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イスラム国テロ、日本人標的の現実味 [政治、経済]

 妄言、事実誤認、不見識…「イスラム国」事件で本性があぶりだされた人たち 
 
「平和憲法を守れ! 武力で平和はつくれない。集団的自衛権、はんたーい!」  「戦争反対! 命が大事! 政府の責任! 戦争支援、絶対反対!」  人質の救出と「平和憲法」は直接関係ない。ましてや集団的自衛権は無縁の話だ。一方、デモではイスラム国を非難する声は聞こえてこなかった。

 引用記事全文
 http://www.sankei.com/politics/news/150212/plt1502120002-n1.html



 「イスラム国」事件で、安倍首相や人道支援に対し、反対、異議を唱える輩達がいる。

 野党然り、デモ然り、である。


 「政界徒然草」の記事にあるように妄言、事実誤認、不見識にまみれている。彼らは、自分の立ち位置、軸足がどこのあるのかを、全く認識していない。

 自分たちが、日本国に暮らし、憲法に守られ、国や社会から恩恵を受けながら、確固たる信念、意見もなく、付和雷同、烏合の衆の勢力に同調する。多勢に踊らされる哀れなピエロ達である。


 『国会議員としての見識を疑う例は、ほかにも現れた。共産党の池内沙織衆院議員は1月25日、ツイッターに「こんなに許せないと心の底から思った政権はない」と投稿した』

 さすがに、志位委員長もこのツイッターは、不適切だと言った。結果、投稿者自ら削除したと言う。

 常々思うのは、曽野綾子氏の日ごろの生きざまである。常に現場に身を置き、物事の本質を見極める。

 例えば、十万トンのタンカーに乗り込み、海賊の襲撃や機雷が浮遊するホルムズ海峡を丸腰で通過する。

 その実地の体験を踏まえ、集団的自衛権に言及する。アフリカの貧困、部族闘争等々の実体験を踏まえ、問題点を提言する。

 野党やデモに参加する、ヤワな腑抜け達の意見とは全く違い、筋金入りの意見である。

 反対を叫ぶ口先ばかりの殆んど現場を知らない、ヤワな有識者、知識人達の狙いを見抜けず、自らの偏向と貧しさにも気付かない、あわれなピエロ達になり下がっている。

 問題の全体をバランスよく見極め、何が問題なのか、解決する展望は何か、未来を俯瞰する力量はまるでない。

 以下は、日本国憲法の前文の一部である。

 「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。

 われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

 この前文を読む限りでは、日本政府に対し、野党や、デモの反対者達が、いかに国民が果たすべき責務に背を向けているかが分かる。

 世界と連帯すべき時に、一国平和主義に呑みこまれ、まさに身勝手、国家と世界への貢献と言う責務に全く無頓着、無関心なのだ。

 イスラム国の声明により、日本人は世界のどこにいても、テロの標的になり得る。

 「戦争反対! 命が大事」、と叫ぶならば、時としては、後藤健二さんが背負った命より大事なものがあるという現実に、眼を向けねばならない。

 もはや、テロは日本にとって無縁ではなくなった。「テロには屈しない」、という国の覚悟を、国民全体が命がけで共有すべき時なのであろう。




参考図書

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