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国の覚悟 [政治、経済]

 論説副委員長・高畑昭男 日本のサッチャーはまだか

 
内政では「自立・自助」の精神を掲げて社会保障、教育、国防、財政を改革し、炭鉱労組などと敢然と戦って、「英国病」を克服した。
 
引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120327/plc12032703210003-n1.htm

 「大英帝国の旗の下、祖国に救援を求める国民が一人でもいる限り、我が国政府は見捨てることは絶対にない」

 かって、フォークランド紛争の際、サッチャー首相が発した名言である。

 民主党政権の、北の拉致問題解決に向けた腰の引けた対応とは国としての覚悟が違う。

 
 とまれ、財政再建の要は、経済成長とデフレ脱却であろう。野田政権の言うまず増税ありきではない筈だ。

 民主修正案、迷走の消費増税法案には、経済成長率は「努力目標」にするという。明日を切り開く経済成長への取り組みは置き去りだ。民主党にはこの見えぬ大きな将来展望に取り組む力量も実力もない。

 あるというなら、増税の前に、経済成長率及びGDP拡大の促進政策を徹底論議し、実行すべきだ。

 経済が成長しなければ、増税効果は帳消しである。紛れもない過去の歴史の証明であろう。


 財政状況は待ったなし、というのは、まやかしだ。みんなの党、江田憲司氏は、国のバランスシートはあと5年くらいの余裕はあるという。その間にデフレ脱却に取り組み、財政健全化に向けたあらゆる努力をすべきではなかろうか、と言う。

 いつの間にか政治主導を取り下げ、財務省主導に舵を切った野田政権。財務省の操り人形のような猿芝居はもうやめにしよう。自民、西田昌司氏によれば、安住大臣は、マクロ経済が全く分かっていないともいう。

 サッチャー氏が、財政債権を克服したのは、「自立、自助」の精神であった。民主党のバラマキ政策と増税路線では、今そこにある財政危機を克服することは難しい。


おまけ


 前記事があります。よろしければどうぞ
 台湾、日本統治時代の教育


 Youtube 動画再生  西田昌司氏、安住大臣を糺す



 佐藤正久氏 田中防衛大臣を糺す 職責不履行、鳥肌立つ杜撰な支離滅裂対応。まさに国の覚悟が問われる。野田総理は、その任命責任より以前に、リーダーとして、国家より政権、党の延命を図るぶざまな品性があらわになった。






参考図書


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