素晴らしきＮＧＯメンバーたち

　「使命感」に続く。

　国の生きざま選択岐路 　日本には素晴らしいＮＧＯメンバーたちがいる。彼らはアフガニスタンでも対人地雷を取り除き、農業灌漑（かんがい）を指導し、教育現場に携わり、医療を支援してきた。政府の後ろ盾もなく、公務員のような高い給料もなく、使命感だけで働いてきた。女性もいる。数年前、まだ日本政府職員が首都カブールの外に出られなかったころ、私はヘラートなどの遠隔地で何人かの日本人女性が活躍している様子を見た。イラクでも同様だった。 　欧米政府は自国のＮＧＯに手厚い保護と財政支援を与えているだけではない。外国ＮＧＯをも援助している。日本のＮＧＯの中には、日本政府よりアメリカ政府から受けている予算のほうが多いところもある。日本政府のＮＧＯへの支援は微々たるもので、ＯＤＡ総額の０・２％が支出されているに過ぎない。 　アメリカのＮＧＯに危険が迫れば、米軍のヘリが救出に来る。ヘリにはＮＧＯのアメリカ人職員、次いで現地人職員の順で乗るから、日本のＮＧＯ職員までは無理だ。日本人は自前で脱出方法を用意しなければならない。政府はＮＧＯに対して抜本的に支援を強化すべきだ。彼らがいざというときの脱出に必要な車両や無線機器などを購入できるように。世界のすみずみまで支援活動を強化することができるように。

　引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080919/plc0809191044003-n4.htm

　

　ＮＧＯの方々は、国の後ろ盾もなく、それこそ命をかけて丸腰でテロの現場へ飛び込んで行く。すさまじい覚悟である。

　勇敢にテロと戦う世界の若者たち、ＮＧＯの方々を前にして、われわれは、自分たちの無力に気づく。援助の手を差しのべねばならない。

　明日は、「国の生きざま」です。よろしくお付き合いお願いいたします。

　世界では、3秒に一人子どもたちの命が失われている、という。

　テロに限らず、自然破壊、環境汚染、水、感染症、母子保健、貧困、教育、社会保障、災害復興等につき、ＪＩＣＡが世界に貢献
する事業があります。
　
読書（参考書籍）

「明日への対話」人道援助、そのジレンマ―「国境なき医師団」の経験から (明日への対話)
	Rony Brauman 高橋 武智 産業図書 2000-11 売り上げランキング : 65307 おすすめ平均 人道援助、真の姿とその苦悩 人道援助の現実とさらなる発展へむけて Amazonで詳しく見る by G-Tools

　JICA （国際協力機構）　ホームページ
　http://www.jica.go.jp/activities/jocv/3seconds/flash/main.html

タグ：国際貢献 ＮＧＯ JICA

コメント 7

危機が迫れば、戦わずに逃げる、と答える若者もいます。一方、他国のため命がけで働いている若者もいる。この現象は不可解です。矢張り、中山元大臣の「日教組」も一理あります。
by SilverMac (2008-09-28 15:29) 

こんにちは＾＾
嘆いても始りませんが、日本人は小さくなりましたね～
日教組・・・SilverMacさんに同感です。
by mimimomo (2008-09-28 15:38) 

口先はともあれ、どうして日本、日本人は
弱くなってしまったですかね。
ある意味では弱くなる教育を受け続けて来たのでは。
by 吉之輔 (2008-09-28 16:29) 

自分が生きるのに精一杯な気でいたことが恥かしく思います；；；；


by janvierm (2008-09-28 19:46) 

mwainfoさんのブログを読む時はいつも襟を正して
読んでおります。
by yakko (2008-09-28 21:33) 

自分の身近なものから守ることを、まず始めていかないと、と思います。
自分自身のプライドや志。身近な人々の幸せ。地域の平穏、自然・・・・。
まずそこから出来ないと、国や世界の平和などおこがましい。
私はまず身近で出来ることから確実に進めていきたいものです。
by STEALTH (2008-09-28 23:02) 

同感です。
常日頃、国はNGOにもっと力を注いでほしいと思っています。
by よしあき・ギャラリー (2008-09-29 05:15)