自己責任の気概を！ [社会]
塩川正十郎（塩じい）氏が、産経志塾で「自分の人生を自己
責任で切り開く気概を持ってほしい」と講演した。
同じく、上坂冬子氏も、「自分はこれをやりたいという”虫”を
身体の中に一匹抱えていない様な人間は、大人になっても
ろくな人間にならない。
たとえ小さな志であっても、いつかやりたいと思うことのため
に準備し、積み重ねておくことが大切だ」と激励。
世はまさに、人任せ、人のせい、とする風潮である。
塩川氏は、「自国のタンカーを海上自衛隊で守れない日本の
現状を指摘し、集団的自衛権について若者もしっかり考えて」
と問題提起をする。（産経新聞引用）
雑誌「現代」が、今は私人となった、田母神俊夫氏の「米軍
撤退、核武装宣言」を載せ、完売したという。
それでも、マスコミは、多分、天下の暴論、危険思想とかみ
つくであろう。
問題は、憲法19条で保障された「思想、信条の自由」が、
公人、私人、立場により制限されることである。
「自衛隊とは、シビリアンコントロールに基づいて、国民に
仕えることを誇りとする組織である」という。
公人としての田母神氏の更迭は、この原点からのからの
逸脱にあったのであろうか。
自衛隊が世界有数の組織と装備を持ちながら、 日本は
領土問題、拉致問題で、ソ連、中国、南北朝鮮になめられ
っぱなしである。
なめられないで済む方策があれば提起すればよい。
日本が真の自主独立と自衛を堅持するためには、保有は
するが行使は出来ないという、集団的自衛権は、避けては
通れない論点なのだ。
世界の若者たちが、紛争やテロとの戦いで命を落として
いる現実は、自分たちとは無関係ではありえない。
米国のサブプライムローンの破たんがきっかけで、世界の
金融恐慌は、日本経済をも直撃する。
紛争も、経済も複雑に絡み合う。
世界が連携していることを忘れてはならない。対岸の火事
では済まないのだ。
国をあげて、連帯を、貢献を背負うにはどうすべきなのか、
もはや戦後民主主義、一国平和主義などと、惰眠を貪る時代
ではない。
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タグ：自己責任の気概
「人任せ、人のせい」
この逃げ思想こそ、悪魔に漬け込まれる弱い部分ですね。
全ての責任を背負えるパワーを持てる程、大きくはないですが、自分に起こりうる出来事の責任くらいは持てるようでいたいものです。
by ゆき (2008-12-13 11:45)
現代社会において核兵器より効果があるのは、実はサイバーテロだったりするかもしれません。
国家プロジェクトで、ハッカーを育成し、敵対国のコンピュータネットワークとシステムを破壊する・・・・・。
核武装が出来ない国ですから、そんな戦略はあってもいいのかと私見ですが考えていたりします。
by STEALTH (2008-12-13 20:46)
これから日本はどうなっていくのでしょう・・・不安です。
by yakko (2008-12-13 20:58)
教育に、「生きる力」と「人を思いやる優しい心」を求めたい。
by やっぴー (2008-12-13 23:49)
親がだめな日本は、やがてだめな国になるでしょうね・・・。
by Baldhead1010 (2008-12-14 07:42)
こんな日本にした歴代首相の責任は重大、正しい方向に火事を取り直せる政治家の出現が待たれます。戦後60年有余の教育の弊害をなくするのは、何十年かかるのでしょうね。
by SilverMac (2008-12-14 10:53)