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一国二制度の欺瞞 [国際]

 「獄中の五輪」

 「中国は五輪招致の際、表現の自由の拡大や人権問題
の改善を約束した。われわれは今、その約束がウソだった
ことを知った。

 人権や報道・言論の自由に対する中国政府の対応をこう批判し、
「中国は『弾圧』でも金メダルを取った」と厳しい調子で非難した。

 (22日付の米紙ワシントン・ポスト、「獄中の五輪」と題した社説)

 チベット支援活動を行った米国人8人が北京五輪期間中に拘束
されたとも聞く。 (MSN産経ニュース)


 一国二制度の偽装国家、この国に明日はあるのか。

 かって、この国は、信義の国と言われた。

 彼らが忌み嫌った「羊頭狗肉」を掲げ、偽装オリンピックは、
「中国の勝利」だと世界にアピールした。

 論語、タオ、この国から学ぶべきことは多い。

  北尾吉孝氏は、幼少時の祖父、両親の教育が自分の
人間形成の重要部分になっている、と言う。

  まさしく、論語で育ったのだ。

 北尾吉孝、   仕事とは天命に従って行うもの。

  ドラッガー 、  基本と原則に反するものは、例外なく破綻する。

  誇り高き仕事術 である。

 北尾氏は「仕事とは公のためにするものである」と提言する。
「仕」も「事」も「つかえる」と読むと言う。

 ドラッガーは、ギリシャの彫刻家、フェイディアスの真摯な
仕事ぶりを「神々がみている」と喝破した。(仕事の哲学より)

 人の見ていないところでも、軸足がぶれない事が、基本原則
である。

 「法律が許してもやってはいけないことがある」 高い倫理観
なしに仕事は出来ない、が、北尾氏の一級の仕事の流儀である。

 基本と原則から外れた中国、国際社会の良識とは裏腹に、この
国は世界から、信義を取り戻せるのだろうか。



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コメント 8

Keiko

「軸足がぶれない事」、心に響きます。
文化習慣の違いの中でも、
信じる源となるものは崩したくないな。
by Keiko (2008-08-26 14:00) 

mimimomo

こんにちは^^
五輪後の中国については色々言われていますね~
高い倫理観、大事にしたいです。

by mimimomo (2008-08-26 14:06) 

STEALTH

北方謙三さんの揚家将を読み終え、今水滸伝に挑戦中です。
どうにも解せないのは・・・長い年月を経て同じ国なのになぜこうなったんだ?てことです。
それがあの国の、人の奥深さ、多様性だと言ってしまうと話は終わってしまいますが。
by STEALTH (2008-08-26 14:41) 

ゆき

聖火~五輪にかけてチベット人の死亡者は100人を超えていると、ダライ・ラマが発表していたような記憶があります。
どこぞの国も、ダライ・ラマとは直接会見を避けていましたね。
ウイグル自治区も同様、あの華やかな舞台の裏側では、終わらぬ戦いが繰り広げられているのですよね。
開会式の口パク少女や花火映像。
嘘で固められた国。
40年前のプラダの春を繰り返すロシア同様、あの手の大国が変わることは難しいのかしら。
by ゆき (2008-08-26 16:41) 

吉之輔

全く同感です。
嘗て羊頭狗肉を忌み嫌った国が一国独裁になた辞典で
羊頭狗肉を実行し賛美する国ですから。
中国はどうなるかは、10年もしないうちに、判るでしょうね。
by 吉之輔 (2008-08-26 18:52) 

yakko

中国三千年の歴史とよく言われますが
どんな国なのかよくわかりません・・・(;.;)
この先どうなっていくのでしょうか?
by yakko (2008-08-26 21:20) 

斗夢

経済的或いは効率的ということを追求することが
考えの中心にある人は中国を認めついて行くでしょう。
by 斗夢 (2008-08-27 05:56) 

風子

中国も変わってきているのですね。
日本は中国からたくさんの事を学んできたのに、
今は既に過去の国でしかないような。。
隣国として愁いを感じています。
by 風子 (2008-08-27 09:01) 

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