原発事故、杜撰対応

　重大疑惑　犯人は誰だ　官邸「原発対策本部」議事録がない！　
　

民主党政権のデタラメが改めて俎上に上っている。「原子力災害対策本部」の議事録の問題だ。昨年５月に枝野官房長官（当時）が「議事録を取る場がほとんどなかった」と明かしていたが、“ほとんど”ではなく“まったく”作成されていなかったのである。

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　http://gendai.net/articles/view/syakai/134750

　原発事故の議事録ほとんどなし　枝野長官「多分、記憶に基づく証言求められる」
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　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110511/plc11051120460023-n1.htm

　原発事故調査委　権限なければ解明できず
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　　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110525/plc11052503090004-n1.htm

　みんな・江田幹事長、事故調査委「お手盛りの調査結果を国民は信用しない」
　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110524/stt11052418270009-n1.htm

　米国を唖然とさせた菅政権

大津波襲来による電源喪失から１週間が経過したその日、日本という大きな国家がなし得ることが、ヘリ１機による放水に過ぎなかったことに、米政府は絶望的な気分さえ味わった。

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110826/plc11082601120001-n1.htm


　「俺は原子力に強いんだ」、と言ったとか、言わないないとか、菅直人は、原発事故を、「天災を人災に変えた首相」と酷評された史上最低の首相であったと言う。


マイナス１００点と酷評も　原発事故対応は犯罪に近い
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　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110826/stt11082608070002-n1.htm


　「菅首相との４４５日間」　歪んだ政治手法と嘘の数々　「不毛な空騒ぎ」の日々
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　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110826/plc11082620530037-n1.htm


　東京工業大学名誉教授・芳賀綏　河合榮治郎に学ぶ真の自由主義

日本人が復旧・復興の底力を示す一方で、政治の劣化と思想の混迷は甚だしい。教養に欠け国家の柱石となる自覚もない政治家の迷走は寒心すべきだ。大喝してほしい先覚者の一人が近現代史上の大思想家、河合榮治郎である。

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120120/stt12012003110000-n1.htm


　新渡戸稲造を師と仰ぐ、河合栄次郎氏は、「同胞愛」、「人格主義」、「自由主義」思想を体系化し、「学生に与う」は、戦前の大ベストセラーであったと言う。

　遠い日に、心を振るわせて読んだ一冊である。


　「国民、安全保障をなめるな！」　田中防衛相訪沖に、自民・石破氏
　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120122/stt12012220000006-n1.htm


　東京工業大学名誉教授・芳賀綏氏は、「政治の劣化と思想の混迷は甚だしい」と言う。

　マニフェスト違反で、ルーピー、詐欺政権と言われ続け、未だ政権の座にしがみつく民主党野田政権。

　原子力災害対策本部」の議事録もないことにより、この政権の杜撰さが天下にさらされた。この対応ひとつ見ても、まさに天災が人災となった証しであろうか。

　穿ってみれば、あまりの杜撰対応を隠ぺいするため、議事録を破棄したのかもしれない。この政権の陰惨な体質から見るとあり得ないことではないかもしれない。

　内閣改造で、新防衛相は相変わらず素人だと聞く。石破氏が言う、「国民をなめるな」は当然であろう。

　せめて野田内閣に政治的良心があれば、この2年の国益の侵害と国際信用の失墜を詫び、潔く、国民の信を問うのが筋ではなかろうか。



参考図書

検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか
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