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積極的平和主義の覚悟 [政治、経済]

 「平和学において、「積極的平和」は元来は単なる国家間の戦争や地域紛争がない状態に加え、社会における貧困や差別などがない状況を指している。「積極的平和主義」はそうした積極的平和を志向する主義を指している。

 しかし、現在の自民党政権が使用している積極的平和主義とは、平和学における積極的平和主義とは異なる意味で使われ、安倍政権の安全保障戦略の基本理念となっている。」(Wikipediaより引用)

 1991年、かってのソ連邦崩壊により、「国家すら幻想」が現実となった。

 今、世界は、一見平和を護っているように見えるが、テロ、紛争、内戦、飢餓等、崩壊への萌芽は拡大している。 

 アメリカやEUをはじめ、世界の金融、財政バランスも正常ではない。

 日本は、1000兆円を超える借金大国である。年間30兆円前後の借金が増える勘定である。国民一人当たりの借金に換算すると、間もなく1000万円に近くなる。日本経済が破たんすれば、世界経済は大きなダメージを受けるかもしれない。

 この修羅場を生き残るために、吾々は何をしなければならないのか。「積極的平和主義」、まさに、世界の内戦、紛争、テロ、貧困、飢餓等に立ち向かわねばならないのだろう。

 クリミア半島、南シナ海等、 国益、権益のため、力により他国をねじ伏せる現実がある。他国の立場になって、協調、共栄の道を探らねばならない。

 立花隆氏は、この地球上の食糧が賄える人口は50億人だと言った。

 人口増加に対し、食糧、エネルギーの絶対量が足りない。現在世界の飢餓人口は10億人と聞く。世界の総人口70億人とすれば、七人に一人が飢えている勘定だ。

 食糧生産効率向上のため、遺伝子組み換えで作られる作物に対し、健康被害等の懸念のため反対はするが、日本は遺伝子組み換え作物の輸入大国だと言う。
 

 防衛大学校教授・村井友秀 世界は平和で優しいという幻想

 
テロと戦う世界の常識は、「正義」を守るためには「平和」を守れないこともあるというものである。戦う国々は覚悟を決めて「正義」を守ろうとしている。各国の治安部隊が対テロ作戦を決行する際、人質の犠牲を20%以下に抑えることが目標だともいわれる。世界は日本人が信じているほど平和でもなければ、優しくもない。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130206/crm13020603180001-n1.htm








 積極的平和主義 神谷万丈氏「軍事力の役割の直視を」 水島朝穂氏「非軍事的な貢献が大事」
 
「現在の日本には米国へ向かうミサイルを落とす能力はないがそれは別として、米国へのミサイルを落とすという設定そのものが問題だ。これは集団的自衛権行使の問題ではない。ミサイルを仮に撃墜した場合、北朝鮮の報復を招きかねず、それは日本の安全をむしろ損なうことを意味する。米国には十分な迎撃能力があり、日本が中途半端に手を出すことを米国が果たして期待しているのか疑問だ。南北の武力衝突が今後ないとは断言できないが、その際に集団的自衛権を行使するのは最悪だ。欧州でも軍事同盟よりも欧州安保協力機構が地域安定の鍵になっている。安倍首相は『積極的平和主義』を取り違えてはならない」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140509/plc14050914560018-n1.htm




 安倍首相は金正恩氏を下回り最下位、韓国の指導者好感度調査
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140305/kor14030521520003-n1.htm

 この調査こそ、セオゥル号沈没事故を受けて、自らの国を「我が国は三流国家だった」とマスコミが悔恨した
反日社会の反映であろうか。かっては、石原前都知事を、三流政治家と揶揄したこともあった。


 凄まじい恨と反日教育の根っこには、日本を貶めるためには、歴史を捏造、改ざんする悪業をも平然と行う。

 武士道や騎士道精神を持って、フェアに戦いを挑むことはない。見え隠れするのは、闇打ちをも辞さない裏には、まっとうな勝負ができない、三流国家のねたみ、劣等感等ではないのだろうか。



 朴大統領の謝罪は何のためか にじみ出る国民性
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140508/kor14050811300001-n1.htm

 中韓共々、関係悪化の原因は日本にあり、と言う。尖閣、竹島、靖国参拝、慰安婦問題等で彼らの一方的言い分を認めるわけにはいかない。

 しかしそれでも、仏の慈悲は、彼らの不正義を許せ、と言うのだろうか。

 平和国家日本が、世界とともに一歩進める積極的平和主義が、戦争や武力行使の方向へ進むことがあってはならない。

 集団的自衛権の容認は憲法違反にはならないのか。紛争地帯へのPKOの参加と武力行使はどうなるのか。

 平和への代償と言うが、武力行使という、きな臭い判断は、紛争や戦争への加担に巻き込まれる危険が大きい。平和維持と引き換えに、命の代償という覚悟はできているのだろうか。



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