バイ・バイ・ブラックバード

　首相所信表明　「明日への責任」は解散だ
　

首相は「明日への責任」を繰り返し、経済対策や東日本大震災の復興、社会保障制度改革国民会議の設置など、懸案を先送りしない「決断する政治」の重要性を強調した。だが、実現の具体策を明示できないようでは、政権を担う正当性や資格に疑念を持たざるを得ない。

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121030/plc12103003180010-n1.htm

　明日への責任を虚しく繰り返し、尖閣という言葉すら出てこなかった売国政権。貿易赤字を含め、3兆円を超える国益を損失しながら、対中国の明日への展望すら語れないほど弱体政権なのだ。

　産経抄
　

国民が聞きたいのは、首相が果たす「明日への責任」ではない。昨日までの民主党政権の失政の責任を潔く認めた上での、解散の一言だ。

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121030/plc12103003160007-n1.htm

　
　不信任可決へ「マジック７」点灯　首相所信表明　夕暮れの「明日への責任」
　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121030/plc12103000420003-n1.htm

　与党の補選敗北　首相の逃げが不信高めた
　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121029/stt12102903310003-n2.htm


　予算委開催を要求　自民・石破氏「逃げるな」
　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121030/stt12103014370005-n1.htm

　「近いうちに」っていつ？　“曖昧”な日本人と“察しない”中国人
　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/world/news/121029/chn12102911010000-n1.htm


　この3年間の失政で、民主党に貼られたレッテル、卑劣な素人詐欺売国政権、政権にしがみつくつもりはない、と言いつつ、菅直人は、「一定のめど」、野田首相は「近いうち」と言った。

　民主党きっての良識派、厚生労働副大臣で医師の桜井充氏は、かって菅直人を「人としてどうか」と糾弾した。平然と嘘をつき、約束を反古にする野田首相はさらにたちが悪い。


　『百丈（ひゃくじょう」の野狐（やこ」』、無門禅師が問う難解な公案である。

　百丈和尚の説法の問いに、「不落因果」と答えを誤り、野狐に墜ち、「不昧因果」と答え野狐を脱した人間の講話である。

　『不落と不昧、

　一つの賽の丁と半。

　不昧も不落も

　まちがい。まちがい。』


　この問いも答えも、我々凡人の範疇を遥かに超えている。しかしここには、正解も、不正解も、ともに間違いという一つだけ真理がある。

　 実社会では、時と場所、相手の評価によって、正義も正解も、ともに一つではないのだ。

　野田総理が発する言葉には、真実も実行力もない。不退転だと言いながら、一方で逃げの一手を決め込む卑劣さは許されない。

　言うことと、やることがこれほど違いながら、尤もらしい自己の正義のみを主張し、やれないのは野党のせいだと責任をなすりつける。　卑怯極まりない。

　野党からは、人間の言うことか、やることか、恥を知れ、と攻撃され、最近の虚ろな眼は、人間の目ではなく、どじょうに墜ちた眼なのかもしれない。

　政権にしがみつくつもりはない、政権の正当性を言うなら、人間として、近いうちではなく、即、国民に信を問はねばならない。

　この3年間、国民との約束だと言ったマニフェスト反古による無責任と責任転嫁に明け暮れた民主党政権、問責を受けた総理が明日への責任などと言い出した。正気の沙汰か。

　やることをやってから、と言うなら、それこそ近いうちに国民に信を問うのが先決であろう。政権運営、担当能力もない無責任政党が、明日の日本を語る資格はない。

　国民と世界をを裏切り続ける、どす黒きどじょう政権よ、さらばだ。　”バイ・バイ・ブラックバード”！


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