金融恐慌、ヘッジファンド、ジョージ・ソロス [政治、経済]
一体、ジョージ・ソロスとは何者なのか。
ハンガリー生まれ、ユダヤ系アメリカ人の株式投資家、慈善
家、哲学者、政治運動家と様々な顔を持つ投機家。
ソロス・ファンド・マネージメントの総師、ヘッジファンドの雄、
ジョージ・ソロス氏は、かって、ロシアのエリツィン大統領が窮地
にあった時、一億ドル（約百億円）を個人として寄付したという。
ソロス・ファンド・マネージメントはなく、個人として国家に一億ドル
も寄付するとは、どういう魂胆なのか。慈善事業の一環なのか。
2006年の会社からの彼のボーナスは、約8億4000万ドル（日本
円にして約949億円）だった。
米ヘッジファンド業界誌アルファマガジンが「2007年 最も稼い
だヘッジファンド・マネージャー」を発表した。ソロス氏は２位である。
「１.ジョン・ポールソン 37億米ドル（約3600億円）
2．ジョージ・ソロス 29億米ドル（約2800億円）
3．ジェームズ・シモンズ 28億米ドル（約2720億円）
4．フィリップ・ファルコン 17億米ドル（約1650億円）
5．ケネス・グリフィン 15億米ドル（約1450億円）
6．スティーブン・コーエン 9億米ドル（約875億円）
7．ティモシー・バラケット 7．5億米ドル（約730億円）
8．ステファン・マンダル 7．1億米ドル（約690億円）
9．ジョン・グリフィン 6．25億米ドル（約607億円）
10．Ｏ．アンドレア・ハルヴォルセン 5．2億米ドル（約510億円）」
（サーチナ ニュース より引用）
トヨタが、今期営業利益を、一兆円を下回る７３．６％減の
６千億円に大幅な下方修正をしたのと裏腹に、上記４人の
年収の合計は軽く一兆円を超える。
世界中の投機家が、こうしたファンドに群がり、莫大な利益を
上げた果ての今回の金融破綻である。
途方もなく膨張した信用とバーチャル資金が、リーマンやＡＩＧ
の破綻により真面目に汗を流し、モノを作る企業を直撃し、実体
経済を危機的状況に追い込む。
最終的なツケは、不条理なるも、常に我々弱者にまわる。
「外電によれば、米国政府の13日公聴会で、ソロス氏は、
「ヘッジファンドは金融市場バブルの一因であった」と証言し、
「深刻な景気後退は避けられず、恐慌の可能性も排除できない」
との見方を示し、ヘッジファンドが金融危機につながったことを
一部認めた」
破綻の連鎖は、世界を巻き込む。
アイスランド、パキスタン等は、金融危機のあおりを受け、
国家崩壊の危機にまで追い込まれているという。
特にパキスタンは、国際テロ組織や、核の所有などで、常に
きな臭い状況の国である。国家の混乱は、核などがテロ組織
に渡る可能性も否定できないという。
１００年に一度の危機ならば、１００年に一度の叡智を結集し、
この危機を乗り切ってもらいたい。
麻生内閣、日本がリーダーシップをとる絶好のチャンスだという、
しっかり乗り切って頂きたい。
参考図書
何故かジャズ されどジャズ
ハンガリー生まれ、ユダヤ系アメリカ人の株式投資家、慈善
家、哲学者、政治運動家と様々な顔を持つ投機家。
ソロス・ファンド・マネージメントの総師、ヘッジファンドの雄、
ジョージ・ソロス氏は、かって、ロシアのエリツィン大統領が窮地
にあった時、一億ドル（約百億円）を個人として寄付したという。
ソロス・ファンド・マネージメントはなく、個人として国家に一億ドル
も寄付するとは、どういう魂胆なのか。慈善事業の一環なのか。
2006年の会社からの彼のボーナスは、約8億4000万ドル（日本
円にして約949億円）だった。
米ヘッジファンド業界誌アルファマガジンが「2007年 最も稼い
だヘッジファンド・マネージャー」を発表した。ソロス氏は２位である。
「１.ジョン・ポールソン 37億米ドル（約3600億円）
2．ジョージ・ソロス 29億米ドル（約2800億円）
3．ジェームズ・シモンズ 28億米ドル（約2720億円）
4．フィリップ・ファルコン 17億米ドル（約1650億円）
5．ケネス・グリフィン 15億米ドル（約1450億円）
6．スティーブン・コーエン 9億米ドル（約875億円）
7．ティモシー・バラケット 7．5億米ドル（約730億円）
8．ステファン・マンダル 7．1億米ドル（約690億円）
9．ジョン・グリフィン 6．25億米ドル（約607億円）
10．Ｏ．アンドレア・ハルヴォルセン 5．2億米ドル（約510億円）」
（サーチナ ニュース より引用）
トヨタが、今期営業利益を、一兆円を下回る７３．６％減の
６千億円に大幅な下方修正をしたのと裏腹に、上記４人の
年収の合計は軽く一兆円を超える。
世界中の投機家が、こうしたファンドに群がり、莫大な利益を
上げた果ての今回の金融破綻である。
途方もなく膨張した信用とバーチャル資金が、リーマンやＡＩＧ
