安保法制 戦争法案と煽る! [政治、経済]
安保法制が「戦争法案」ですって?
櫻井よしこ氏が、国家基本問題研究所より、産経 朝日 読売 毎日等全国紙に意見広告を出した。
『戦争にしないための法案を「戦争法案」と言い換え、「次は徴兵制だ!」とあり得ないことを煽る一部のマスコミ、野党、学者の主張は無責任ではないでしょうか』
『彼らは世論を安保法制反対へ誘導しようとするデマゴーグです。PKO協力法の時「これで戦争に巻き込まれる」と扇動したのは、一体誰だったでしょうか』
ホームページ http://jinf.jp/より全文ダウンロードできます。
曽野綾子さんは、若いころ小説家をめざし勉強していた。「花は美しい」と書くのはだめだと教えられたという。
読者に、「花は美しい」という情景を強制するからである。「花は美しい」と書かなくとも、あらゆる描写力を使い、読み手の想像力に、美しい情景を思い浮かべさせるのが、小説家の技量によるのだという。
安保法制は違憲だという学者の反論を越えて、国会も世論も、日本が世界で存続していけるだけの対案を整備して欲しい。
日本のエネルギーの輸入ルートであるホルムズ、マラッカ、バシー海峡等のシーレーン防衛を他国の軍隊に任せて、日本が存続していける訳がない。
シーレーンの安全保障は、わが海洋国家の最重要項目である。最近は中国の南シナ海進出による
きな臭い情勢が続く。 安保法制が違憲と言うなら、直ちに対案を整備せねばならない。
中国などにシーレーン封鎖をされれば、日本の息の根が止まる。
かって、民主党が政権与党のころ、「朝ご飯を食べよう」というのは、思想信条の自由を侵害するから、憲法違反だとして、道徳教科書の予算を削除したという。
これが憲法違反になるのなら、共産党が、安保法制は、戦争法案だというのも憲法違反になる。
民主党が、ルーピーや売国的というレッテルを貼られるのも当然であろうか。安保法制につき、岡田氏は徴兵制、枝野氏は、安倍首相は昭和10年代に戻ろうとしている等々の空論を煽る。
維新 橋本氏が「民主党は日本にとって良くない政党」だと言うのもやむを得ない。
日本は戦争放棄をした平和国家、交戦権のない自衛隊が戦争できるわけがない。
しかし、シーレーン防衛、戦争抑止力や、生きるための戦いを止めることはできない。防衛と抑止力というガードを下げてしまうようでは日本の明日は晴れやかではない。
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