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グーグル、限りなき挑戦 [ビジネス]


 
【9月27日 AFP】米グーグル(Google)は24日、世界を変えるアイデアを公募して優秀作に総額1000万ドル(約8400万円)の資金を提供する「プロジェクト10の100乗(Project 10-to-the-one-hundredth)」に入選した5プロジェクトを発表した。

引用記事全文
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2761710/6251853


 
【9月25日 AFP】インターネット検索大手グーグル(Google)は創立10周年を記念して、世界を変えるアイデアを公募し優秀なアイデア5つに総額1000万ドル(約10億円)の資金を提供する「プロジェクト10の100乗」を始めた。

引用記事全文
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2520973/3372165


 グーグルは、今年9月、創立10年で、株式時価総額、約1572億ドル(約16兆円)を超える世界企業に成長した。

 ちなみにアップルは、1588億ドル、マイクロソフトは2548億ドル。

 創立10周年の記念事業として、世界を変えるアイデアの公募は、グーグルの限りなき挑戦である。


 ドラッカーの経営哲学は偉大であるが、「グーグルのすごい理念」にも驚嘆する。


 グーグルが、世界、宇宙の10x100乗相当のの厳正中立な情報を提供する、というミッションは、「グーグルが発見した10の事実」の中でも検証している。

 
『”Google の理念”  "最高" に甘んじない。 

 Google が発見した 10 の事実

 1. ユーザーに焦点を絞れば、「結果」は自然に付いてくる。

 2. 1 つのことを極めて本当にうまくやるのが一番。

 3. 遅いより速い方がいい。

 4. ウェブでも民主主義は機能する。

 5. 情報を探したくなるのは机に座っているときだけではない。

 6. 悪事を働かなくても金儲けはできる。

 7. 世の中の情報量は絶えず増え続けている。

 8. 情報のニーズはすべての国境を越える。

 9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。

 10. すばらしい、では足りない。

 1〜10の事実には、それぞれ詳細なコメントがある。世界に向けて発信する揺るぎなきコメントである。グーグルにはさらに、20%ルールというものがあるという。

 就業時間の20%は、今の仕事に関係なくとも、未来を考える時間に使わなくてはならない。時間と能力の20%は、未来への投資に向けねばならない。

 毎日でも、一週間でも、2〜3ヶ月まとめても良いが、20%は未来と向き合わねばならないのだ。

 社是の、「邪悪になるな」は情報には、人間が介在しないという厳正中立、偏向なき姿勢を貫くグーグルの理念がある。研ぎ澄まされた客観性がある。

 「世界中の情報を組織化する」と言う理念に、世間は、ネットの神か破壊者か、と恐れるが、グーグルは、従来の仕事の概念をも変えるITエンジニアの集団であると主張する。』

 
  グーグル、この会社には、仕事上の上司や命令がないと聞く。仕事は自らが未来と向き合って創造する。

 人事課がないともいう。社員を採用するのは、グループで行う。新入社員は、砂漠に不時着したことを想定して、グループ全員と24時間ともに過ごす。グループ全員が、仲間として、ともにやっていける、という判断が出なければ採用にはならないともいう。

 詳細は、以下のホームページアドレスにあります。

 http://www.google.co.jp/corporate/tenthings.html
 

 グーグルは、今から10年ほど前、スタンフォード大学の学生、ラリー・ペイジ(当時25)とサーゲイ・プリン(当時24)の二人がシリコンバレーのガレージで創業した。

 ラリーは米国人、サーゲイはロシア人だという。

 創業資金は、ベンチャー・キャピタルからの融資100万ドル。

 グーグルの社名の由来は、Wikipediaによれば、10の100乗という意味の「googol (ゴーゴル)」から付けられたという。

 グーグル検索の、「What Google means」によれば、この宇宙にはこの数字の対象となるものは一切ないが、無限に大きな数のWeb検索をミッションにしているという意味だという。

 ちなみに、実社会で使われる大きな数は、兆でも、10の12乗である。江戸時代に書かれた「塵劫記」による一番大きな数は、無量大数で、それでも10の68乗である。

 尚、グーグルにはジョークっぽい話があって、ドメイン登録の際に、googolのスペルをgoogleと間違えて登録したため、それがそのまま社名になったのだという。

 ほんまかいな、とも思うが、この会社のジョークはまだ他にもある。

 グーグルの特殊検索機能に「電卓機能」がある。 この「Google電卓」に、日本語で「人生、宇宙、すべての答」と入れると、42と出るという

 この数字には、意味はないというが、グーグル電卓には、

  "The answer to (the Ultimate Question of) life, the universe,and everything"とある。

 "42"という謎の数字の出典は、「銀河ヒッチハイク・ガイド」という英国のSF小説である。

 Google電卓で答えを出すという、この遊び心か冗談か、がグーグルの凄いところかもしれない。

 上記記事は、以前の投稿記事 「グーグルのすごい理念」、「グーグル 奇跡の成長」 より一部抜粋です。



 Youtube 動画再生 青山繁晴 船長釈放に「弱腰外交」批判、(逃げ菅、ズル菅、仙石の正体)









 参考図書
 

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