仏イスラム過激派テロの衝撃 [国際]
8万人投入…仏北部で大規模捜索続く 兄はイエメンのアルカーイダ系組織で軍事訓練か
引用記事全文
http://www.sankei.com/world/news/150109/wor1501090011-n1.html
フランスにとっての自由
何より3つの標語(自由、平等、博愛)を守るために、戦いを恐れないのが、フランスである。 ▼「イスラム国への攻撃に参加すれば、標的になってしまう」。こんな声が識者から上がるような、ヤワな国ではない。
引用記事全文
http://www.sankei.com/column/news/150109/clm1501090004-n1.html
1936年、スペイン内乱が勃発すると、世界の知識人たちが反ファシズムと戦うべく義勇兵として立ち上がった。アーネスト・ヘミングウエイ、アンドレ・マルロー達である。
この戦場から生まれたのが、ヘミングウエイ、「誰がために鐘は鳴る」、”死を悼む鐘は、汝がために鳴るものを、問うなかれ、誰がために鐘は鳴る”、と。
そして、マルロー 「希望」であった。
彼らは自己の信念に基づき、命を賭けて戦った。日本のやわなニセ知識人とは根底から違った。今の日本には、慰安婦、原発問題に絡むニセ知識人、貧相な有識者が多い。
「イスラム国への攻撃に参加すれば、標的になってしまう」。こんな声が識者から上がるような、ヤワな国ではない」
「揺らげども、沈まず」、パリ市民の標語である。
フランスに見習え!である。
「イスラム国への攻撃に参加すれば、標的になってしまう」、これは日本のニセ知識人、有識者たちが、戦いを回避し、声高々に叫ぶ卑劣な自虐史観ではないのか。
北朝鮮の核の脅威や、シーレーンの丸腰、無防備航行の危険を見直す、集団的自衛権の行使が、「戦争への道」だと言って反対する。
まさに、戦後民主主義、一国平和主義にどっぷりと浸かった鵜合のニセ知識人たちである。命を賭けるものを持たぬ丹力無き腑抜けたちである。
とまれ、しかしである。イスラム原理主義によるテロに関しては、吾々の理解の範疇を超えている。
彼らの正義を前にして、世界が、断じて許されるものではない、と言っても、テロは増殖を続けている。
世界や社会の仕組みを解明するためには、専門知識や技術だけでは歯が立たない。
例えば、人間の意志どうりに動く医療ロボットスーツを生みだした、サイバーダインCEO、 山海嘉之氏は力説する。
ロボットは、コンピューターや工学だけでなく、脳科学や神経学、さらには心理学など、様々な学門を融合させた多方面にわたる複合知識と技術を極めた成果だと言う。
限りなくきな臭く、胡散臭い、北大元教授、中田考氏は、イスラム法学者を語りつつ、イスラム国に、日本の若者を送り出した。
彼が、日本の実力社会、格差社会の中で、日本社会に絶望した若者に真っ当な明日の指針すら与えられずに、イスラム国へ送り出す魂胆は何なのだろうか。
自らの根っこの中に、真正面から日本や日本社会に対応できぬ何らかの偏向があるのかもしれない。
イスラム国へ、日本の若者を送り出すことは、若者の明日、日本の明日にとって決して救済にはならないはずである。
テロは対岸の火事ではない。
揺るぎなきテロとの戦いと、世界で立っていける、生きるための規範と、戦後レジュームを問いなおす良心と寛容さを身につけたいものである。
参考図書
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