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誇り高き仕事術 [政治、経済]

 誇り高き仕事術がある。

 ドラッカー 、  基本と原則に反するものは、例外なく破綻する。

 北尾吉孝、   仕事とは天命に従って行うもの。

 北尾氏は「仕事とは公のためにするものである」と提言する。「仕」も「事」も「つかえる」と読むと言う。

 ドラッカーは、ギリシャの彫刻家、フェイディアスの真摯な仕事ぶりを「神々が見ている」と喝破した。

 人の見ていないところでも、軸足がぶれない事が、基本原則である。

 「法律が許してもやってはいけないことがある」 高い倫理観なしに仕事は出来ない、が、北尾氏の一級の仕事の流儀である。


 菅直人は、表向きは、国民のためと言いながら、水面下の闇にまぎれて、国のかたちを変えようと目論む。


  脱原発で、日本経済の弱体化、空洞化が進み、大学生の雇用はまさに冬の時代だ。 この雇用対策に菅直人は有効な手立てを打つこともできないでいる。


 さらに、「一定のめど」、「退陣」等の日本語の意味を、自分流に勝手に解釈している。ついには、「やめるとは一度も言ったことはない」と言いだした。

 トップリーダーとして、人間の品性も、自らが使用する日本語の品性も問われてしかるべきであろう。

 ら抜き言葉は、パソコンのワードで使用すると警報が出る。「なので」とか「やばい」という言い回しが平気で使われる時代だ。

 一事が万事、この日本語の乱れは、誇り高き、礼儀厚き日本人の感性を危うくするものかもしれない。

 かって、「国語の品性を問う」として、産経新聞特別記者で校閲部長の塩原経央氏は、接続詞に「なので」を用いる話法について投稿されていた。

 「わが国語の引き出しにはそのような接続詞は存在しないせいか、耳障りで仕方がない。 接続詞「なので」は国語として相当に怪しいと言う。

 なので、「だから」と普通の国語を使いたまえと言っておこう?
 (産経新聞、新国語断想より抜粋)

 最近よく使われる「やばい」も、やくざの隠語である。まずい、あぶない、の意味がすりかえられいつの間にか肯定的に使われるようになった。

 やくざが使う下品な言葉が、堅気の世界で平気で使われている。

 かぎ裂きジーンズをおしゃれという時代である。時代が変わっても下品で貧相であることに変わりはない筈だ。価値観が逆転すると言うのは、勘違いか、錯覚か、そのどちらかであろうか。




 公明・漆原氏「役人のクビを切ってのうのうとしている」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110804/stt11080422370011-n1.htm

 政治主導?

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110806/stt11080603140001-n1.htm


 東京特派員・湯浅博 ああ、引き際は「礼を以て」

菅直人首相は大政を総理する日本の統率者である。言葉と振る舞いは「礼を以(もっ)て其容を飾り、詩を以て其辞を修」めなければならない。明治の外交家、陸奥宗光の言葉だ。

 引用記事全文
  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110804/plc11080403040003-n1.htm


 民主党、マニフェスト破綻と、国会と国民無視の菅直人の籠城で、この党はその存在理由を失った。この二年、この党は、国益こそ失うも、自ら打ち出した政策は野党の批判に耐えられず、いくつ実行できたのだろうか。

 ほとんど野党の出してきた政策に乗っかり、世論の尻に乗っかって迷走しているだけだ。

 何をするべきかもわからず、実力も力量もなき輩たちが、公を忘れ、私利私欲、国民を置き去りにし、自らの地に堕ちた名誉を守ることに汲々としている。


 民主党の議員が、震災の募金活動を行っていると聞く。

 この危急時に、自らがなすべき本来の仕事をせず、一体民主党は何をやっているのか。政権与党のするべき仕事をせず、野党提案の政策を丸呑みし、政府としての立案を野党に任せている。


 相変わらず、無駄、脱、埋蔵等のフレーズに翻弄され、その先にある国家の大計を見ることが出来ない。

 菅直人は、思い付きで世論の尻馬に乗り、政治主導、人事権を振りかざし官僚の首を斬り延命を図る。責任転嫁の典型であろうか。政治の貧困では済まされない。



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 以下、産経新聞、紹介文より抜粋

 
平成14年から15年にかけて産経新聞に掲載されたコラム「国語断想」に加筆・修正し単行本にしたもの。筆者は産経新聞特別記者で校閲部長の塩原経央氏。  内容は、「漢字制限の落とし穴」「言葉が映す現代のひずみ」「国語の奥行きと見えてくる言葉の素顔」「国語の復権と精神文化再考」―の4章から構成されている。  今日の社会現象にもなっている深刻な国語力低下は、戦後の国語政策にあり、それがいかに国語をやせさせ、日本人の国家意識を溶解させてきたかを著者は多角的に分析してる。 そして、国語を破壊する交ぜ書きや代用漢字の廃止などを強く訴え、伝統回帰こそが国語と国家再生への道筋と、熱いメッセージを発信している。




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