鳩山首相、世界の信頼を失くす

　鳩山首相　信頼ぼろぼろ
　

米大手シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所」のオースリン日本部長。この中で、日米関係について「かつてはジャパン・バッシング（日本たたき）、ジャパン・パッシング（日本素通り）という時期があったが、今やジャパン・ディッシング（日本けなし）ともいうべき新しい時代に入った」としている。

引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100423/amr1004230908002-n1.htm

沖縄の米軍飛行場移設問題でも「トラスト・ミー」など言葉の軽さで混迷を深めてきた。５月末までの決着という公約が果たせない場合、どう言い繕うおつもりだろう。いや今回ばかりは、どんな言い訳も責任転嫁も通用しないはずだ。

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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100424/plc1004240308002-n1.htm

　鳩山首相は、偽装献金事件では、関係資料を公開し皆さんに見ていただく、と言っていた。ところが秘書が有罪判決を受けると、一転し、プライバシーにかかわる、私服を肥やしたわけではない、などと言い、公開しないと言い出した。もちろん議員バッジは外さない。

　SBI　代表取締役CEO、北尾吉孝氏は、「法律が許してもやってはいけないことがある」と言う。

　鳩山首相は、3月末までに普天間問題の方向を出すと言っていた。出来なくなると、法律で決まっているわけではない、と言い出した。法律で決まっていなければ、約束を反故にしてもいいということなのだろうか。

　党首討論で「ワシントンポスト紙の言うように、私は愚かな（loopy)首相かも知れません」と言った。しかしその後の討論では、「愚か」を「愚直」にすり替えて答弁した。

　愚かと愚直では、その意味するところは、明らかに相違する。都合のいい巧妙なすり替えは、たちが悪い。

　かって首相は、、コペンハーゲンでのクリントン長官との意見交換の会話を曲げて伝えた。「虚言、妄言」を生業とするのだろうか。

　鳩山首相は、麻生前首相を、漢字も読めないと首相と揶揄したが、麻生さんの間違いは、漫画を読むだけあってユーモアがあった。人柄であろうか。

　【久保田るり子の外交ウオッチ】普天間迷走を見る韓中台の冷ややかな視線
　

普天間問題の迷走をアジアの隣人たちは何と見る？　鳩山政権発足時に膨らんだ期待は、この間の日本の戦略なき不手際外交ですっかり色あせた。「失速した日本」（韓国）「米国に嘲笑（ちょうしょう）された日本」（中国）－各国メディアは容赦ない表現で民主党ニッポンを評価する。アジアでも日本パッシング（日本への無関心）を懸念する声が広がりつつある。（久保田るり子）

引用記事全文
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100425/kor1004251529002-n1.htm

　民主党政権が発足したとき、世界のマスコミは、「民主党はできない約束をした」と見抜いた。対案も腹案もなく、普天間基地、八つ場ダム、高速道路、子供手当て、高校無償化、すべて迷走の極みである。

　民主党マニフェストは、日本が世界との連帯の上に立ち、国家の矜持を保つ、という大局には立っていない。

　政権与党の半数が、国旗、国歌に敬意を表さない輩たちの集団である。ジャパン・パッシング（日本素通り）、ジャパン・ディッシング（日本けなし）ともいうべき新しい時代に、世界を相手に信頼を回復すべく、この国の明日をどう構築して行くのだろうか。


　Youtube　動画再生　青山繁晴　「脱私即的」について







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