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羊頭狗肉 [政治、経済]

 弁護士、衆議院議員・稲田朋美 増税の前にやるべきことがある
 
そもそも、政治家には、国家のために働くことに生きがいと誇りを感じる人がなるべきで、収入が少ないからなりたくないなどと言う人になってもらう必要はない。

 
社会保障制度は国の根幹を成すもので、そこには自民も民主もない。正しい制度を構築できなければ、道義大国は実現しない。しかし、これらの大改革を断行するには強い政府でなければならない。破綻した公約の上に築かれた砂上の楼閣政権には、大なたなど振るえるわけがない。公約撤回-謝罪から始めるほかないのである。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120119/plc12011903270004-n1.htm


 遠い日、中国の「文化大革命」が掲げたスローガンがあった。

 羊頭狗肉

 店頭に羊の頭をつるし、犬の肉を売る、看板に偽りあり、を糺したものであった。

 当時、劉少奇、鄧小平たちは、毛沢東により「修正主義者、資本主義の走狗」として糾弾されていた。

 劉少奇は囚われ、獄死したが、鄧小平は、不死鳥のごとく甦った。「もう貧乏はやめにしよう」、彼の不屈の信念が、一国二制度と言うパラドックスを超えて、今日の中国の繁栄の源流になった。

 半世紀たった今、民主党政権が掲げたスローガン(マニフェスト)は、詐欺まがい、嘘まみれの”羊頭狗肉”の茶番劇であった。

 さらに悪いことに、国民との約束を反故にし、謝罪もせず政権に居座り、マニフェストにもない消費増税を打ち出した。

 「この財政状況を放置すれば、日本は大変なことになる」と安住大臣は言う。ならば、政権担当能力もない、自らを含め、民主党政権が居座ることの方が大変なことだとは気づかないのだろうか。

 軽佻浮薄、挙動不審な安住大臣の了見は、 財務副大臣、医師 桜井充氏が、菅直人を、「人としてどうか」と言った揺るぎなき見識とは比べるべくもない。 

 民主党の輩たちの半数は、国を背負わず、国旗国歌反対を唱え、国に弓を弾く者たちだと聞く。政治主導ともおさらば、野田内閣は、まさに「財務省の走狗」に成り下がったのだろうか。

 「知る者は言わず、言う者は知らず」  老子

 老子のこの「知る」の深い意味を理解するのは容易ではない。古今東西の識者の言葉への深い洞察力が要求される。

 ニーチェ 「没落」や、アルチュール・ランボー 「地獄の季節」等は、自己の内なる心の叫びを聴く、識る、理解する、事なのだ。

 政治を知らず、勉強不足、朝令暮改の輩たちの素人亡国集団が、国を背負う覚悟もなく、いつまで政権にしがみつくのだろうか。

 不見識、礼儀知らずの輩たちが、地獄へ落ち、没落するのは自業自得だが、その身勝手さで国民を巻き添えにするのは許されない。


 Youtube 動画再生 青山繁晴 野田内閣改造の狙い




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