政権下で、3万件もの防衛秘密が破棄されたような不祥事を繰り返さないための法律でもある。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131207/plc13120703080005-n1.htm


 『週刊文春』 12月12日号 「飯島勲の激辛インテリジェンス」で、内閣官房参与 飯島勲氏がズバリ。
    

 失笑もの!民主党の「秘密法案強行採決」批判


 「飯島氏は海江田万里代表の、「暴挙に怒りを禁じ得ない」のコメントに、とんでもない、チャンチャラおかしいよと言う。

 鳩山内閣時代、2009年、自民党欠席のままでの強行採決が六回。2010年の通常国会では野党の制止を押し切っての強行が六回、自民党欠席のままが三回もあったと」言う。

 「秘密保全法」の根拠は、2010年12月7日、菅内閣内閣府に設置された「政府における情報保全に関する検討委員会」の報告書だと聞く。悪名高き菅、仙石政権時代である。それを今更、民主主義や個人の自由を侵害する天下の悪法だという。

 しかも、当時の会議の議事録は全く公開されていないという。まさに亡国民主党のブーメラン、チャンチャラおかしいよ、である。

  国民の知る権利を奪い、言論統制や人権侵害につながりかねないともいう。それにしても、我々国民には、この法案の全体像が十分に見えていない。

 間違いなく一方的に、自由や人権侵害につながるなら、反対せねばならない。 いずれ集団的自衛権の討論にも入って行くのだろう。単純明快、天下白日のもとに討論し、アメリカの戦争に巻き込まれることだけはなきように願いたい。

 日本が安全保障を含め、戦後から一歩踏み出す重要な時機だという。大局を見据え、進むべき方向を誤らないでほしい。

 法案成立するも、法施行までは一年、安倍政権には、この法案の問題点を洗い出し、国民への納得のいく説明と十分な議論と法整備をお願いしたい。
 
 
参考図書

 「日本を滅亡から救え――欧米を手玉に取った男の崖っぷち情報戦。スクープ満載! 独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、和平工作に砕身した陸軍武官・小野寺信。同胞の無理解に曝されつつも、大戦末期、彼は史上最大級のヤルタ密約情報を入手する。ソ連の対日参戦近し――

  しかしその緊急電は「不都合な真実」ゆえに軍中枢の手で握り潰された。連合国を震撼させた不世出の情報戦士、その戦果と無念を描く。」

 まさに日本の将来を左右するトップシークレット、今回の秘密保護法案は、緊急危機管理にどういう役割を果たせるのだろうか。

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