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自然を読む知恵/旧暦のリズム。 [環境]

経験を積んだ漁師は、波ではなく潮を見るという。
潮の干満は人と自然に密接に関係している。月と太陽のリズムである。
古来から人間は自然を破壊せず、月日と密着し、共存して生きてきた。人口が増え、
技術が進化する事により、食料等の生産効率をあげないと人口を賄えなくなってきた。
その結果が地球環境を破壊し、ひとが本来持っている”感性”までも失ってしまった。

村には長老がいて、季節を読み、天気の動きを的確にとらえ豊かな恵みとともに暮らし
てきた。聖人と呼ばれた。聖は、「ひじり」と読み、由来は「日知り」だという。
自然を読む感性を持ち、稲作や雨、風などの季節の予見が出来るひとを「日を知るひと」、
と言い、聖人とも呼んだという。
天気予報や俳句などに今でも使われる旧暦は季節が読める貴重なカレンダーである。


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