食品偽装の裏側 [食の安全]
健康と食の安全を考える2冊の本がある。
「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」
安部司著
1951年福岡県生まれ。山口大学文理学部化学科卒。食料、添加物商社勤務後、現在は自然海塩「最進の塩」研究技術部長。有機農業JAS判定員。水質第1種公害防止管理者。
「スーパーの裏側―安全でおいしい食品を選ぶために」
河岸宏和著
1958年、北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓までの品質管理を実践中。これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハム・ソーセージ工場、ギョウザ・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け惣菜工場、卵加工品工場、配送流通センター、スーパーマーケット厨房衛生管理など多数。
東洋経済新報社の食品偽装の裏側を取材した暴露本シリーズ。内容はにわかには信じられない。どこまでが真実で、この本も偽装ではないかと首をかしげたくなる程衝撃的である。
法には違反しない、法すれすれの恐るべき実態である。
まず添加物…
『廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。漬物、干物、ラーメンやハム・ソーセージ、明太子など』
最後に、加工食品のウソ・ごまかしを見抜く「安部式」添加物分類表がついています。
スーパーの裏側…
『食品業界を知り尽くした男の告白。「製造日、賞味期限」は、「作った日」ではなく「ラベルを貼った日」?とんかつはカツ丼、マグロのサクは刺身で復活?卵は毎日産まれるのに、なぜ特売日に10倍並ぶ?法律に触れない「日付偽装」「再加工」「使い回し」の実態』
最後に、いいスーパー、ダメなスーパーの「河岸式」見分け方がついています。
我々は賢い消費者にならねばならない。食品の鮮度を保つためには、ある程度、酸化防止剤や添加剤が必要なのかもしれない。
食の安全が、偽装の上でしか成立しないほど日本社会は軟弱ではない。
青森県の無農薬リンゴ栽培農家、木村秋則さんのような立派な方もいらっしゃる。有機無農薬いちご、有機無農薬合鴨農法で、自然農法と格闘する多くの立派な農業経営者の方々がいらっしゃる。
偽装に手を染める輩たちは、こういう立派な方々を前にして、常に満たされず、虚しい想いをする筈である。
飽食への志向が、食品偽装の土壌であるのかもしれない。ならば、飽食へ走るのではなく、粗食のすすめである。粗食とは貧しい食生活では決してない。季節を見つめ常に自分たちの土地でとれた旬のものを採り入れる地産地消の豊かなる食生活のすすめである。
まずは、心の健康を取り戻さねばならない。
参考図書
「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」
安部司著
1951年福岡県生まれ。山口大学文理学部化学科卒。食料、添加物商社勤務後、現在は自然海塩「最進の塩」研究技術部長。有機農業JAS判定員。水質第1種公害防止管理者。
「スーパーの裏側―安全でおいしい食品を選ぶために」
河岸宏和著
1958年、北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓までの品質管理を実践中。これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハム・ソーセージ工場、ギョウザ・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け惣菜工場、卵加工品工場、配送流通センター、スーパーマーケット厨房衛生管理など多数。
東洋経済新報社の食品偽装の裏側を取材した暴露本シリーズ。内容はにわかには信じられない。どこまでが真実で、この本も偽装ではないかと首をかしげたくなる程衝撃的である。
法には違反しない、法すれすれの恐るべき実態である。
まず添加物…
『廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。漬物、干物、ラーメンやハム・ソーセージ、明太子など』
最後に、加工食品のウソ・ごまかしを見抜く「安部式」添加物分類表がついています。
スーパーの裏側…
