ゆるぎなき見識 [政治、経済]
吉田元所長死去 「英雄的献身」を忘れまい
極限状況の現場で、吉田さんは冷静に炉の冷却が最優先と判断し注水を続けた。その決断とリーダーシップを、改めて評価したい。そして、一人の男の職責への使命感や矜持(きょうじ)が窮地を救った事実を記憶にとどめたい。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130711/dst13071103340001-n1.htm
高崎経済大学教授・八木秀次 「日本を取り戻す」政策阻む面々
安倍晋三首相が「日本を取り戻す」として、わが国を主権国家に相応(ふさわ)しい体制に整えようとすると、それを阻止しようとする勢力が決まって右傾化、軍国主義、国家主義と批判し始める。始末の悪いことに、これが一定の影響力を持っている。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130709/stt13070903270002-n1.htm
賢い民たちが身につけねばならないのは、ゆるぎなき判断と見識であろうか。
官邸介入にも注水続行 貫き通した「現場の判断」 福島第1原発の吉田元所長死去
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130710/dst13071000250001-n1.htm
福島第1原発の吉田昌郎元所長が死去、58歳 事故収束を陣頭指揮
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http://sankei.jp.msn.com/life/news/130709/trd13070917590007-n1.htm
悲しい。涙が止まらない。日本を救ったゆるぎなき判断、部下たちの圧倒的な信頼を受けた吉田元所長、 まさに無念、命まで奪うとは、天は不条理ではなかったのか。
(1)作業員が被曝「迅速に対応してください。はぁもう」
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130123/dst13012322140011-n1.htm
(2)3号機に黒煙「ちょっとさ、人命優先だからさ。退避する」
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130123/dst13012322160012-n1.htm
(3)吉田所長離脱「私は肉体的にもかなりガタがきているという状態に…」涙ぐみ「申し訳ないんだけど」
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130123/dst13012322180013-n1.htm
「本店に盾突く困ったやつ」「気骨ある」 福島第1原発の吉田所長
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052622320038-n1.htm
元警視総監・米村敏朗 うとましくも誠実なプロ
危機管理の現場で陣頭指揮に立つ人が、リーダーシップを発揮する上で最も大切なこと、それは確固たる意志と、この先結果次第でわが身がどうなるかなど全く頭の中にない誠実さだ。なかなか難しい。その上、そうした誠実さは、しばしば上の者や周囲の者には厄介で、うとましく思われる。私は吉田氏を知らないが、「彼がいてよかった」と感じている。一日も早い回復を祈りたい。(11-12-17 産経新聞)
福島第一原発 吉田所長は、まさに、「この人がいてよかった」、と思わせる人である。何度も死ぬかもしれないと思いながら、得体のしれない未知の災害と格闘する姿は、信念を貫き、自己を超越して任務の鬼であったのかもしれない。
原子炉が制御不能状態になり、身の危険を伴う危機的状況に陥った時、覚悟を決め、「去る者は留めない」と部下を気遣った。リーダーが背負うものの重さに頭がさがる思いだ。
男は潔くなければならない。男が背負うものは仕事。仕事を支えるものは家族だ。働き盛り、吉田所長の全快復帰を願ってやまない。
「何度も死ぬかも知れないと思った」、まさにj自己の命と引き換えに陣頭指揮、原発事故と対峙した吉田所長。再びお元気な姿での復帰は叶わなかった。
吉田所長は部下たちに「お詫びしなければならない」と言った。 無念であったろうと思う。そして糺されるべきは、原発事故対応を誤った前菅首相をはじめとする前政府民主党の面々たちだ。
菅直人は、吉田所長のお見舞いどころか、退陣後真っ先に行ったのは、お遍路さん巡りと聞く。今回の参院選、街頭演説では、「回復したらゆっくり原発事故やこれからの原発のあり方を話したいと思っていた」等、白々しい口先三寸に明け暮れる、卑劣極まりない。
被災者たちから、「殺風景な男」と評される所以であろうか。
門田隆将氏「日本救う使命果たした」
「この日本を救う役割、使命を負って生まれ、それを果たしたことで去っていってしまったのではないか
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130710/dst13071007200003-n1.htm
吉田所長、格納容器爆発というチェルノブイリ事故よりはるかに大きい原発事故を命を賭して守り抜いた。
現場に介入してくる首相官邸と東電本店に対し、ゆるがず、ひるまず、敢然と現場の意思を貫き通した。
「去る者は留めない」と言い部下を気遣い、死の危険のある現場へ入って行った吉田所長と部下達、皆それぞれ家族を背負った者たちを統率した人間力に頭が下がる。部下たちの「この人のためなら死んでもいい」その使命感と覚悟には言葉もない。
吉田所長は、門田隆将氏が言うように、日本のとてつもない危機を救う使命を背負って生まれてきたのかもしれない。心からあふれるご冥福をお祈り申し上げたい。
菅元首相が残した時限爆弾
開門に反対する住民団体「諫早湾防災干拓事業推進連絡本部」の栗林英雄本部長(諫早商工会議所前会頭)は深いため息をついた。 「菅氏は市民運動家の時と同じ軽挙妄動で国の歩む道を誤らせた愚かなリーダーだったが、干拓事業の本質の議論がなされず政治の都合で振り回されたことが悔しい。不幸な運命としか言いようがないですね…」
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http://blog.so-net.ne.jp/_pages/user/auth/article/index?blog_name=mwainfo&id=62890632
Youtube 動画再生 青山繁晴 吉田元所長から送られたメール
http://youtu.be/_5SvJP0gCUk
参考図書
「原子炉が最大の危機を迎えたあの時、私は自分と一緒に“死んでくれる"人間の顔を思い浮かべていました」。食道癌の手術を受け、その後、脳内出血で倒れることになる吉田昌郎・福島第一原発所長(当時)は、事故から1年4か月を経て、ついに沈黙を破った。覚悟の証言をおこなった吉田前所長に続いて、現場の運転員たちは堰を切ったように真実を語り始めた。
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 | |
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