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礼譲を以って国を治めんか [社会]




 「世紀の大誤審」も、紳士の潔さと礼節を以って握手!

 
何よりファンを驚かせたのが、試合後、涙を浮かべて謝罪に訪れたジョイス塁審を、「完全な人間なんていない」とガララーガ投手がかばったことだ。


引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/100608/mlb1006080314000-n1.htm

この二人は、握手を交わした。両者、潔さと礼節をわきまえた一瞬であった。

 「子曰く、能く礼譲を以って国を為めんか。何かあらん。礼譲を以って国を為むる能わざれば、礼を如何せんや」 ー孔子ー
 
 国を治むるもの、礼儀と謙譲を忘れてはならない。孔子は虚礼を戒め、「礼譲」を説いた。

 民主党政権が決定的に欠くもの、それはまさにこの「礼譲」の精神である。

 普天間基地移設に見る安全保障、八つ場ダムに見る治水政策を対案もなく一方的に反故、費やされた決して戻らぬ時間と民心を踏みにじった。国家間の約束も、地元住民との約束も独善的に破った。

 これこそ相手に対する「礼儀」を欠き、「謙譲」の精神を踏みにじり、政権自らの本性をあらわした暴挙だ。

 菅新政権誕生である。真の日本の再生に力を発揮してほしい。しかしこの新政権誕生に際しても、政権交代の立役者でもある小沢氏に対し一礼もせず議場に入る、菅氏の対応は、まさに非礼ではなかったか。

 影の独裁者、ダーティーなイメージの小沢氏ではあったが、今ある民主党の最大の功績者でもある。

 「もう皆さんとお会いすることもないでしょう」と小沢氏は言った。敗軍の将かもしれない。ならば、菅氏は、土俵外に投げ飛ばされた力士に手を差し伸べる礼儀くらいはわきまえてほしい。

 とまれ、鳩山前首相は、最後に手を差し伸べることを忘れなかった。
 
鳩山由紀夫前首相は9日夜、自らを支持する民主党内のグループ「政権公約を実現する会」の議員と都内の中華料理店で会食し、「小沢一郎前幹事長がいたから政権交代できた。このことだけは忘れないでほしい。小沢氏が民主党を子供から大人に変えてくれた」と述べた。

引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100609/stt1006092109015-n1.htm

 まさに鳩山幼稚園、民主党素人集団の反省の弁なのだろうか。 

 鳩山首相の叫んだ「友愛」とは、コンクリートから人へ、とは一体何だったのか。政治とはやはり泥沼の権力闘争なのか。

 政権交代したとき、民主党は、訳も分からずに「文化大革命」だと叫んだ。文化大革命の本質を知らぬ集団が叫ぶ熱気ほど危険なことはない。八ヶ月間の破壊と暴挙は、「日教組」と手を組むこの礼を欠いた集団の本質であったのかもしれない。


 変えるべきもの、変えてはいけないもの、古きよきもの、新しきよきもの、戦後教育は、この選択の規範を教えなかった。桜井よし子氏が指摘する「鳩山像」ならぬ「民主党像」であったかもしれない。

 新生民主党、糺すべきは糺し、取り組むべき国家像を示し、新しき国づくりに取り組んでほしい。国家戦略室を創設し、この八ヶ月一体何をしてきたのだろうか。

 まず菅首相自らの国家観を糺すべきだ。以下、6/10付 産経抄である。

 「『君が代』はどういう位置を占めているのだろう」。作家の佐藤優さんが、5日付「サンケイエクスプレス」紙への寄稿のなかで、菅直人首相に対して、こんな疑問を呈している。出演者とスタッフ全員が「君が代」を斉唱するのが習わしのラジオ番組に出たとき、首相は一人だけ歌わなかったそうだ。  ▼平成11年に成立した国旗国歌法案にも、反対票を投じている。首相となった今の考えを、小欄も聞きたい。市民運動の活動家出身で、「草の根」という言葉を好む首相の、国家観を知る道しるべでもあるからだ。


引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100610/plc1006100258002-n1.htm



 糺すべきは、政治とカネだけではない。 まず教育とそれを取り巻く環境を糺さねばならない。

 民主党が手を組む「支持母体」、日教組、郵政労組、自治労等との癒着も糺さねばならない。北教組は氷山の一角に過ぎない。

 これが出来なければ、新生日本の再生はない。政権交代の意義もない。

 
 おまけ

 ハローとウエルカムの精神で世界を歩く。

 


 カナダ人男性、 ジャン・ベリボーさんは、世界中の子どもたちのため平和と非暴力をアピールするため歩き続けるという。しかし、ガンジーが追い求めたこの理想を超えて、紛争とテロリズムが世界を駆け巡る。

 新政権は、戦争と貧困をなくし、最小不幸の社会の構築を目指すという。しかし、日本は相変わらず、一国平和主義、生活第一を優先させ、世界の安全保障や、テロリズムと、どう対峙するのか明らかにしていない。

 インド洋での補給支援活動、テロの根絶に向けた対案も撤退したまま、日本の原油タンカーのシーレーン防衛を他国に任せ平然としている。

 菅新政権、絵空事はやめ、出来ない約束はしないことだ。鳩山政権で失った、国民と世界の友の信頼を取り戻すのは容易ではない。
     

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