個を磨く [スポーツ]
サッカーW杯アジア最終予選終盤、フリーキックで本田圭佑が放った起死回生の同点弾は、日本が、そして世界が唸った。
大舞台で、平常心、自然体を保てる本多の度量に脱帽である。
本多は、「勝つためのチームワーク」などというきれいごとの言葉は使わなかった。本気で世界のW杯優勝を狙うなら、もっと個を磨かねばならないと言った。
個を磨く、個を高める、というのは、日本の教育方針の根底にはない。「みんなでゴール」がひとつ目標なのだ。
しかしサッカーの世界では通用しない。本田圭佑や中田英寿などは、まさに「個」が飛びぬけている。
飛びぬけて磨かれた「個」がチームに溶け込む時、瞬発力のある世界で勝てるチームになるのかもしれない。
2013-06-08 12:39
nice!(26)
トラックバック(0)