同胞を守る

　「使命感」に続く。

同胞を守る 　「自衛隊は危険のない場所にだけ行く」というのが、国会審議で確立された大原則だ。しかし国民全員が危険に近寄らないのでは、日本は国としてやっていけない。結果として、そのような地に行くのは、身を守る手段を持たない人々だけになる。 　アフガニスタンにはＪＩＣＡ（国際協力機構）やＮＧＯ（非政府組織）の日本人がいる。アフガニスタンで活動する各国の援助関係者の多くは、「ＰＲＴ（地方復興チーム）」という仕組みの下で、自国の軍や警察によって守られている。２７の国際チームがこうした方式で活動している。日本の専門家を警護するチームは、もちろん派遣されていない。 　バグダッドには外務省の職員がいる。危険なので自衛隊はいないから、日本大使館を守るのはイラク人のガードマンだ。バグダッドで自国の部隊が守っていない大使館は日本だけである。 　援助関係者など１００人の日本人が既に住んでいるアフリカのスーダンの首都ハルツームに２、３人の自衛官を派遣するための安全確認などの作業は大変で、大型の調査チームまで送られた。しかし、国連から要請を受けて半年近く、今も派遣は実現していない。

　
　以上、『』内　産経新聞　「同胞を守る」より引用

引用記事全文

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080919/plc0809191044003-n5.htm


戦前、戦後、先人達が流した尊い汗の上に乗っかり、日本は裕福になり過ぎた。戦後民主主義と一国平和主義にどっぷりつかり、自分の生きざまも、国の生きざまも忘れてしまった。

　しかし、日本には、自らの身の危険を顧みず、献身的に働く素晴らしい若者たちもいる.....

　明日は、「素晴らしきＮＧＯの人たち」です。もう暫くお付き合い下さるようお願いいたします。


読書（参考書籍）

1人ひとりにできること 1人のためにできること
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タグ：ＮＧＯ 丸腰の援助隊員

コメント 11

こんにちは＾＾
他国から信頼される国にはなり難いし、
これでは立派な独立国家と言えないですよね～
by mimimomo (2008-09-27 10:50) 

自衛隊の存在と憲法との矛盾解消が必須です。
by SilverMac (2008-09-27 11:41) 

何だか中途半端ですね・・・
by yakko (2008-09-27 13:10) 

　日本の自己完結性のなさにはつくづく情けない限りです。これでは国連でカネばらまく下っ端から抜け出られないのも当然。
　極端な話、高い志はいらないから、常識的に考えて割り切れるところは割り切らないと、ますます国際的地位が落ちてしまう…
by にすけん (2008-09-27 13:11) 

まあ、日本らしいといえば、そうですね。
by こうちゃん (2008-09-27 14:59) 

一連の問題は、自分なりの結論を出せないでいます。
参考にさせていただいています。
悪しからず。<(_ _)>
by よしあき・ギャラリー (2008-09-27 17:35) 

憲法９条のこと、自衛隊の海外派遣のこと、日教組のこと・・・
これらはすべて腫れ物に触る感じで取り上げられる。
日本国中を巻き込み、例えば国民投票で決するような議論に
なぜならないのだろう？
by 斗夢 (2008-09-27 18:02) 

とても興味ある内容でした、りがとうございます。私も、いろいろ考えてみることにします。
また、例のあの人形についての情報もありがとうございました。（うっかり、買ってしまうところでした）。
by Krause (2008-09-28 08:00) 

日本の自衛隊が、中国王朝時代の対外的有事全く機能しなかった禁軍と被ります。
by STEALTH (2008-09-28 22:56) 

「1人ひとりにできること 1人のためにできること」の本、
気になってます。
早速本屋さんに行ってみます。
by k-sakamama (2008-09-29 09:06) 

このところ本を読んでいなかったです
秋の夜長。。。読んでみようかな
by ｅｙｅｓ (2008-10-08 06:59)