の破綻により真面目に汗を流し、モノを作る企業を直撃し、実体
経済を危機的状況に追い込む。
最終的なツケは、不条理なるも、常に我々弱者にまわる。
「外電によれば、米国政府の13日公聴会で、ソロス氏は、
「ヘッジファンドは金融市場バブルの一因であった」と証言し、
「深刻な景気後退は避けられず、恐慌の可能性も排除できない」
との見方を示し、ヘッジファンドが金融危機につながったことを
一部認めた」
破綻の連鎖は、世界を巻き込む。
アイスランド、パキスタン等は、金融危機のあおりを受け、
国家崩壊の危機にまで追い込まれているという。
特にパキスタンは、国際テロ組織や、核の所有などで、常に
きな臭い状況の国である。国家の混乱は、核などがテロ組織
に渡る可能性も否定できないという。
１００年に一度の危機ならば、１００年に一度の叡智を結集し、
この危機を乗り切ってもらいたい。
麻生内閣、日本がリーダーシップをとる絶好のチャンスだという、
しっかり乗り切って頂きたい。
参考図書
| ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ | |
 | 徳川 家広 おすすめ平均   破綻するのは当たり前投資家の心行き 今一体何が起こっているのか？・・・金融経済の初心者にも納得ソロスの精緻な警告米国経済終末論Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| ジョージ・ソロス投資と慈善の哲学 (NHK未来への提言) | |
 | ジョージ・ソロス おすすめ平均 ソロスについての入門書、ただし投資については？ジョージ・ソロス慈善の哲学 投資抜きの話ってことソロス哲学入門Amazonで詳しく見る by G-Tools |
何故かジャズ されどジャズ
| ワルツ・フォー・デビイ~ビル・エヴァンスに捧ぐ | |
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2008-11-15 11:37
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コメント(12)
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こんにちは＾＾
あまりにも話が大きすぎて、実感がわかないですが、
投機家と言うのはちょっと責任を取ってもらいたいものですね～
しかし『関係ない』んでしょうね～彼らには。
by mimimomo (2008-11-15 14:43)
次は800記事目ですね。
by こうちゃん (2008-11-15 15:58)
桁が大きすぎて、現実の話とは思えません(;.;)
by yakko (2008-11-15 16:06)
世界が協調しないと、マネーゲームの規制は出来ませんね。自由は保障されるべきですが、世界恐慌に陥る危険は避けるべきでしょう。
by SilverMac (2008-11-15 16:11)
何者でしょうか・・・
by 笑いの使者 (2008-11-16 04:15)
金融サミットに向けての
ブッシュのコメントが気になります。
by 斗夢 (2008-11-16 05:53)
宝くじが当たってもせいぜいで3億円ですね・・・。
by Baldhead1010 (2008-11-16 07:56)
知恵も 運も 勇気も 金も 無いないづくし
有るのは ささやかな幸せを感謝する心だけ・・・
by 侘び助 (2008-11-16 15:20)
>ロシアのエリツィン大統領が窮地にあった時、
>一億ドル（約百億円）を個人として寄付したという。
ロシアで金になると言ったら、ルーブル建ての石油ですかね？
でも、エリツィン時代だったら、世界のパワーバランスを自分の手で操るために、お金を融通した、とも考えられますね。
ヘッジファンドにしてみれば、「不安と変化」は、利益の源泉ですからね・・・。
by 響(きょう) (2008-11-16 17:03)
いいお話でした。１００年に一度のチャンスだとすれば
麻生さんには無理でしょう。おそらく９０％。
by 吉之輔 (2008-11-16 19:05)
投資と投機。資本主義社会には双方とも必要なもの。いずれかが善でいずれかが悪というわけではないと思います。
その２つのバランスがおおきく崩れると発生するのがバブルや暴落ということなのではないか・・・と考えています。
バランス、しばらく戻りそうもないですね。1年はかかりますか・・・。
by STEALTH (2008-11-16 20:03)
絶好のチャンス・・・・ですか；；；；
しかし、あまりの桁の大きさに・・・・私にも少し分けて欲しい・・（コラ；）
by janvierm (2008-11-16 22:20)