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怒りのたねはあれど [社会]

 「怒りのたねはあれど」

 曽野綾子氏が、オピニオンとして産経新聞に寄せた記事のタイトルである。一部を引用する。
 
政治は仲良しクラブではないのだから、主義主張がある以上「皆さん、お誘い合わせで」の友愛は筋が通らない。こんな簡単なルールも民主党は守っていない。  どさくさ紛れのように、野党の古手の入閣を決めたことである。私は、党によっては、その思想が歴史的にもどうしても許せないと思っているのがあるのだから、ごちゃまぜにされると何のための選挙かと思う。  投票数においてほんの2%くらいしか取っていない政党からさえ一人入閣する。


 曽野氏が言う「歴史的に許せない」、ここが民主党のきな臭いところである。注視すべきところである。


 民主党はもはや、野党ではない。政権をあずかる「政権与党」である。麻生前総理からも「国を誤らないで頂きたい」と言われたように、野党から与党への切り替えができず、野党時代に反対してきた事項の先にあるものが読めないようでは、これから先、心もとない。

 国民の信を得たわけでもない、得票数2%の党をはしゃがせている民主党は情けない。

 この上、インド洋のテロとの戦いから降りて、世界の友との連帯からも降りようとしている。教育改革も憲法論議も棚上げである。国旗、国歌に反対し、この国はどこへ行こうとしているのだろうか。

 野党時代の反対の構図では済まされない。その先の国の道筋、国のかたちを示して欲しい。世界や環境との共存共栄のあるべき姿を示して欲しい。

小沢幹事長が、いみじくも言った、あのキャッチコピー「新しさとは常に変化することである」を踏まえ、脱官僚政治のスローガンに向け、ゆるぎなき王道を歩んでもらいたい。


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コメント 7

斗夢

曽根綾子氏は、読売新聞に寄せてもらいたかったですね。
by 斗夢 (2009-09-16 16:21) 

SilverMac

ごった煮のような政権、注視すべきでしょうね。
by SilverMac (2009-09-16 17:44) 

nyankome

私はロン・カーターの「プレイズ・バッハ」を持っています。
久しぶりに聴きたくなりました。
by nyankome (2009-09-16 21:22) 

せつこ

経済界も推してますから、じっくりみましょう。
by せつこ (2009-09-17 05:42) 

やまがたん

民主党、これから注目です
訪問ありがとうございました^^
( ゚∀゚)o彡°広告もランキンクも゙☆ポチッとオウエン☆
by やまがたん (2009-09-17 06:37) 

駅員3

鳩山さんが、国際政治のなかで、どのように主張され、どのように日本に課せられた義務をはたしていくのか、期待より不安で一杯です。
by 駅員3 (2009-09-17 21:18) 

pandan

新しい内閣始まりましたね。
by pandan (2009-09-18 07:03) 

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