「朝早い田舎道」 スティーブ・ジョブズの原点 [ビジネス]
神か悪魔か、孤高の天才、世界を変えた男と言われたスティーブ・ジョブズ、彼の命を奪った天地創造の神の仕業は、無慈悲、不条理なのだろうか。
いや、彼の遺志を継ぎ、彼の後に続く若き天才達を導く試練なのかもしれない。
"Stay hungry, stay foolish." 再び!
オバマ大統領は、スティーブ・ジョブズ氏は、時代を超えた偉人だと言った。
「偉大な革新者」 オバマ米大統領が哀悼
「発想を変えることに勇敢で、世界を変えられるとの果敢な信念を持ち、十分な才能があった」とし「世界は先見性のある人物を失った」と称賛。
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111006/biz11100612000009-n1.htm
前アップルCEO、スティーブ・ジョブズ氏死去
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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111006/biz11100608570003-n1.htm
【ジョブズ氏死去】
アップル、カリスマ失い最大の試練
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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111006/biz11100614170012-n1.htm
「世界よくした」 米アップルがコメント発表
「スティーブの聡明さや情熱、エネルギーは、われわれの生活を豊かにし、進歩させる数え切れないイノベーション(技術革新)の源泉だった。世界はスティーブによって、計り知れないほどよくなった」とのコメントを発表した。
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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111006/biz11100609560004-n1.htm
「IT革命、世界に衝撃 PC時代に自ら幕」
『晩年は常に健康不安に悩まされ、ライバル企業だけでなく病魔とも闘い続けた。ソバを好む菜食主義者で禅など東洋文化に傾倒した。土曜日の朝には座禅を組み、瞑想(めいそう)するのが習慣だったという。
「毎日を人生最後の日であるかのように生きていれば必ずひとかどの人物になれる」。17歳の時に出会った言葉を胸に走り続けたカリスマは、類いまれなIT製品と強烈な印象を世に残し、走り去った。』
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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111006/biz11100621180041-n1.htm
文化の英雄失った“信者”たち
「 マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は「スティーブの強い影響は今後数世代にわたり続く」と語り、ジョブズ氏が社会に残した足跡の大きさを強調した。」
引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111007/amr11100722000019-n1.htm
そのほとばしる才覚は、神か、悪魔か、と言われた。生涯、”Stay hungry, Stay foolish,”を貫いた。 天は不条理か、世界に深い悲しみを与えた。
OSの「Windows 」の発想は、マイクロソフトよりアップルが先行していた。後発のマイクロソフトは、その後のWindowsに関する開発競争では、ビルゲイツの商才が勝ったかに見えた。
アプリケイションソフト、Lotus 123、Netscape navigator、一太郎、を追撃、全て二番手、後発からの凌駕だ。
マイクロソフト社がマックをコピーすることに長けていたわけではない。マックが10年もの間コピーしやすい製品だっただけだ。それはアップル社の問題だ。独自性は消えてしまった。(ジョブズ語録)
しかし、スティーブ・ジョブズ氏は、常に先見性、創造力、構想力を以って、世界を変えたiPod、iPad、iPhone、を生み出した。2010年には、マイクロソフトを抜き、名実ともに世界一のIT企業にのし上がった。
「仏教には”初心”という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ」、と言う。
晩年は、そばを好み、禅へ傾倒し、「初心」という言葉を好んだ。アップル社のスティーブ・ジョブズ氏への評価は「エジソン、ディズニー、ダビンチに匹敵する異才であったという。
異才、偉大なる天才を失った世界は、彼の揺るぎない信念と功績をたたえた。悲しみを越えて、彼の遺志を継いだ若者たちが、明日に向かって立ち上がる事を願う。
勝つためには、ライバル、ビル・ゲイツとも手を組んだ。「世界を変えるようなものを作る」というほとばしる創造力と不屈な精神が、今、iPod、iPhone、を世に出し、ITの世界を変革しつつある。
Youtube 動画再生 スティーブ・ジョブズ
ジョブズが若い頃、"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"という今のグーグルアースに匹敵するような出版物があったという。
「その最終号の背表紙に、まだ朝早い田舎道の写真が1枚ありました。君が冒険の好きなタイプならヒッチハイクの途上で一度は出会う、そんな田舎道の写真です。
写真の下にはこんな言葉が書かれていました。
「Stay hungry, stay foolish.(ハングリーであれ。愚かであれ)」。
それが断筆する彼らが最後に残した、お別れのメッセージでした。
それからというもの私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきた。そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、それを願って止みません」
「」内、スティーブ・ジョブズの感動スピーチより。
引用記事全文
http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html
"Stay hungry, stay foolish."
「朝早い田舎道」の向こうにある、限りない夢と未来を信じた、スティーブ・ジョブズ氏の不屈の人生は、まさにこの言葉とともにあったのであろうか。
追記
参考図書
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