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公と個、生きるための礼儀 [社会]



  韓国船事故と入学式 「公と個」の職業意識 論説副委員長・別府育郎
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/140513/edc14051314300001-n1.htm


  負傷した同僚見捨てる 逮捕の船員、救助求めず
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140513/kor14051322010006-n1.htm


 操舵室、客室乗務員の指示要請を無視 船長に殺人罪検討
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140510/kor14051009450004-n1.htm


 人間は、高貴さと卑劣さとを合わせ持つ。他者や友や国を背負う時、高貴な自己犠牲と貢献の精神が目覚めるのだろうか。

 今回のセウォル号船長をはじめ乗務員達の、乗客を捨て置いた卑劣な逃亡劇は、韓国社会の根幹を見る思いがする。

 かって、日本には、君が代を歌わない総理大臣がいた。 朝鮮をルーツとする菅直人である。2010年横浜Apecでの中国、胡錦濤前国家主席との首脳会談では、蛇に見こまれた蛙のように、うつむいて、用意した原稿を読み上げるばかりで、一度も顔を上げなかった。
 
 この卑屈、屈辱的な姿に日本中が落胆した。総理として国を背負った公の姿はなく、日本から軸足を外した一介の貧相な私人の様相でしかなかった。

 国歌斉唱に起立をしない教師がいる。教師の職責をはき違えている。起立をしたくないなら、教師を辞めて、他の分野で自己の主張をすればよい。

 息子の入学式に出席し、公務の入学式を欠席した教師もいる。日教組が言う、「教師は労働者」なのだろうか。

 ぬくぬくと権利のみを主張し、義務を果たさぬ身勝手は許されない。義務を果たさぬなら、国から受ける恩恵を辞退したらよいであろう。

 まっとうな判断力、価値判断基準もない幼稚な教師という公職にあるものが、傍若無人、自己都合を優先させることは許されない。

 大人の常識、社会の原理、原則、規範を理解せねばならない。共同体の中で、個人が果たすべき役割、公人が引き受けるべき責務をわきまえてもらいたい。

 日教組の歪曲、偏向した思想教育を批判出来る豊かな人格が欲しい。物事の本質を見抜く判断力は、幅広い研鑽にて培われる。

 公と個、部分と全体の問題は、人間社会の根幹に触れる問題だ。背負うものは何か、全うすべきものは何か、偏向なき人格が解決するのであろう。

 自己が他者によって生かされている以上、自己が存在し生きていくためには、まず他者をいつくしむ礼儀が必要であろうか。

 豊かな自己と国の未来は、自己を超えた、生きるための礼儀や、明日を切り開く未来への澄んだ眼差しが解決するものかもしれない。


参考図書

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