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さわやかな花のたたずまい [政治、経済]

 「うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りの無いものがあるように、善く説かれた言葉でも、それを実行しない人には実りがない」

 「花の香りは風に逆らっては進んで行かない。 (中略) しかし徳のある人々の香りは、風に逆らっても進んで行く。徳のある人はすべての方向に薫る」

 今から2500年ほど前に、ブッダが説いた423の詩句で構成される詩集、 真理のことば ”花にちなんで”の中 の一節である。

  遥か太古のインドから薫り来るさわやかな花のたたずまいである。
 


 ”念ずれば花ひらく”

 坂村真民さんの詩である。

 坂村さんは、「念ずれば花ひらく」を八字十音の真言と言う。「ひらく」は漢字で開くと書いたことはない。
 
「字には言霊があり、視覚からくる霊力がある。だからどうしても八字でなくてはならぬ。私が八字十音と強く言うのは字数の不思議、音感の不思議を知ってもらいたいからである」と言う

 強く揺るぎない願い、人生には、思ったことしか起きない、見識豊かな人間力溢れる一流人たちの多くが語る言葉に宿る言霊。

 見識豊かな人間からあふれ出る、人の心を打ち、響く言葉には、言葉が持つ体温と響きがある


 花開蝶自来(花開けば蝶自ずから来たる) 

 春が来て花が開けば、蝶が自然に集まる。人、得があれば自ずと人が慕って集まってくるものだ。花も蝶も、無心の舞い、大自然の摂理だ。(原典は禅語)


Youtube 動画再生 青山繁晴



 青山繁晴氏は、世界の要人たちと論議をしてみて、日本とアメリカは、嘘をつくことは悪い、という共通の文化を持っている。ドイツ人、フランス人、韓国人は平気でうそをつくという。

 アメリカのピュリタニズム、日本の武士道に見る高貴な精神は、共通して嘘を嫌う文化であろうか。


 島津 義秀氏(自顕流継承者)氏が道場で教える、薩摩の精神文化の中で、四百年に渡り続いてきた薩摩、三つの掟がある。薩摩いろは歌である。


 負けるな

 嘘をいうな

 弱い者をいじめるな


 卑怯を嫌う、ここに語り継がれる美学は、次の時代を担う子供達にだけはぜひ伝えて行きたい、という。


 今激動の世界、危急の日本にあって、国民不在の政権運営に明け暮れてきた嘘まみれ、有言不実行の民主党詐欺政権、不遜にも「近いうち」の約束を平然と反故にし混迷の極みだ。
 

 国家、国民への信を置き去りにし、マニフェスト総崩れ、党綱領をも持たぬ民主党には、国家運営を担う資格も、存在理由もない。

 
 花は、次世代への生き残りをかけて、無心に咲く。 「花は合掌に開く」と言うのは、松原泰道禅師である。

 
 為政者たち、謙虚に居住まいを正し、果たすべき責任が何かを自らに聞くがいい。


 国の明日を切り拓くべく、党利、党略、私心を捨て、謙虚に潔く、花の心に立ち帰り、無心に香り立つ一手を指せないものだろうか。



 自民・安倍総裁「首相に怒り覚えた」
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121019/stt12101917490013-n1.htm


 「国民をばかにした話」 公明・山口代表も首相批判
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121019/stt12101918140014-n1.htm

 常々、野党として徳を積むといわれていた紳士の山口代表が強い怒りをぶつけた。野田総理の白けた茶番対応にはあきれ返る。これが日本のトップリーダーというから情けない。

 財源枯渇現実味、特例公債法案見通したたず
 
民主党では国会議員の歳費をカットし野党を兵糧攻めにする案も出ている。


 党利党略に特化、これほど卑怯、卑劣な手を使うのは許せない。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121019/plc12101923220025-n1.htm

 少数の私利私欲議員のせいで「嘘つき」野田内閣が延命する不条理
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121020/stt12102007000001-n1.htm

 「嘘つき首相」の3つの嘘
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/topics/politics-16309-t1.htm

 「首相もトラスト・ミー」 安倍総裁が皮肉
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121021/stt12102120310004-n1.htm

