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中国ハッカー、脅威の2000万人超 [コンピューター/IT]

先日、パソコンを立ち上げたとたんに「キィーッ」「キィーッ」と
断続的に奇怪な叫び声が聞こえ始めた。インストールしていた
ウイルス対策ソフト(以下ソフト)が作動したのだ。

ウイルスを駆除するには「再起動せよ」との指示が出たので、
再起動すると、再び「キィーッ」。再起動、「キィーッ」。

この繰り返しで、パソコンが使えない。ソフト会社に電話して、
対策を教えてもらい、ことなきを得た。結局、「トロイの木馬」と
呼ばれるウイルスが22個も発見された。

 このウイルスはパソコンに侵入し、遠隔操作でパソコン内の
情報を窃取するというもので、駆除しなければ、大きな被害を
受けるところだった。


中国インターネット協会が今年1月に発表した「2007年中国
インターネット調査報告」によると、06年末現在の中国のハッカー
数は約2080万人で、1日平均のハッカー侵入回数は1億100
万件に上る。

 
「ウイルスバスター」で知られるトレンドマイクロ社は12日、同社の
ウェブサイトの一部が11日午後7時ごろに改ざんされ、コンピュー
ターウイルスを拡散させるものになっていたと発表、利用者に謝罪
した。
 (MSN 産経ニュース抜粋)

 中国がまき散らす害悪は、季節風により飛んでくる黄砂、
産業煤煙、農薬汚染食品、コピー商品等に始まり、ネットの
ハッカー攻撃にまで多岐に渡る。

 この国のハッカー数が、2000万人超、侵入回数が1億
100万件に上るというのは、脅威である。

 このエネルギーはどこから出て、どこへ向かうのか。ハッカー
が得るものは何なのか。

 善良なる市民社会の良識、善意などというものが、全く無視
され、通用もしない人種が、ネット社会を牛耳る恐怖。

 われわれが描いた、「ネットがボランティア精神で成立する」
というのは、幻想であった、というのも悲しい。

 日本のネット人口は800万人、世界では、7億と言われる。

 中国だけで2000万人、世界ではどのくらいのハッカーが存在
するのか、彼らのもくろみは何か、何か莫大な利権でも生み出す
のだろうか。

 しかし、本来「ハッカー」とは、プログラマーの世界では、その道
の達人を意味するという。決して悪の達人を意味しない。いい意味
では、彼らはコンピューター時代の革新者と言える。

 これは、せめてもの救いであるかも知れない

  



 
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