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インターネット国際社会のブラックホール [国際]

 「国境なき記者団」は、2006年11月、AFP 時事ニュース
で「インターネットの敵」を発表した。

 「国際団体「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は
インターネットへの自由なアクセスを疎外する「インタ
ーネットの敵」として北朝鮮や中国など13カ国を挙げ
た。名指しされたのは以下、サウジアラビア、ベラルー
シ、ミャンマー、キューバ、エジプト、イラン、ウズベ
キスタン、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ベ
トナムとなっている」
 
 インターネットは成熟社会が、善意を基底に情報提供
を行うものである。成熟社会であるから、一定のモラル
や判断力は備わっているという大前提である。

 100年に渡るニュースの検索も出来る程情報量は多い
が、ネット上には、底知れぬ闇も潜む。テロ、殺人、麻薬、
詐欺、アウトロー達の温床がある。自由社会である故の寛
容さである。良識の判断にて淘汰、取捨選択されて行く。

 自由社会でも、言論、人権に関わる悪意ある犯罪に繋が
る情報規制は存在する。しかし体制が相違すれば、正論で
あるべき体制批判の自由はない。言論、人権弾圧は体制
維持のため正当化される。北朝鮮の強制収容所の実体は、
ネット上には公開されない。

 特に中国と北朝鮮は、世界最悪のインターネットブラック
ホールだという。

 中国は、自国の愛国及び半日教育、チベット騒乱、日本の
毒餃子事件、五輪聖火阻止等につき、インターネット上では
すべて自己を正当化し、非は相手国にあり、とするネット攻撃
が氾濫している。

 自由なな反論は言論統制で黙殺されるという。

 さらに「国境なき記者団」は、

 「yahoo.cnで反体制的用語を検索すると、結果の大部分に
中国政府寄りの情報が表示され、一部用語ではエラーが出て
検索ツールが一時的にブロックされてしまう」という。

 参考までに以下関連記事あり。
  
 『中国が検閲強化、Google.comへのアクセス不能に
国境なき記者団によれば、中国でGoogle.comの検索が利用
できなくなり、検閲回避ソフトも機能しなくなった。当局が過去
最高のレベルで検閲を強化している模様。
「Googleは主義を曲げた」――創設者、中国での検閲を語る
Skype、中国でのIM検閲を認める
米議員、中国政府の検閲への協力企業を批判
「天安門事件」「法輪功」サイト見つからず――中国版Google
の検閲実態 MS、各国国内法に基づくブログ遮断方針を説明
「Yahoo!は中国警察の密告者」――国境なき記者団が批判 』

 http://cn.yahoo.com/ にアクセスして確かめてみるとよい。


 胡錦濤・中国国家主席、来日の微笑外交の裏に隠された
深い闇がある。

 一国二制度の詭弁国家、中国、体制維持のため、自由な
反論は検閲、言論統制で黙殺されるという恐るべき専制国家
である。

 胡錦濤、福田会談では、未来志向による日中友好を宣言した。
友好実現のために、国家体制の相違を乗り越えるべく深い叡智
が見つかるのだろうか。

  桜井よしこ氏が糾弾する「異形の大国 中国」である。






異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない
異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない櫻井 よしこ

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