 「人間のすることか!恥を知れ」 石破氏、解散先延ばしの首相批判
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121020/stt12102017280008-n1.htm

 産経抄
 
何しろ単なる権力争いのための手形ではなかった。消費増税という国民に大きな負担を強いる法案の成立と引き換えに、信を問うことを約束したのである。だから自民党の谷垣禎一前総裁にというより、国民に対して振り出された手形と言っていいのだ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121021/stt12102103150000-n1.htm


 岡田氏、3党予算編成協議を提案
 
(党首)再会談の可能性については「解散日を特定しなければ何もしないということならば必要ない」と述べ、自公両党が解散時期の明示を求める限り、話し合いの余地はないとの立場を示した。


 岡田氏は先の「核の密約」を得意げに暴いて、仕事をしたつもりになっているが、熾烈な外交交渉のイロハも理解せず、現在の危急の外交問題を解決する手立てには全く役立たずであった。問題解決の手順や、優先度、ことの本質を見極める能力は皆無だ。今回も全く見当違いの提案をしてきた。政治が停滞している根本原因は、信なき政権が居座り、近いうち解散の約束を反古にしているからなのだ。

 政権与党として、国の明日を切り開くために、何をせねばならないか、普通の大人なら誰でも理解できる筈。この3年間、何もできなかった政権が、これからできることはない。せめて「近いうち」の約束を守ることだ。


 平然と約束を反古にする野田首相に、石破幹事長は「人間のすることか!恥を知れ」とかみついた。
 
 全ては「近いうち」を履行してからだ。野田総理は、谷垣前総裁に「近いうち」と「来年度予算編成はしない」と明言したと聞く。国のトップが弄ぶ卑怯、卑劣な約束違反、騙まし討ち、闇討ちは許されない。国民を裏切ってはならない。 

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121020/plc12102014030011-n1.htm


 岡田副総理が「都の購入計画間違い」 和歌山市で講演
 
 岡田氏はどこまで能天気なのだろう。今回の尖閣問題が、大きな反日運動につながったのは、野田総理が、胡錦濤国家主席の要請を無視、メンツをつぶしたからなのだ。全てはエイペックでの胡錦濤、野田会談にその核心があった。「都の購入計画間違い」が間違いではなく、民主党野田政権の外交対応が間違っていたのだ。

  総理も副総理も、胡錦濤要請の2日後に国有化したタイミングの悪さが、中国と中国人民のメンツをつぶしたことに気づかず、その後も見当違いの対応を続け混迷を深めている。

 日本経済に与えるダメージは、3兆円を超えるといわれる。これほどの国益侵害を惹起した責任をどうするのか。およそ的外れの対応と責任転嫁で逃げ切れるものではない。

 問題の核心を見ずに、見当違いの責任転嫁にすり替える岡田氏の愚鈍な幼稚さにあきれるばかりだ。

 わずか数百円の昼食代を割り勘にするケチな小心者が、国家の一大事を担い、解決することは難しい。 

 さらに情けないのは、自らの非を棚に上げて、緊迫した尖閣問題の解決に向けた対応策を語れない事であろう。こうした反対や言い訳、責任転嫁がまさに民主党の非力、卑劣さなのだろう。

 国旗国歌を否定する寄り合い所帯の民主党、戦後教育のひずみが凝縮されたような集団が、政権にしがみつき、日々国益と国民の信を失っている。

 熱く語るべきは、尖閣をどうするのか、日中友好をどう修復するのか、この国の明日をどう切り開くのか、であり、それを踏まえ、国民に信を問うことが危急の大命題なのではなかろうか。
 
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121021/stt12102119090003-n1.htm


 
 またも朝日、こちらもあまりにもひどい話でやりきれない。

 石原知事、出自の記事「卑劣」と批判

 ここにも、国家、社会より、他者を攻撃し、人間の連帯、協調を無視、自己の権利、正当性のみを主張する戦後教育のひずみがあるのかもしれない。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121019/lcl12101918290002-n1.htm


Youtube 動画再生 青山繁晴




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