大義を問うなら、自らの軸足を糺せ! [教育]
教育者にこそ「志」求められる バッカーズ寺子屋塾長・木村貴志
「志の教育」をテーマに教育実践活動を続けてきた。子供や若者への教育が中心だが企業研修も多い。人事担当者の悩みは「指示された仕事はできるが、自ら考え、主体的に切り開く仕事ができる社員が少ない」ということだ。子供たちの教育課題と全く重なる。
考えてみれば、日本の学校教育では「何のために学ぶのか」を深く考える機会もなく、とりあえずテストの成績と入試のために「正解を与えられ」「勉強をさせられる」受け身の学びを多くしてきた。そうした子供たちが、大人になって会社に入れば「与えられた仕事をさせられる」受け身の姿勢になるのは無理からぬことだ。
引用記事全文
http://www.sankei.com/life/news/141115/lif1411150027-n1.html
解散に大義あり 安保政策で「民主主義」を問うべきだ
引用記事全文
http://www.sankei.com/politics/news/141117/plt1411170012-n1.html
思い煩うこともなく、人生は無意味なのだ。
サマセット・モームは、『人間の絆』の中で、「人生は無意味且つ無目的」と言った。
しかし、人格豊かな人間は、瞬時に、これが逆説の箴言だと受け止め、人生の夢と志を追い求めるであろう。
人格貧しい人間は、無意味ならばと、自堕落で、怠惰な人生を送るかもしれない。
人生には、間違いなく使命と任務がある筈、大きな志を全うする使命がある筈である。
長いようで、人生は短い。大きな夢と志を抱き、あふれる想いで、自分を、そして人生を信じることが、自らと、社会、そして世界を豊かにする。
バッカーズ寺子屋塾長・木村貴志氏は、「自ら考え、主体的に切り開く」、これが、「子供たちの教育課題と全く重なる」と言う。
まさにその通りであるが、この課題は、世の成熟せぬ大人たちにも当てはまる重大なテーマでもある。
安倍首相の、消費税先送り、解散総選挙の表明を受けて、世の評論家、有識者、そして野党までが、そろって、「アベノミクスの失敗、大義なき解散」、と攻め立てる。
野党を始め、この半端な輩たちは、日本をどうしようと思っているのだろうか。未熟な自らの軸足がどこにあるのかを見極めるべきだ。
日本を取り巻く厳しい財政や安全保障等々という大きなテーマに立ち向かい、明日を切り開く勇気を持てぬ輩達が多い。
安倍政権を否定する者たちは、アベノミクスの代案として、日本を立て直す大義を天下に表明すべき時である。これが出来ないようであれば、この輩たちは、間違いなく烏合の衆達である。
血税700億をかけて行う今回の選挙を糺す前に、自らに課せられた責務を問いただすべきである。
鬼の首を取ったように、声高らかに、うちわを振りかざし、法相を辞任に追い込み、アベノミクスの失敗を攻め立て、民主党は、一体、日本をどう立て直すつもりなのだろうか。
今こそ、アベノミクスを凌ぐ論を立てよ!、である。
国会審議拒否まで持ち出し、まさに大義なき卑劣な任務拒否である。
前詐欺政権から抜け出せず、対論、腹案が全く見えてこない民主党、相変わらず、君が代を歌わず、国に弓を引く、浅はかな大義なき不毛な集団でしかないのかもしれない。
大義を言うなら、自らの大義を明かせ!
今こそアベノミクスを超えて、大義ある明日の指針を出さねばならぬ時なのかも知れない。
政治にも熱き感動が欲しい。論点を外し、国会を愚にもつかぬ論争に使わないで欲しい。
政治に携わる者たちは、大局観と豊かな人間力を身につけ、日本と世界の明日に尽くしてもらいたい。
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