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夢の球団/ミラクルレイズ [スポーツ]

 米大リーグ優勝決定シリーズは、タンパペイ・レイズが、
どん底から奇跡のリーグ制覇を成し遂げた。

 球団創設10年間で9度最下位だった弱小球団が、夢の
舞台、ワールドシリーズに登場する。

 かっては、野茂投手も在籍、岩村は、「夢の球団」だと喜ぶ。
レイズの奇跡は、日本のプロ野球にもあった。

 かって、万年最下位の大洋ホエールズを日本一に育て上げ
た三原監督がいた。稲尾投手を擁し、西鉄ライオンズで、巨人
相手に、日本シリーズ3連敗4連勝の奇跡を成し遂げた名監督
でもあった。

 レイズのオーナーのスチュアート・スタンバーグ氏は、前身は
証券会社の経営者であったという。将来の夢に向き合う眼が確か
なのだろうか。

 「世界一の投資銀行、ゴールドマン・サックス傘下の優良証券
会社を、6年前に65億ドルで売り、レイズの共同経営者へと転身
した。さらに、04年、レイズの株41%を6000万ドルで、前オー
ナーから買い取り筆頭株主、オーナーとなった。

 前の仕事を続けていたら、今は毎日夜も眠らずに、パソコンで
株式情報を見続けていたろう。以前の仕事仲間は、顔色が変わ
っている。

 ”私はレイズの成績にワクワクしていただけだ”」

 以上、「」内、産経新聞抜粋。

  スタンバーグ氏が、今の金融恐慌を見通していたかどうか
は、定かではないが、彼が球界に移った時、金融界は大好況
で、「誤った選択」と笑われたという。

 ちなみに、ゴールドマン・サックスの昨年の1人当たりの年収は、
6000万円だという。彼の夢は、ここにはなかった。

 生まれ育ったのは、ニューヨーク・ブルックリン、野球ファン
であったという。少年時代の純粋な夢を実現させたものは、
一体何だったのだろうか。

 彼の、ワクワクした生き方は、金融戦争の中には見出せなかった
のかも知れない。


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コメント 4

janvierm

興味のなかった私がダンナ様に洗脳されて早7年・・・w
その魅力にどっぷりはまりつつあるjanviermですw


by janvierm (2008-10-21 12:13) 

yakko

子供の頃の純粋な夢を実現するって素晴らしいことですね。
弱小球団が、ワールドシリーズに登場 !
野球を知らなくてもワクワクしますね。(^。^)
by yakko (2008-10-21 15:43) 

SilverMac

日本人ここに在り、岩村の活躍は素晴らしかったですね。
by SilverMac (2008-10-21 16:45) 

STEALTH

高校時代からのライバルである水原茂に中々勝てなかった智将・三原。
その口癖は「勝負は自分が負けだと思ったら、初めて負けになる」
高校時代にこのエピソードを聞いて、以来座右の銘にしています。
by STEALTH (2008-10-24 19:29) 

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