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運を味方につける [社会]

 才走った人々
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/140715/trd14071503070001-n1.htm

 サッカー ワールドカップ 決勝戦で、アルゼンチンはドイツに破れ、メッシ選手は「運が無かった」と言った。

 実力伯仲、最高の勝負を分けたもの、それはやはり勝利の女神を味方につけ、紙一重の運を引き寄せたドイツであったと見えた。

 しかし、である。ドイツ代表監督、ヨアヒム・レーヴ氏は、世界最強チームを作り上げるためには、10年の歳月がかかったと言う。

 ドイツチームの「超高速サッカー」は、「10年をかけて、ドイツサッカー界全体で取り組んだ研究と改善努力の賜物」であったという。

 メッシ選手の「運が無かった」という言葉以上に、ドイツチームは10年と言う周到な努力を積み重ねてきたのだ。

 大勝負を分けるもの、それは無心の平常心だという。米永永世棋聖は、勝利の女神が振り向き、運を味方につけるものは、将棋へのひたむきさと、笑いであると言う。

 将棋など、終盤の秒読みとなり、大勝負の最後の一手で、勝負を決めるのは、指運であるともいう。一秒の指運に、運が残っているかどうかである。

 将棋は、読みと気合いの勝負で、運が占める割合は低い筈。しかし秒読みで時間が無ければ、すべて読み切ることは難しい。最後の1パーセントの運で勝負がつく場合がある。

 この勝ち運を呼び込むものが、将棋や人生に向き合う真摯さであると言う。勝利の女神は、日常のこの姿をよく見ていて、ここぞと言う時に味方をしてくれる。


 ドイツの決勝ゴールを挙げたゲッツェ選手も、勝利の女神が味方する運を持ち合わせていたのであろう。

 ドイツ、ヨアヒム・レーヴ監督は、ゲッツェ選手に、『いいか。お前はメッシよりも優れているということを世界に示してこい。お前にはそれができる力がある』と伝えたと言う。

 レーヴ監督、ゲッツェ選手、ドイツ国民の勝利への熱きひたむきな思いが、アルゼンチンチームを凌駕したのであろうか。


 とまれ、日本は、明日のサッカーを戦うために、腰を落として、日本が出来るサッカーの長期計画と戦略を立てて欲しい。


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