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宮大工のものつくり魂/百年先を見越した仕事。 [ビジネス]

宮大工の小川 三男氏は、最後の宮大工と呼ばれた、故、西岡 常一棟梁の直弟子で、
法輪寺三重塔や薬師寺金堂などを、副棟梁として担当した。
昔の大工はどんなに木が曲がっていても芯を通す(木の重心を見極める)事によって
建築材として使っていた。
自然には曲がった木のほうが多い。環境保護が叫ばれているのに、そんな木は、
ほうりっぱなしか、真っ直ぐな部分しか使わない。だから山が荒れる。
次の世代のために、うそ偽りのないものを残す、ものつくりとしてのプライドを持て、と後進
の育成にあたる。 
今の時代への真摯なる警鐘として受け止めたい。


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