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正心誠意 [政治、経済]



 尖閣諸島、北方領土、普天間基地、福島原発事故等の民主党の対応は、何一つその正当性はなく、国益と世界の信用をこれほど喪失した失政例は皆無かも知れない。

 野田首相の「危機感」は本物なのか?
 
保守を任じ、著書や論文、施政方針で「政治哲学」を語ってきた野田氏が、体現すべき座に就いたとたんにお題目首相に変身してしまった。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111001/plc11100112010011-n1.htm

 立命館大学教授・加地伸行 「正心誠意」を海舟作とした浅学

 国際社会(天下)に貢献しようと思えば日本国をきちんと治めよ(治国)。そのためには民主党内を秩序づけよ(斉家)。そのためには内閣に疑惑ある者(例えば山岡賢次氏)を入れるな(修身)。となって、そこから「正心誠意」が始まるのである。「正心誠意」だけを突出させても、それは『大学』の趣旨ではない。首相はもっとしっかり基本から学び直せ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110930/art11093002590001-n1.htm


 野田首相、守勢一辺倒 集中砲火浴びる新任閣僚

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110929/plc11092900150000-n1.htm


 せめてもの幸せ




 「内部被曝の真実」の中で、児玉龍彦東大教授は、「私は満身の怒りを表明します」、「国会は一体何をやっているのですか」と叫んだ。

 「決断できない日本」の中でケビン・メア氏は、自衛隊ヘリの原子炉放水について「日本という大きな国家がなし得ることがヘリ一機による放水にすぎなかったことに米政府は絶望的な気分さえ味わった」

 菅前総理の愚劣且つ貧相な発想がもたらした悲惨な結末である。「俺は原子力に強いんだ」などとうそぶいた万死に値する大罪である。

 民主党政権は、素人の思い上がりから、杜撰な政権運営に突き進んだ。東北激甚災害の対処を誤り人災にした為政者の罪は大きい。議員バッジも、政権も返上すべきが当然であろうか。嘘まみれの政権という底が割れても、誰一人として、謝罪も責任も取るものはいない。

 国を背負うことを忘れ、「せっかく手に入れた政権だから」、「自民党政治に戻してはならない」、「政権任期満了まで解散はしない」などと言い、国家より、党を、個人の利益と名誉を最優先する党内融和政策で延命を計る。

 10/1付 朝日新聞 天声人語には、「増税論議はにぎやかに、脱原発の覚悟はすでに怪しい。手法や政策が大して変わらないなら、政権交代は茶番であろう。違うというなら野田さん、地声で歌いませんか」が載った。 自民政治への反発なのか、野田政治へのエールなのか....

 この2年で政権担当能力のなさを証明した民主党政権は、普天間、八ッ場ダム等、拙稚なマニフェストの失政検証を終え、速やかに国民に詫びを入れ、信を問うべきではなかろうか。



ニコニコ動画  青山繁晴 民主党の浅学と欺瞞





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