地獄の季節 [社会]
「嘗っては、若し俺の記憶が確かならば、俺の生活は宴であった。誰の心も開き、酒という酒は悉く流れ出た宴であった。」
中略....
「俺は正義に対して武装した。」
あの若き天才詩人、アルチュール・ランボオ、19歳、「地獄の季節」の書き出しである。
自己の心の奥深くに沈潜し、心の原風景を鮮やかに描いて魅せた。 ランボオの「地獄」を、ニーチェは「没落」。老子は「和光同塵」と言った。 「道、タオ」の探求である。
真実は一つ。しかし正義は多様な顔を見せる。相手にも正義があることを認めねばならない。正義の選択には正解はない。その選択には常に犠牲と不条理が付きまとう。
小沢、菅、両者ともに政治主導を唱える。民主党が公約に掲げたが、1年かけても実現できなかった。何故出来ないのか、政治家に力量がないからである。
菅氏は、かって、官僚はバカだと言った。自分の実力を棚にあげてよく言ったものだ。国家戦略室がまるで機能しないのを見れば一目瞭然であろう。
朝鮮学校無償化問題一つ見ても文科相の言いなりである。もともと菅内閣の軸足が亡国に傾斜しているためだという。
雑誌、テーミスのスクープ記事だ。
危険な勢力が政権中枢へ菅政権 驚愕!「日本解体計画」の内幕 民主党は代表選挙のことで大騒ぎだが、そもそも鳩山→菅は「国家観念なき首相」であり、「反国家」的政治である。それを裏付ける内部告発文書が本誌に続々と送られてきた。それによれば、民主党政権になって旧社会党の職員が少なくとも9人内閣の重要な仕事に送り込まれているという。それは「日本解体計画」ともいえる内容だ。
さらに「仙石由人、ゲバ棒持った権力者の野心」、とある。冗談ではない。政治を未だ」学生運動と勘違いする幼稚さに喝だ!
民主党は、この記事の信ぴょう性に釈明すべきだ。まさか本当です、とは言わないだろうが。
真実はひとつ、この国をどうしたいのかを語るべきであろう。「元気が出る薬?」、冗談にも程がある。
正義に対して武装する必要はない。国に弓を引くなかれ!である。
反国家思想を 裏の顔に持つ輩たち、国から受ける恩恵を返上し、胸に手を当てて、地獄の心象風景をのぞき見るがいい。
参考書籍
「あらゆる感覚の乱用によって真実を見る者となり、彗星のように飛び来て、翔け去った若き天才詩人。「ランボオの詩は、その組み合わされた言葉だけで例え地球が滅亡しても成立する」(村上龍・鑑賞より)
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