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人間力、決断力 [政治、経済]

 

 「政治犯収容所だけが増えた」3代世襲非難のビラ10万枚飛ばす 韓国の脱北者団体
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/111221/kor11122114380012-n1.htm

 日本政府は、緊急安全保障会議を開いたが、わずか10分で終了したという。野田総理は、北朝鮮の重大ニュースがあると聞きながら、駅頭演説に向かい、途中で引き返しという。相変わらずお粗末な対応しかできない。

 日米の危機意識くっきり 政権交代 ふっつり消えた朝鮮半島有事研究

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111221/plc11122101120001-n1.htm


 情報サイクルを回せ(上)外交ジャーナリスト・作家 手嶋龍一

 
菅前首相は、大震災発生の翌朝、ヘリで福島原発に向かうパフォーマンスを演じながら、海水注入による冷却の決断ができず、炉心溶解(メルトダウン)を起こした

 
どの国家にも情報を循環させる心臓、つまりインテリジェンス・サイクルが作動している。だが菅内閣では全く機能しなかった。指導者の決断の拠(よ)り所(どころ)となる精緻(せいち)な情報が少しも入ってこなかったからだ。情報のサイクルが作動していれば、神の火を制御することも十分可能だった。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111220/dst11122003180000-n1.htm


 情報サイクルを回せ(中)外交ジャーナリスト・作家 手嶋龍一

 
情報は命じて提供させるものではない。チャーチルは自らの威信と信望によって良質な情報を吸い上げたのです。部下を怒鳴りつけた菅前首相は、インテリジェンスの基本を最初から逸脱していました。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111221/plc11122103160004-n1.htm


 「場合によっては菅元首相も牢屋に」 みんな・渡辺氏

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111216/stt11121619090006-n1.htm


 みんなの党・渡辺代表「底の浅さがバレてきた」

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111212/plc11121212220000-n1.htm

 稀代の独裁者の死について重大ニュースがあるとの報に接しながら、総理は一旦は駅頭演説に向かったと聞く。山岡大臣は安全保障会議を欠席、一川大臣は、長淵剛氏に表彰状を贈ったという。

 世界が朝鮮半島情勢の危機対応に追われている時に、やるべきことが表彰状とはなんと能天気なことだろうか。これが職責を全うすることなのか、この防衛大臣を続投させた野田総理の見識も情けない限りだ。
 
 かって、原発災害対応の拙稚さで、石原都知事は、民主党菅政権を未熟者の集団だと糾弾した。事故の誤った対応は、メルトダウン、放射能汚染と言う最悪の結末となった。

 世界のマスコミが、メルトダウンを報じるさなか、官邸は、ヘリによる空中散水と言う愚策を指示、世界の顰蹙を買った。

 事故検証が進むにつれ、人災の様相がはっきりしてきた。政治主導を掲げた素人政権の思い上がりが、緊急の事故対策を混乱させた。

 「俺は原子力に強いんだ」と思い上がった菅直人、今日の災害結果の重大さを引き起こした張本人として「場合によっては菅元首相も牢屋に」も当然かも知れない。

 とまれ、半島情勢、原発事故、この重要局面の危機管理、安全保障の対応に、野田政権は無防備だ、と言うより、やるべきことが的外れ、まるで分かっていない。「職責を全うする」、が聞いてあきれる。


 手嶋龍一氏は、原発事故の悲惨な結果は、「決断すれば、神の火制御できた」と言う。情報収集と危機管理の幼稚さが招いた結果はあまりに不条理だ。

 民主党政権の危機管理ができていない、決断力がない、優柔不断、責任回避は、この政権の未熟さと、浅はかさと、よこしまな偏見(国益侵害)によるものだ。

 人間力なき、まっとうな決断ができない成りあがり素人集団は、あと二年も政権に居座るつもりなのだろうか。

 日本国債格下げ、安全保障、財政、エネルギー、ものづくり等々、政権への国民の意志不在のまま、日本は持ちこたえられるのだろうか。

 日本の明日を切り開く道筋をつけるために、国家運営能力なき政権は、国民の信を問う事が急務ではないだろうか。これが出来ないという事は、まさに政権の存在理由と運営能力欠如の証しなのであろう。

 野党時代に、菅直人は、麻生政権に対し「国民の信を問えないのは、勇気がないからだ。いずれこの政権は野垂れ死にするだろう」、となじった。今この言葉は、民主党野田政権が真摯に受け止めるべき言葉ではなかろうか。


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