正義のたたずまい

　首相、米紙会見　「来夏向け原発再稼働」　着工済みは個々に対応

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110921/plc11092108170005-n1.htm

　弁護士、衆院議員・稲田朋美　行動が伴わない「どじょう」宰相
　

政権交代したときの民主党の詐欺的マニフェスト（政権公約）は「消えた」年金記録どころではない。無駄を排して９・１兆円、天下りを廃止して１２・１兆円、予算を組み替えて「２０兆円・４０兆円」すぐに捻出でき、子ども手当、高速道路無料化、高校授業料無償化、農家の戸別補償など約１６・８兆円の政策が実現するとしていた。<その財源はどこへ行ったのか。まさに「消えた財源」だ。

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110922/plc11092203410001-n1.htm


　語らぬどじょうの狡猾さ
　

　「首相は就任してからぺこりぺこりとお辞儀はするが、この国をどう導いていくか聞いたことがある人は一人もいない。メディアに対しても発信しない」

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110921/plc11092121010019-n1.htm


　普天間シフトは「素人」ばかり　関係閣僚初会合　首相の危機感薄く

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110917/plc11091701140000-n1.htm


　マイケル・サンデル氏は、正義の多様性について鋭く迫る。　正義にもたたずまいがある。以前、”アフガニスタンのヤギ飼い”を投稿したことがある。

　自然の理、実社会の理もすべて相対で成立する。ここを突きぬけるのが、大自然、神の摂理であろうか。

　野田総理、日本経済を見据え「原発再稼働」に言及した。世界の明日のエネルギー問題を見た広い複眼の見直し論は一歩前進かも知れない。

　今、世論は脱原発が大勢である。しかし世界のエネルギー問題を見渡すとき、原発の代替エネルギーの手当てができていない。

　福島の原発事故の底知れぬ恐怖は計り知れない。脱原発は当然であろう。問題はその先である。反対の先の道筋をつけねばならない。

　たとえば、朝日新聞の9/21付社説である。「脱原発集会」と題し、「民主主義が動き出す」の見出しが躍る。

　しかし、反対のうねりは強調するが、脱原発後の明日のエネルギー社会の構想は一切触れていない。道筋のない反対論に終始する。

　朝日新聞の論調は、常にこの一方向の反対論である。反対の先にある論点を見せないまま世論を誘導する。対論にある他の新聞論調との格差には触れない。

　前菅政権の一方向的脱原発主張の延長線上に乗る原発反対は、日本経済の成長戦略を基調とした新たなる代替、新エネルギーを見据えた上での反対でなければならない。

　　反対の先にある全てを引き受ける責任と覚悟がなければならない。

　まずは、前菅政権の愚策を見切った野田総理の構想が、新エネルギー路線の前進であることに期待する。

　　明日の日本社会の夢多きたたずまいを魅せてほしい。

　
　参考

　脱原発コストは７７兆円　経済に大打撃と仏紙

　引用記事全文
　http://sankei.jp.msn.com/world/news/110922/erp11092221440002-n1.htm


　前記事があります。よろしければどうぞ。
　アフガニスタンのヤギ飼い


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