神秘の数、1089 [数学]
”1089”は、神秘の数だという。何故か、解はあるのか。
マジッシャンが数あての予言として、1089と書いたトランプを誰にも見えないように伏せておく。
観客の一人にトランプを渡し、三つの異なる数字からなる3ケタの数字を書いてもらう。
もう一人の観客に、その数字を逆に並べた数を書き、大きいほうから小さいほうの数字を引き算してもらう。
引き算で出た数字に、その数字を逆に並べた数を足し算してもらう。
そこで最初にマジッシャンが書いたトランプをひっくり返すと、1089と書いてあった。
種明かしは、
観客の最初の数が、389とします。
983-389=594
594+495=1089 となります。
この手順を踏んで計算をすれば、3ケタの数字がどう変わっても、答えは必ず”1089”になります。不思議ですね。
Wikipediaによれば、
「 回文数でない3桁の数に対し以下の操作を行うと、1089 が答えになる。
1. 選んだ数と、その逆順の数の差を求める。
2. 1.で求めた差とその逆順の数(99 の時には 099 の逆順である 990)の和を求める。」
2008,6,18日に以下の記事を投稿した。
「数学嫌いな人のための数学」 小室 直樹 著
『数学には、「解のない問題」、「解があっても解けない方程式」、つまり答えのない問題も有る、という。
古代ギリシャに、三大難問があった。
角を三等分せよ
円と等面積の正方形を作れ
形が同じで体積を二倍にせよ
これらの問題が、不可能と証明されたのは十九世紀に入ってからだという。
小室氏は言う。
『いかに解くべきか?」 ここに問題がある。この考えこそが、そもそもの大間違いだ。
問題には解(答え)のない問題もある。このことをギリシャの三大難問は教えてくれる。
ここが肝要。 政治家にとっても、起業家にとっても、このことを覚る(さとる)ことが一番大切なのである」
数学の効用は、まさにここにある。今の学校教育では、解(根)のない方程式があることなんて本気になって教えてくれない』
インド、ヒンドゥー教の神、阿修羅は、あまりにも正義を主張しすぎて、他の神々より天界から追放されてしまったという。実社会では、答えは一つではない。真実は一つだが、正義は多様である。
一つの答えを選択するのは容易ではない。他者を傷つけず、自己も共同体も、ともに生きながらえる答えを見つけねばならない。
やわで身勝手な若者が育つ。思い通り行かない世間をねたみ暴発する。真因は何か。対策は? この問いに答えは有るのか。
騒然たる世相である。 つらい選択に耐える得る精神を養うのは、学問より、幼少期に受ける親たちの、子供たちの将来を見据えた公正なスキンシップなのかも知れない。』
今は、その大人たち、為政者たちの資質が問題なのだ。
とまれ、TPP参加問題が国論を二分しているという。
野田総理は孤独な選択をせねばならない。理を突き抜けて、大局を見据えた意思決定を迫られる。
アメリカが隠し持つTPPのからくりは、”1089”の魔法の数字のように、アメリカだけに見える。参加手順に組み込まれれば”1089”から逃れることはできない。開国の自由貿易に組み込まれたアメリカの狙いを外す交渉をする力量は、今の民主党にはない。
TPPに参加し、「国を開かないでどうする」、ではなく、黙々と汗を流す多くの弱者、国民がいることを忘れてはならない。
野田総理は、TPP参加の意向を表明するようだが、理念なき弱体政権には、世界の強豪達と丁々発止、対等に渡り合い交渉を進める人材はいない。
TPP参加が問題なのではなく、弱体反日民主党政権のもとでの参加が問題なのだ。力量無き不見識政権での開国は、要求事項に対し、国益を見据えることなく、何等決断できずに迷走の序曲になるかもしれない。
TPP交渉は、自衛官の倅などと言いながら、首相になれば、ころりと豹変する信念なき首相以下、不勉強、見識無き輩たちに任せるわけにはいかない。
先の米韓FTA問題は、今、韓国国会で大混乱だ。日本でも競争力なき弱小分野の体質強化策抜きの強行参加は、弱体反日政権、民主党では、開国どころか、強者の論理に呑み込まれるのが落ちであろうか。
Youtube 動画再生 青山繁晴 TPP、外交、日本国憲法問題を糺す。
参考図書
ドビッシー 亜麻色の髪の乙女
マジッシャンが数あての予言として、1089と書いたトランプを誰にも見えないように伏せておく。
観客の一人にトランプを渡し、三つの異なる数字からなる3ケタの数字を書いてもらう。
