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紳士協定(Gentleman's agreement) [政治、経済]

 紳士協定とは、人間として、紳士として、暗黙の了解のもとに一定のルール、礼と良識を守ることを言う。これを一方的に破ることを、卑怯者と呼び、その傲慢さと白々しさは野田首相が特化している。

 公明党の山口代表は、野党として常に節度をもって、”徳”を積むことを目指してきたという。これぞ紳士である。

 この精神は、あのノーブレスオブリージュ、貴族たちの高貴なる精神につながる。

 紳士協定の対極にあるものが、サバイバルであろうか。ルールなき生き残り、何でもアリの世界である。

 民主党野田内閣は、生き残りをかけ、平然と嘘をつき、この何でもアリの世界に迷い込んだ。党利党略、私利私欲、がさつで卑しい輩たちに、もはや政治を、国を背負う資格はない。

 「永田町では、騙されるほうが悪い」等と冷めたことがまかり通ってはならない。


 昭和五十九年、ロサンゼルス・オリンピックでは、柔道、無差別級で、山下泰裕選手が右足を負傷しながらも、金メダルに輝いた。相手のエジプト、ラシュワン選手が、山下選手の負傷した右足を攻めなかったことが世界の称賛を浴びた。

 世界は、世紀の名勝負と讃え、その後、ラシュワン選手には、ユネスコの国際フェアプレー委員会から、フェアプレー賞が贈られた。


 反対にこの紳士協定を平然と破る禁じ手を指した国がある。

 第24回アジア野球選手権大会
 
2007年12月2日に行われた北京オリンピックの野球アジア予選、日本代表対韓国代表戦において、韓国から事前に通知されたオーダーと実際のオーダーが異なるという事件が発生し、日本側監督の星野仙一は紳士協定が破られたことに不快感を示した。(Wikipedia)

 
 FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会
 
2010年に行われたFIFAワールドカップ南アフリカ大会の北朝鮮代表選手登録において、登録メンバー23人のうちGKは3人以上でなければならないという規定を無視し、FWの選手をGKとして登録していることが問題となった。(Wikipedia)


 韓国、北朝鮮は、スポーツですら、サバイバルゲームとして、勝つためには何でもアリの民族なのであろうか。

 菅、野田政権は、政権の根底に、紳士協定を無視したサバイバル感覚を秘めている。「一定のめど」、「近いうち」を操り、政権延命に走り、国家観、国際社会の良識を無視する政権の本性を見抜かねばならない。


 人間の品性が貧しいのであろうか。



  参院で11月2日に緊急質問、野党各党が“問責首相”追及へ
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121031/plc12103120000006-n1.htm

 首相は問責の対応を 参院全野党が議長に申し入れ
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121030/stt12103019430009-n1.htm

 
 民主は衆院選恐怖症、解散引き延ばし明白 自民・石破氏、首相に反発
 引用記事全文
  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121101/stt12110111250000-n1.htm


 民主に衆参予算委の開催要求 自民・高村副総裁「逃げまくるな
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121031/stt12103111510004-n1.htm

 輿石氏の自民批判 ブーメランとなり自爆?
 
だが、その前日、輿石氏は参院本会議で可決された福田康夫首相への問責決議の趣旨説明で「問責は極めて重い。首相に辞職を求めるものだが、われわれが求めるのは解散・総選挙だ」と今の自民党とそっくりな主張を展開。自民党にしてみれば、この発言を輿石氏にそのままお返ししたい?


 菅直人も、かって、「国民に信を問わないのは、勇気がないからだ」、と麻生政権を攻撃した。

 今、民主党に向けられた野党の糾弾は、かって野党時代の民主党自らが踏んできた道なのだ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121102/stt12110219470007-n1.htm


 「嘘つき」首相と反発する野党 悪いのはどちらか明白だ
 
どちらの主張が正しいかは、こう考えるとわかると思います。明らかに「商品A」を売ってもらいながら、料金を支払っていない野田さんが悪いのは明らかです。このまま、自民さんが「商品B」まで売ってしまって、野田さんが料金を払い続けなかったら、「嘘つき」どころか「詐欺」という犯罪行為になります。 

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121103/stt12110307010001-n3.htm


 マニフェスト総崩れのまま、政権に居座る詐欺政権。予算組み替えで無駄を省けば、年16・8兆円の財源は捻出できると高らかに宣言した茶番劇は終わった。

 民主党には法案を構築する実力はない。国民のためではなく、全てが、党の人気取り政策、パフォーマンスでしかない。

 民主党が出す特例公債法案は、いまだにばらまき予算の傾向が強いと聞く。野党は法案にただ反対するのではなく、政府の赤字国債膨張の無駄使い、バラマキ政策に一貫して反対してきたのだ。

 菅直人の「一定のめど」、野田総理の「近いうち」は、信と徳を第一義とする政治の世界へ、卑怯、卑劣な詐欺師の使う手練手管を持ち込んだいかさま師たちの妄言であろうか。

 以下参考記事。

 民主党公約検証 破綻した原因の究明が先だ(11月2日付・読売社説)
 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20121101-OYT1T01611.htm


  「民主党政権の検証―迷走の3年を総括―」、という自民党がまとめた総括がある。

 Ⅰ 民主党政権の根源的問題、  国家運営能力の欠如

 Ⅱ 国民への裏切り、  マニフェストの破綻
 
 Ⅲ 不祥事の続出、  総理の不祥事、閣僚の不祥事、民主党議員の不祥事 不適切な人事

 自民党政治に戻してはならない、という方々、3年間の民主党の嘘と失政の詳細を以下にて閲覧願います。

 http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/067.pdf

 民主党とは、国旗、国歌を認めず、国を背負う覚悟も志も持たず、明日を切り開く才覚もない。自己研鑽の努力もなく、目先の私利私欲に明け暮れる素人寄り合い詐欺集団である。国家観なく、党綱領をも持てぬ事実がその証左であろうか。



Youtube 動画再生 西田昌司




ニコニコ動画  西田昌司





 参考図書

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