SSブログ

民主党政権、拙稚で泥縄対応 [政治、経済]



 エルピーダ破綻 
 
同社は半導体メモリー「DRAM」の専業メーカーで、NECと日立製作所のDRAM事業部門が統合し、2000年に現在の会社の形になった。さらに三菱電機の同部門も合流し、日本のDRAM製造を代表するメーカーとなった。  しかし海外勢との競争や商品価格の下落、さらに円高で業績が悪化。米マイクロン・テクノロジーや台湾メーカーとの資本業務提携などで生き残りを模索していたが、交渉が不調に終わり、自主再建を断念したもようだ。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120227/biz12022716260006-n1.htm


 日の丸半導体の没落 遅すぎた次の一手、政府の失政も一因に
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120227/biz12022721470026-n1.htm

 エルピーダ破綻 変化恐れず生き残り図れ
 
エルピーダ破綻を教訓に、民間企業は改めて生き残るための「変化」の必要性を認識しなければならない。「何をつくるか」を決めるのは経営者であり、役人ではない。国はそれを後押しする税制などの環境整備に徹すべきだ。  官が果たすべきは、円高対策や経済連携協定の締結などの手だてを尽くし、民間が海外と互角に戦えるよう競争条件を整えることだ。そして民は、変化を恐れず前に進む。ものづくりによる日本再生はそこから始まる。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120229/biz12022903060001-n1.htm


 政権与党が打ち出すべき半導体事業に対する国策が、未熟、拙稚で、公的資金300億円を投入しながら、日本を代表する「DRAM」事業を破たんさせてしまった。

 サムスン電子に見る韓国半導体産業のDRAM 戦略は、半導体産業の明日を見据える国家プロジェクトによる推進だ。税制優遇措置まで織り込む。日本の腰が引けた国策とはわけが違う。

 情けないかな、素人政権の国家戦略の未熟さが露呈した。この事業こそ、プロのシンクタンク等の施策を傾注し、世界と渡り合わねばならなかった筈だ。幸い事業は継続の方向で検討されるようで、技術、ものづくり、雇用等、破たんを乗り越えて健闘してほしい。

 政府の半導体事業戦略、円高対策の失政が招いた責任は重大である。この政権は、国家を運営し、世界と渡り合う能力も、存在理由も全くない。

 国家が生き延びるために、何で稼ぐか、を見いだせず、手っ取り早い身近の増税を打ち出すという野田内閣の手法、愚策には、確かなる明日がない。

 前参考記事 よろしければどうぞ
 エルピーダメモリーの挑戦>



 【原発民間事故調報告書】官邸の介入で無用の混乱 リスク高めた可能性も 有識者が発表
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/smp/science/news/120228/scn12022800160000-s.htm

 「稚拙で泥縄的な危機管理」 報告書で浮かびあがった官邸のドタバタ
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/science/news/120228/scn12022800470007-n1.htm


 【原発民間事故調報告書】パニックと極度の情報錯綜 「やめた方がいいですよ」 枝野氏は菅首相にダメ出していたが…
 「何の責任も権限もない、専門知識だって疑わしい人たちが密室の中での決定に関与するのは、個人的には問題だと思う」  菅氏が原発事故の初期段階以降も他の閣僚や事務レベルに適切な権限委譲を行わず、引き続き直接的な関与を続けたことへの批判も指摘されている。  「(政府と東電の)統合本部の士気を低下させるから、なるべく菅さんが出てこないように言ってほしいと何人かから頼まれた」  福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)の報告書から浮かび上がるのは、「パニックと極度の情報錯綜(さくそう)」(報告書)に陥り、「テンパッた」(同)状況となった当時の菅直人首相や官邸中枢が、現場に無用な混乱を招き、事故の危険性を高めた実態だ。調査の結果、菅氏による「人災」が証明されたといえる。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/smp/politics/news/120228/plc12022800190001-s.htm

 「後進国なら菅氏は死刑」 溝手氏、事故調報告受け
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120229/stt12022907270002-n1.htm


 世界のマスコミが、メルトダウンを報じるさなか、官邸は、ヘリによる空中散水と言う愚策を指示、世界の嘲笑を買った。

 当時の、福島原発、吉田所長は、東電本社、官邸の指令をさて置いて、「去る者は止めない」と言い、踏みとどまった仲間たちと共に、死を覚悟のメルトダウン事故対応を、自己の信念で貫いたと聞く。覚悟もなく、周囲を怒鳴り散らし、肚の座らない菅前首相とは比べるべくもない。


 Youtube 動画再生 西田昌司  無為、無策、無知の民主党政権のデフレ対策。


Youyube 動画再生  デフレ対策、出口見えず。



 ニコニコ動画 石原都知事 TPPを質す。






参考図書

平和主義ではない「脱原発」―現代リスク文明論
平和主義ではない「脱原発」―現代リスク文明論西尾 幹二

文藝春秋 2011-12
売り上げランキング : 22967


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



メタンハイドレート (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
メタンハイドレート (ムー・スーパーミステリー・ブックス)有賀 訓

学研パブリッシング 2011-10-18
売り上げランキング : 138490


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



何故かジャズ されどジャズ

Sounds of Synanon [12 inch Analog]
Sounds of Synanon [12 inch Analog]Joe Pass

Pure Pleasure 2008-06-09
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

nice!(197)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 197

トラックバック 0

語るに落ちた話陽は再び昇るか ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。