もう一人の観客に、その数字を逆に並べた数を書き、大きいほうから小さいほうの数字を引き算してもらう。
引き算で出た数字に、その数字を逆に並べた数を足し算してもらう。
そこで最初にマジッシャンが書いたトランプをひっくり返すと、1089と書いてあった。
種明かしは、
観客の最初の数が、389とします。
983-389=594
594+495=1089 となります。
この手順を踏んで計算をすれば、3ケタの数字がどう変わっても、答えは必ず”1089”になります。不思議ですね。
Wikipediaによれば、
「 回文数でない3桁の数に対し以下の操作を行うと、1089 が答えになる。
1. 選んだ数と、その逆順の数の差を求める。
2. 1.で求めた差とその逆順の数(99 の時には 099 の逆順である 990)の和を求める。」
2008,6,18日に以下の記事を投稿した。
「数学嫌いな人のための数学」 小室 直樹 著
『数学には、「解のない問題」、「解があっても解けない方程式」、つまり答えのない問題も有る、という。
古代ギリシャに、三大難問があった。
角を三等分せよ
円と等面積の正方形を作れ
形が同じで体積を二倍にせよ
これらの問題が、不可能と証明されたのは十九世紀に入ってからだという。
小室氏は言う。
『いかに解くべきか?」 ここに問題がある。この考えこそが、そもそもの大間違いだ。
問題には解(答え)のない問題もある。このことをギリシャの三大難問は教えてくれる。
ここが肝要。 政治家にとっても、起業家にとっても、このことを覚る(さとる)ことが一番大切なのである」
数学の効用は、まさにここにある。今の学校教育では、解(根)のない方程式があることなんて本気になって教えてくれない』
インド、ヒンドゥー教の神、阿修羅は、あまりにも正義を主張しすぎて、他の神々より天界から追放されてしまったという。実社会では、答えは一つではない。真実は一つだが、正義は多様である。
一つの答えを選択するのは容易ではない。他者を傷つけず、自己も共同体も、ともに生きながらえる答えを見つけねばならない。
やわで身勝手な若者が育つ。思い通り行かない世間をねたみ暴発する。真因は何か。対策は? この問いに答えは有るのか。
騒然たる世相である。 つらい選択に耐える得る精神を養うのは、学問より、幼少期に受ける親たちの、子供たちの将来を見据えた公正なスキンシップなのかも知れない。』
今は、その大人たち、為政者たちの資質が問題なのだ。
とまれ、TPP参加問題が国論を二分しているという。
野田総理は孤独な選択をせねばならない。理を突き抜けて、大局を見据えた意思決定を迫られる。
アメリカが隠し持つTPPのからくりは、”1089”の魔法の数字のように、アメリカだけに見える。参加手順に組み込まれれば”1089”から逃れることはできない。開国の自由貿易に組み込まれたアメリカの狙いを外す交渉をする力量は、今の民主党にはない。
TPPに参加し、「国を開かないでどうする」、ではなく、黙々と汗を流す多くの弱者、国民がいることを忘れてはならない。
野田総理は、TPP参加の意向を表明するようだが、理念なき弱体政権には、世界の強豪達と丁々発止、対等に渡り合い交渉を進める人材はいない。
TPP参加が問題なのではなく、弱体反日民主党政権のもとでの参加が問題なのだ。力量無き不見識政権での開国は、要求事項に対し、国益を見据えることなく、何等決断できずに迷走の序曲になるかもしれない。
TPP交渉は、自衛官の倅などと言いながら、首相になれば、ころりと豹変する信念なき首相以下、不勉強、見識無き輩たちに任せるわけにはいかない。
先の米韓FTA問題は、今、韓国国会で大混乱だ。日本でも競争力なき弱小分野の体質強化策抜きの強行参加は、弱体反日政権、民主党では、開国どころか、強者の論理に呑み込まれるのが落ちであろうか。
Youtube 動画再生 青山繁晴 TPP、外交、日本国憲法問題を糺す。
参考図書
数学嫌いな人のための数学―数学原論 | |
小室 直樹 東洋経済新報社 2001-10 売り上げランキング : 61768 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ドビッシー 亜麻色の髪の乙女
亜麻色の髪の乙女~月の光/ドビュッシー:ピアノ名曲集 | |
ワイセンベルク(アレクシス) ユニバーサル ミュージック クラシック 2007-09-05 売り上げランキング : 11809 Amazonで詳しく見る by G-Tools |