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軸足なき国家観 [政治、経済]

 
 衆院憲法審査会、「9条」めぐり各党が見解表明
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120531/plc12053111140010-n1.htm

 政権与党・民主「党としてまとまった意見はない」
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120524/plc12052423500022-n1.htm

 戦後民主主義教育の落とし子たちの寄せ集め集団、民主党は、国旗国歌に反対し、国家への確たる軸足を持たない。

 党綱領も持たず、「9条」に関し、「党としてまとまった意見はない」とする民主党では、国家主権、特に領土を守り抜くことは不可能だ。

 屋山太郎 「天下り根絶」叫び圧勝した民主党政治の失敗
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120906/plc12090603070004-n1.htm

 3党合意の再構築も 安倍氏、大阪維新を念頭
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120909/stt12090913340005-n1.htm


 ジャーナリスト・東谷暁 自民総裁選びに違和感
 
民主党政権の最大の欠陥は、たんに政権に入りたい烏合(うごう)の衆だったということを忘れてはならない。彼らはまったく異なる思想やイデオロギーを持ちながら、「政権交代」「改革」を唱えて、自らが政権の甘い汁を吸うことを望んでいた。  そんな集団に、この危機的状態にある日本の舵(かじ)取りができるわけもなく、外交、経済、復興、原発事故において、みじめな失敗を繰り返した。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120912/stt12091203160003-n1.htm

 まさに寄り合い所帯、党綱領を持てる筈もなく、国の明日より、政権という権力の甘い汁を吸い続け、身勝手な言い分を押し通してきた。「近いうち解散」は反古同然、内閣改造までもくろみ政権の延命に汲々とする。

 ルーピーは、民心と世界の友を裏切った民主党に浴びせられた愚劣な勲章であろうか。


 「約束の日 安倍晋三試論」という本が出版された。首相時代の安倍氏は、何故かほとんどのマスコミから袋叩きにあった。特に朝日は、安倍氏から訴えられるほど攻め立てた。

 『政治評論家の三宅久之氏は、「アサヒは安倍というといたずらに叩くけど、いいところはきちんと認めるような報道は出来ないものか」とアサヒの若宮論説主幹に問い詰めた。

 若宮は、「できない」と言った。

 三宅、「何故だ」

 若宮 「社是だからだ」

 特定の政治家を叩き、貶めることが社是である新聞社とはどんな存在だろうか』

 9/9付 産経新聞 読書欄  「約束の日 安倍晋三試論」より抜粋


 集団的自衛権へ切り込み、戦後レジームからの脱却を提唱した安倍氏は、朝日の社是と相容れ無いのであろう。しかし報道の中立性、公正性から見て安陪叩きは明らかに偏向した報道だ。天声人語など一級の論説を持ちながら、巧妙に世論を誘導する大新聞の横暴は許されない。

 前安倍内閣が掲げた国家観は、朝日にとって、戦争ができるいつか来た道へ帰る危険をはらむという判断だ。まさにこれこそ偏向精神だ。 憲法九条を隠れ蓑に、戦争には加担しない、有事のときは、日米同盟に逃げ込む。

 しかしいつまでも都合のいい片手落ちの同盟は続かない。

 世界の紛争地帯、貧困地帯で、世界の若者が戦い、命を落としている。日本は一国平和主義、戦後民主主義などと言って、「生活第一」を決め込んでいる。

 資源小国の日本は、エネルギー、食料、レアアース等、大半を外国からの輸入に頼る。世界と連携しながらも、背負うべき義務を果たさぬ国家は生き残れるのだろうか。

 こんな日本を、世界のどこの国も「美しい国」とは思わないであろう。 敢然とテロや紛争解決に立ち向かい、犠牲をいとわない、貢献する精神こそ、今、日本は世界から問われている。

 人間の身体の中心にある”コア”を鍛えれば、60兆個の細胞は常にリフレッシュされるという。公に立つ者のコアとは、国家観であろうか。

 
 民主党議員の大半が、国旗国歌に反対で、コアが抜け落ちているため、常にぶれまくる。党綱領もなき民主党の政党としての存在理由もない者たちが、何をやろうが、何を言おうが信義も実行力もないのは当然だ。

 輿石幹事長などは、「教育の政治的中立はあり得ない」などと素っ頓狂なことを言う。党首が変われば、「近いうちに解散」も無効だとも言う。

 国のためでなく、党都合、自己都合最優先である。この国をどうするか、国の明日を切り拓く展望は二の次だ。

 確固たる国家観もなく、領土意識も希薄、外交に友愛を持ち出しニヤニヤしていれば、なめられるのは当たり前だ。

  国家という立ち位置の中心軸がずれているのからであろう。

 かって、三島由紀夫は、「戦わず、卑怯な命乞いをして生き延びる大義なき国」を糾弾した。 

 これは、いつか来た道へ帰る事では決してない。世界の友との連帯を通して、国を守るということであろうか。


 茶番の政争はもうたくさんだ。しばし地球を離れ、ボイジャー1号に託された壮大な宇宙のミッションを見てみよう。



 


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