文珍落語の警鐘! [日々雑感]
産経新聞特別記者、塩原経央氏に言わせれば、日本語の使い方が、相当怪しく
なって来ているという。
例の、「なので」である。(5/21、だからそれは相当怪しい、参照)
日常会話も、ら抜き言葉に始まり、うそ、ありえない、かわいい、の三語で殆ど済ます。
桂文珍の落語に、ファミリーレストランでの会話のやり取りを揶揄したものがある。
食事が終わり、会計でのやりとりである。
『1000円からのお預かりです』
『1000円からじゃない、わたしからじゃ、貴様、日本語も解らんか』
『いえ、中国からの留学生です』
まさに笑い話である。しかし、この会話のルーツは中国ではなく、日本の
若者たちの会話からである。
ボキャブラリーの貧困だけでなく、語法までが変遷して行く。
日本語の奥深さが失われ、同時に脳も退化して行く、由々しき問題である。
窓際のウィンドウズ | |
桂 文珍 PHP研究所 2003-01 売り上げランキング : 146795 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
落語的笑いのすすめ | |
桂 文珍 新潮社 2006-02 売り上げランキング : 22194 おすすめ平均 危険すぎて・・でも手放せない 全ての大学の授業がこうなら、日本は美しい国になるかも これは、授業に使えます Amazonで詳しく見る by G-Tools |
聖地への旅 | |
マイケル・ブレッカー パット・メセニー ハービー・ハンコック ユニバーサルクラシック 2007-05-16 売り上げランキング : 209 おすすめ平均 常に前進だったテナーマスター マイケル・ブレッカーは永遠に・・。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2007-06-19 10:23
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0