『食品業界を知り尽くした男の告白。「製造日、賞味期限」は、「作った日」ではなく「ラベルを貼った日」?とんかつはカツ丼、マグロのサクは刺身で復活?卵は毎日産まれるのに、なぜ特売日に10倍並ぶ?法律に触れない「日付偽装」「再加工」「使い回し」の実態』
最後に、いいスーパー、ダメなスーパーの「河岸式」見分け方がついています。
我々は賢い消費者にならねばならない。食品の鮮度を保つためには、ある程度、酸化防止剤や添加剤が必要なのかもしれない。
食の安全が、偽装の上でしか成立しないほど日本社会は軟弱ではない。
青森県の無農薬リンゴ栽培農家、木村秋則さんのような立派な方もいらっしゃる。有機無農薬いちご、有機無農薬合鴨農法で、自然農法と格闘する多くの立派な農業経営者の方々がいらっしゃる。
偽装に手を染める輩たちは、こういう立派な方々を前にして、常に満たされず、虚しい想いをする筈である。
飽食への志向が、食品偽装の土壌であるのかもしれない。ならば、飽食へ走るのではなく、粗食のすすめである。粗食とは貧しい食生活では決してない。季節を見つめ常に自分たちの土地でとれた旬のものを採り入れる地産地消の豊かなる食生活のすすめである。
まずは、心の健康を取り戻さねばならない。
参考図書
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 | |
石川 拓治 おすすめ平均 何なの? 元気になれる宝物の一冊 こんな風に生きれたら 自然というシステムって素敵ですね あきらめない心。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
なぜ「粗食」が体にいいのか―「食生活」ここだけは変えなさい! (知的生きかた文庫) | |
帯津 良一 おすすめ平均 お米万歳! そうか、今の粗食は実は長生きのための理想食なのですね。 たくさんの食養法の中で考えた人の一人 薀蓄満載のオススメ本 シンプルに Amazonで詳しく見る by G-Tools |
地産地消が一番信用できますね。100%ではないでしょうが。
by SilverMac (2009-04-27 08:40)
最近は粗食党です。 今日もアグリン村で
地産の野菜を買ってきます。
by 侘び助 (2009-04-27 09:38)
調理されたものは不安です。
材料を買うようにしています。
by yakko (2009-04-27 09:56)
食品偽装、、、、
もちろん偽装をする業者は言語道断である。
しかしながら、我々消費者も考えなくてはいけない事は沢山ある気がします。
虫食いの野菜は売れない(買わない)、、、むしろ、虫が付いてない野菜の方が怖いのに、
安全安心の名の下に、主張ばかりしても
始らない。
まずは、自分の目で見て、判断し安全安心を掴みたい。
もはや、安全や安心は与えられるものでは無いのですから、、、
長々すみません。
by kelly (2009-04-27 12:56)
日本では古くは、水俣病や、カネミ油醤、森永砒素ミルクなど、食の安全が問われてきたのに、その経験が何故活かされないのでしょうか?
いつの時代になっても、自分本位の考え方に陥ってしまう人がいるからなんでしょうね
今はよくても、10年、20年…いや、100年、200年先が心配です。
by 駅員3 (2009-04-27 18:53)
こんばんは^^
疑いながら消費しています。
一般的には材料を買いますが・・・
パンは?牛乳は?目に見えない製造過程のある物って
毎日の食生活にかなりの部分を占めていますよね~
避けて通れないのですもの~ わたくしはもういいのです。
問題は子供たち、若者たち・・・元気でこれからの日本を担って欲しい。
by mimimomo (2009-04-27 19:38)
以前の会社も似たようなもんでした;;;
だから怖くて食べれなかったんですが;;;;
by janvierm (2009-04-27 21:25)
これって読んだら、もうスーパーで買い物できなくなっちゃう感じですね、 お惣菜で鳥のから揚げなんかは、賞味期限ぎりぎりの肉を 揚げて売っている・・・そんな回し方してるのかなって
疑心暗鬼になります(^_^;)
by aya (2009-04-27 22:20)
これはたいへん興味をもったので、書籍の手配をしたところです♪
ホント、考えさせられるのと同時に、知らないことは恐ろしいと痛切に感じた次第です。
by きゅんぱち (2009-04-29 00:23)
子供の頃に食べた駄菓子屋のあやしい菓子の方がましだったりして・・・
by toto (2009-04-29 18:03)