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柳は緑 花は紅 [落語]




 柳緑 花紅

 万人が知る、蘇東坡の詩「柳は緑、花は紅、真面目」である。

 春近し、菜の花が咲き、沈丁花が、生暖かい夜の帳の中から春の芳香を放つ。

 桜のつぼみがかすかに膨らみ、桜前線が日本を駆け巡る。”陽はまた昇る”、復興と希望の春であってほしい。

 
 さらば立川談志、心の友よ いつかまた、どこかで会えるんだろう 石原慎太郎

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/120110/trd12011018070007-n1.htm

 
 談志が演じる新作落語の中でも、私は、「平家物語/源平盛衰記」を好んで聴いた。談志が演じる「平家物語」には、演歌から、セントルイスブルースまで登場する。マリリンモンロー、ダニーケイ、フレッドジンネマン、ローレンスオリビエ、トニーカーティスに及ぶ。バージョンによる、このアドリブが談志の独壇場であった。

 子供のころは、目蒲線 鵜ノ木あたりに住んでいて、多摩川で泳ぎ、ハゼ、アサリ、白魚捕りで遊んだという。
 
 映画「大平原」、「風雲のベンガル」、「スポイラース」に胸躍らせた少年であった。

 18歳、二つ目時代に、銀座で、フレッドアスティアに偶然出会って、”ヘイ! アスティア!”と声をかけ、サインをもらったと聞く。

 時代の反逆児などと言われるが、「よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現実は事実だ」 とも言う。

 パソコンに、ら抜き言葉を打ち込むと、警告が出る。

 「ご飯が食べれる」は、お米を作る人々の汗と苦闘のおかげに感謝する意味合いを持つという。

 自分の命が、太陽と自然の恵みや、お米を作る人々の多くの”おかげ”で支えられていることを忘れないでほしい。

 「られる」は、古来より、稲作文化を支えてきた先人たちの言葉の息遣いであろうか。

 「れる」はまさに非礼と不遜の身勝手な手抜き言葉に過ぎない。

 時代を風靡し、才ほとばしる人生を駆け抜けた談志。 「いつかまた、どこかで会えるんだろう」、感慨深い。

 裕次郎、ひばりが逝き、談志も逝った。飽食の時代、一つの時代の幕引きかもしれない。


 おまけ

 


 iPad 第三世代の新機種に、CPU過熱問題発生だという。私は高速ゲームをやらないので問題ないとみる。

 ミニノートに装備されているATOMは、省エネで過熱もなく、なかなか賢いCPUだ。ゲームをやらなければこれで十分だ。


Youtube  動画再生

 

 

 


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