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国の明日を思う [政治、経済]

 「日本を代表して北京にいるべき人物じゃない」 尖閣めぐる丹羽駐中国大使発言に
 
丹羽中国大使が、都の尖閣購入が実行された場合、日中関係に問題を起こすと発言し、さらに、習近平国家副主席との会談に同席した際に、「日本の国民感情はおかしい」「日本は変わった国」と発言していたが


 国家ではなく、一企業の利益に軸足を置く確信犯的発言であろう。政権が、政府見解と違うと取り繕っても後の祭りだ。尖閣めぐる丹羽駐中国大使発言は、民主党政権そのものの土壌と軸足が狂っている証拠なのだ。


 
尖閣諸島(沖縄県石垣市)のひとつ、大正島について、中国・明から1561年に琉球王朝(沖縄)へ派遣された使節、郭汝霖(かく・じょりん)が皇帝に提出した上奏文に「琉球」と明記されていたことが、石井望・長崎純心大准教授(漢文学)の調査で分かった。中国は尖閣諸島を「明代から中国の領土で台湾の付属島嶼(とうしょ)だった」と主張しているが、根拠が大きく崩れることになる。

 
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120608/lcl12060818140002-n1.htm

 衆院選前に知事辞任も 石原都知事
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120608/stt12060823210007-n1.htm


 一片のパン「幼いマリコに」 再び

 81歳、進駐軍兵士だった元ハワイ州知事、ジョージ・アリヨシ氏からの書簡が「忘れてしまったもの」として、2007-11-6付にて、 産経新聞に紹介された。

 『終戦当時、東京の焼け野原で最初に出会った日本人は、靴を磨いてくれた7歳の少年だった。少年が両親を失い、妹と2人で過酷な時代を生きていかねばならないことを知った。

 少年は背筋を伸ばし、しっかりと受け答えしていたが、空腹の様子は隠しようもなかった。

 彼は兵舎に戻り、パンにバターとジャムを塗りナプキンに包んだ。持ち出しは禁じられていたが、少年にその包みを渡した。

 少年は「ありがとうございます」と言い、包みを箱に入れた。

 彼は少年になぜ箱にしまったのか尋ねた。少年は「おなかはすいていますが、3歳のマリコが家で待っています。一緒に食べたいんです」といった。

 アリヨシ氏は「この7歳のおなかをすかせた少年が、3歳の妹のマリコとわずか一片のパンを分かち合おうとしたことに深く感動した』
  
 焼野原の国土と餓えのさなか、少年は家族や国を思う心を忘れなかった。日本人の誰もが持っていた心の原風景であろうか。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/education/071106/edc0711060344001-n1.htm (1)(2)


 【やばいぞ日本】第4部 忘れてしまったもの(1)一片のパン「幼いマリコに」
 2007.11.6付 産経新聞に連載された 【やばいぞ日本】の記事より。
 
81歳、進駐軍兵士だった元ハワイ州知事、ジョージ・アリヨシ氏から手紙(英文)が、記者の手元に届いたのは今年10月中旬だった。

 
元知事の訴えは、「義理、恩、おかげさま、国のために」に、日本人がもう一度思いをはせてほしいというものだった。終戦直後に出会った少年がみせた日本人の心が今も、アリヨシ氏の胸に刻まれているからだ。


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/education/071106/edc0711060344001-n1.htm (1)(2)

 一片のパンを「幼いマリコに」に分け与える靴磨きの少年の姿に投影されるのは、当時の日本社会、親たちの真摯に生きる汗と苦闘の物語であった。

  国を背負う覚悟もなく、国旗、国歌を否定、国から受ける恩恵のみをぬくぬくと受け、民主党政権に群がる輩たちは居住まいを正して聞くがいい。

 軸足を日本の外に置く、売国的辻褄合わせの佇まいは、この 汗と苦闘の物語を踏みにじった。

 
 厳しい時代に苦闘と気概の物語
 
 
終戦直後、米海軍カメラマンのジョー・オダネル氏(今年8月、85歳で死去)の心を揺さぶったのも、靴磨きの少年と似た年回りの「焼き場の少年」であった。  原爆が投下された長崎市の浦上川周辺の焼き場で、少年は亡くなった弟を背負い、直立不動で火葬の順番を待っている。素足が痛々しい。

 
苦難にたじろがない、乏しさを分かつ、思いやり、無私、隣人愛…。  こうして日本人は、敗戦に飢餓という未曾有の危機を乗り切ることができた


 ジョー・オダネル氏の記事の中には、氏の心を揺さぶった、亡くなった弟を背負い直立不動で立ちすくむ少年の写真があった。氏の「トランクの中の日本」に収められたこの写真は見る者の胸を打つ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/education/071106/edc0711060344001-n1.htm (3)(4)


 国民が選んだ明日の国を背負う政権の姿は、現民主党政権の中にはない。 国益損なう丹羽宇一郎駐中国大使の尖閣発言は、政権の責任である。

 廃墟と焦土の中から立ち上がった先人たちの苦闘に対し、君が代も歌わず、国家を背負う覚悟もなく、増税のみに走る見せかけの現政権の国家運営では申し訳が立たないであろう。

 国家観なき野田政権が、かって麻生内閣の防衛大臣補佐官を務めた森本敏新防衛相を起用したことにより、漸く国家運営の本筋が見えてきたのであろうか。

 

参考図書

トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録
トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録ジョー オダネル Joe O’Donnell

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stars許さないよ!
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