星野ジャパン、何を背負ったか [スポーツ]
韓国、台湾戦を見事に戦い抜き、北京行き五輪切符を
手に入れた星野ジャパン、よかった、おめでとうと言いたい。
「産経抄」に、台湾戦でリードされた七回に代走で出場、
三塁に猛スライディングして逆転勝利を呼び込んだ宮本
主将が手記を寄せた。
決戦前、主将は若い選手たちにこう語りかけたという。
「今まで自分のために野球をやっていたことが多いと思う。
でも今回ぐらいは、人のために、自分以外のためにやって
いいんじゃないか」 (産経抄抜粋)
この言葉には、深い重みがある。
人は自分以外のもののために、何かを背負う時、最も
美しく輝く。逆に背負うものがない時の虚しさはどうであった
ろうか。
野球には、犠牲バント、犠牲フライ等自らを捨て、他を生
かす戦法がある。
七回の満塁でのスクイズは、指揮官、選手渾然一体の
まさに息をのむ瞬間であった。
国旗、国歌に敬意を表さず、下品な難癖をつける輩達の思惑
を超越し、まさに日の丸を背負って戦う純粋な姿には素直な感動
があった。
MSN産経ニュース
新、敵は我に在り [スポーツ]
プロ野球、楽天が善戦している。
野村監督の采配がジワリと効いてきているようだ。
新、敵は我に在り
タイトルは、現、楽天監督、野村克也氏が今から20年以上前に書いた
本の続編である。
楽天監督に就任し、「楽天の選手には、考えて野球をやったことがない
という者がいた。唖然とした。考える野球とはどういうものか、分かって
もらうために、話を始めた」という。(産経新聞、人語り、より抜粋)
かって、ヤクルト監督時代に、ミーティングの時に、古田選手がメモも
持たずに出席してきた。
こいつは野球をなめている、と徹底的にしごいたという。
楽天は、茶髪、ひげは厳禁である。前ロッテ監督の金田氏も、ロング
ヘアーを禁止したことが有ったと聞く。
野村監督は、「野球選手である前に、道徳、礼儀、礼節をわきまえた
社会人であれ」と説く。
かって、メキシコ五輪サッカー日本代表チームを育て上げた、ドイツ人
コーチ、デットマール・クラマー氏は、「サッカーは少年を大人に育て、大人
を紳士に育て上げるスポーツ」 と言った。
スポーツ選手は、その技術以前に、深い常識、哲学を持て、と言う。
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メキシコ五輪、奇跡の銅メダル [スポーツ]
タイトルは、NHK、その時歴史が動いた、の表題である。
以下、番組紹介文の引用。
その時: 昭和43(1968)年10月24日
出来事: メキシコ五輪サッカーで日本が銅メダルを獲得
昭和43年のメキシコオリンピック。サッカー日本代表は、南米やヨーロッパの強豪国を次々と
破り、見事、銅メダルを獲得した。しかし、その数年前まで日本サッカーはアジアのチーム相手
にも勝てず、どん底の状態にあえいでいた。それを勝てるチームに変貌させたのがドイツ人
コーチ、デットマール・クラマー氏だった。
自国開催の東京オリンピックの強化のために来日したクラマーは、代表選手の技術の未熟さ
に愕然とし、基本技術を徹底的に叩き込んでいく。そうした中で、クラマーは日本人の体格や
性格の特徴を活かしたチームづくりを目指していく。その指導は、指導者の育成にもおよんだ。
クラマーの指導によって生まれ変わったサッカー日本代表は、東京オリンピックで強豪国の
アルゼンチンに勝利。クラマーが去った後、監督やコーチは、選手の特徴を最大限に生かした
必勝パターンを見出し、4年後のメキシコオリンピックで見事銅メダルに輝いた。
番組では、貴重な記録映像や当時の選手、指導者の証言などを交え、どん底にあえいでいた日本サッカーが世界相手に勝てるチームに成長するまでの組織改革の日々を描く。
(再放送) 平成19年6月11日(月)
16:05~16:48 総合 全国
平成19年6月15日(金)
0:10~ 0:53(木曜深夜) 総合 近畿地方のみ
平成19年6月15日(金)
1:05~ 1:48(木曜深夜) 総合 全国(近畿地方のぞく)
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。
以上
我々が、感銘を受けるのは、デットマール・クラマー氏が、列強のサッカーのコピーではなく、
日本人に合ったサッカーを模索しチーム作りを進めた事である。
選手たちと寝食をともにし、新渡戸稲造の武士道精神を甦らせるような指導は、クラマー氏
の人間性から出たものであろうか。
番組の中で、数々のクラマー語録の中でも、とびきりの名言があった。
「私はサッカーを好きなのではない。心から愛している。なぜならば、サッカーは少年を大人
に育て、大人を紳士に育て上げるスポーツだからだ。」
確かにサッカーは「大人を紳士に育て上げる」 しかし選手たちが紳士に育ったのは、クラマー
さんの人格であった、という気がしてならない。
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