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だからそれは相当怪しい [社会]

 
 産経新聞特別記者で校閲部長の塩原経央氏は、最近、接続詞に「なので」
を用いる話法をしばしば耳にする。

 わが国語の引き出しにはそのような接続詞は存在しないせいか、耳障りで
仕方がない。 接続詞「なので」は国語として相当に怪しいと言う。

 なので、「だから」と普通の国語を使いたまえと言っておこう?
 (産経新聞、新国語断想より抜粋)

 最近よく使われる「やばい」は、やくざの隠語である。まずい、あぶない、の
意味がすりかえられいつの間にか肯定的に使われるようになった。

 やくざが使う下品な言葉が、堅気の世界で平気で使われている。

 かぎ裂きジーンズをおしゃれという時代である。数万円から数十万円の値が
つくという。 時代が変わっても下品で貧相であることに変わりはない筈だが…。

 価値観が逆転すると言うのは、勘違いか、錯覚か、そのどちらかであろうか。
 或いは、時代が病んでいるのだろうか。

参考図書

 「『国語』の時代-その再生への道筋」。

 以下、産経新聞、紹介文より抜粋

平成14年から15年にかけて産経新聞に掲載されたコラム「国語断想」に加筆・
修正し単行本にしたもの。

筆者は産経新聞特別記者で校閲部長の塩原経央氏。

 内容は、「漢字制限の落とし穴」「言葉が映す現代のひずみ」「国語の奥行きと見えて
くる言葉の素顔」「国語の復権と精神文化再考」―の4章から構成されています。

 今日の社会現象にもなっている深刻な国語力低下は、戦後の国語政策にあり、それが
いかに国語をやせさせ、日本人の国家意識を溶解させてきたかを著者は多角的に分析
しています。

そして、国語を破壊する交ぜ書きや代用漢字の廃止などを強く訴え、伝統回帰こそが国語
と国家再生への道筋と、熱いメッセージを発信しています。

「国語」の時代―その再生への道筋
「国語」の時代―その再生への道筋塩原 経央

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