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礼を欠く菅政権 [政治、経済]

 震災支援の謝意表明にまで「?」の菅政権

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110430/plc11043018000015-n1.htm

 
米、英、中、韓の主要紙に掲載した広告には、「絆に感謝」という英文の見出しと掲載国の言語で感謝文が記され、末尾には首相の署名と「まさかの時の友は真の友」という言葉が添えられている。  実際、日本には米国や台湾のような「まさかの友」が存在することを今回の震災は教えてくれた。ただ、悲しむべきは菅首相に「真の友」がいないことまで証明されてしまったことだろう


 韓国に感謝広告は出すが、台湾には出さない。菅直人のこの偏向は、軸足をずらした国家観と自らのルーツにある。この陰湿な非礼さにはやりきれない。
 
 「善き友は 心の花の 添え木かな

 禅林世語集の一句だと聞く。菅直人は、この花の添え木を持てず、国民と世界の信頼を失った。

 兼好法師(吉田兼好) 徒然草 第112段の一節に、

 「信をも守らじ、礼儀をも思はじ。この心をも得ざらん人は、物狂ひとも言へ、うつつなし、情なしとも思へ。毀る(そしる)とも苦しまじ。誉むとも聞き入じれ」とある。

 菅直人、或いは民主党政権について言い得て妙である。礼儀や連帯と言うものは、人が共に暮らすためのルールだ。礼を欠いた者たちが国を治める事は許されない。


 孔子は、「子曰く、能く礼譲を以って国を為めんか。何かあらん。礼譲を以って国を為むる能わざれば、礼を如何せんや」、と説く。 
 
 国を治むるもの、礼儀と謙譲を忘れてはならない。孔子は虚礼を戒め、「礼譲」を説いた。

 国民の信を失っても総理の椅子にしがみつく非礼、民主党政権が決定的に欠くもの、それはまさにこの「礼譲」の精神である。

 普天間基地移設に見る安全保障、八つ場ダムに見る治水政策を対案もなく一方的に反故、費やされた決して戻らぬ時間と民心を踏みにじった。米国との国家間の約束も、地元住民との約束も独善的に破った。

 これこそ相手に対する「礼儀」を欠き、「謙譲」の精神を踏みにじり、政権自らの本性をあらわした暴挙だ。

 特に今回の震災と原発事故の政府対応が独善、場当たり、非礼だとする批判が多い。

 
 被災住民も「菅降ろし」?

 被災地と住民への訪問には、パフォーマンスに明け暮れ、非礼な対応に、「もう帰るんですか」と呼び止められた。

 「ここに寝泊まりして、避難民の苦しみを味わってください」、と涙交じりに訴えられた。

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110423/plc11042318000016-n1.htm

 何度でも言おう。菅直人は、総理としては、国旗国歌に敬意を示さぬずれた国家観を持ち、一国のリーダーとして人間の資質に問題がある、まさに”人間としてどうか”である。

 かって、クライスラーのリー・アイアコッカ (フォード時代、名車マスタングの開発設計者)、アップルのスティーブン・ジョブス氏は、自ら志願し、年収1ドルで会社再建に取り組み、見事企業は甦った。

 菅直人も、石にかじりついてでも総理を続けたいなら、年収2000万円を義援金として返納し、無給でこの国難に取り組み、自らの言葉通り政治生命をかけて日本再生を目指す覚悟を示して欲しい。

 
 Youtube  動画再生  原子力防災基本計画及び訓練を、記憶にないと言う総理。これが一国の総理なのか。 















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