守るべきものは何か [政治、経済]
地球を覆う幻想的な”緑の輝き”、政治の混迷により、国家の明日が幻想であってはならない!
大阪大学大学院教授・坂元一哉 芦田修正が自衛隊合憲根拠なら
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120209/plc12020903090005-n1.htm
芦田修正 やはり9条改正が必要だ
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120209/plc12020903080004-n1.htm
守るべきは自分の命ではない。自らの命の存続は、自己の命を超えて他者を守る、国を護る、世界の友の命をも守ることにかかっている。
佐賀鍋島藩に、家訓の武士道心得とも言うべき「葉隠」がある。
三島由紀夫氏の生涯を支えた本がこの「葉隠」である。自身もそれを告白し、自決の3年前に「葉隠入門」を世に問うた。
葉隠に、「一念、一念とかさねて一生」、「意地のないもの益(やく)立たず」とある。若者たちが、一生を通じ、独立自尊の精神で、人生を切り開き、世界や社会に貢献する気概を待たないと国の明日はない。
三島氏が、自己の命と引き換えに守ろうとしたものは、何であったのか。それこそ命がけの覚悟をもって、日本の明日に対し、「危機に向かって絶えず振り絞られた弓」、研ぎ澄まされた危機感を持ったのであろう。
憲法9条を隠れ蓑に、戦うこと、他者を守ろうとしないのは、卑怯ではなかろうか。命は本能的に、他者の犠牲になることを選択する。「種の保存」を考えれば自明の理であろう。
青山繁晴氏が、「民主党は命がけで政権と取り組んでいるか」、と問うが、答えはノーである。
かって、J・F・ケネディー米大統領は、繁栄の時代にあっても、「国が何をしてくれるかではなく、国に対し何ができるかを問い給え」と犠牲の精神を説いた。
民主党の国家へのスタンスは、相当に怪しい。背負うべきは国家であり、世界の友との連帯なのだ。
日本はおかしな国だ。総理大臣をはじめ、国旗、国歌法案に反対した閣僚たちが政権与党を担う 。
民主党は大筋として反対だが、反対議員の代表が、 菅直人、原口一博、前原誠司、枝野幸雄、小宮山洋子、江田五月、海江田万里、岡崎トミ子、千葉景子、赤松博隆、小沢鋭仁、等々だという。
日本と言う国家を何と心得ているのだろうか。国旗、国歌を認めぬ閣僚たちが国家を運営する、なんとも滑稽な荒涼たる風景だ。
世界を見渡しても、国旗、国歌に対し、起立も、敬礼もしない国はない。
かって、中国の鉄腕宰相、朱鎔基前首相が、早稲田大学で、学生と車座に座り、公開討論をしたことがあった。学生が好きな歌は何ですかと聞くと、国歌だと答えた。では、歌ってください、と言うと、起立をしないと歌えないから、といって歌わなかった。
国を想い、命がけで「汚職腐敗撲滅のため100個の棺おけを作った。99個は腐敗官吏、残りの1個は自分のためのものだ」と言った。
起立もせず国歌も歌わない菅直人前総理は、国を預かるもの、国旗、国歌に敬意を表し、命を賭けた朱鎔基前首相の覚悟を何と思うのだろうか。
野田首相は、自衛官の倅を誇りとしていた。靖国参拝を主張していた。しかし、首相になり豹変した。立場が違う、と言うなかれ。自己の根幹がぶれまくり、国を背負わず、リスクを背負わず、何を背負うのだろうか。国よりも党、あるのはやはり党内融和なのか、自己保身なのか。
慶応大学教授・竹中平蔵 消費税増税に大義も効果もなし
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120210/plc12021003070002-n1.htm
ようやく復興庁なるものが発足するが、政府への被災者たちからの声は、「おそい、にぶい、心がない」だと聞く。
「殺風景な男」、かって被災者たちから菅直人へ浴びせられた言葉だが、これは民主党政権への言葉でもあろう。この2年で、日本の危機的状況を加速させた大罪は許されない。
復興のみならず、日本の明日の展望を示さねばならない。財政再建を彼方に見据えた消費増税は必要であろう。ならば同時進行形で、健全財政に到達するまでの道筋と手順の論議を明確に示す事が大前提ではなかろうか。
経済成長戦略、デフレ脱却、円高、代替えエネルギー等、緊急課題を見据えることなく、増税路線に走る野田政権の迷走、混迷は深く先が見えない。もはや政権の担当能力、存在理由は見失われたのであろうか。
以下は、ニコニコ動画で、自民党 茂木敏充議員が提言する「強靭でしなやかな国家」へのシナリオである。
ニコニコ動画 「茂木敏充【詐欺フェスト・財政について」、 言い訳もいい加減にせい、見苦しい!
Youtube 動画再生 青山繁晴 幸福論/葉隠を語る
ニコニコ動画再生 青山繁晴 自民、民主に物申す
青山繁晴 独立総合研究所 ホームページ
いかなる組織や団体からも独立し、いかなる補助金の類も受けず、完全なる公平・客観の立場から、企業、社会、祖国、世界に寄与する調査研究を行う。この信念のもと、私たちは以下のような調査研究事業を展開しています。(以下参照) http://www.dokken.co.jp/index2.html
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