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輝かしい宝物、創造力! [ビジネス]


 
動物の細胞を多能性細胞に初期化する簡単な方法を開発したとの日本の研究が29日、発表された。移植用の細胞組織を研究室で培養する方法に「大変革をもたらす」方法となる可能性がある。

 
神戸の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(RIKEN Center for Developmental Biology)の小保方晴子(Haruko Obokata)氏らが開発した最新の方法は、驚くほどローテクで、全く異なるアプローチをとっている。


 『万能細胞「STAP」は、小保方晴子氏の、斬新な発想力と驚異的粘り強さを持ち続けた、”大変革をもたらす”研究成果であった』




 元シャープ副社長・佐々木正(98) (1)~(5)
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140131/biz14013103090006-n1.htm
 
 『一方、元シャープ副社長・佐々木正氏は、70歳でシャープを退き、「独創」より「共創」という考えにいきつき、「新共創産業技術支援機構」を立ち上げ、98歳の今も現役で、技術、ものづくりの開発支援を続けている』

 98歳、現役の意志力に敬服する。

 今から数十年前、液晶事業を指揮した佐々木正氏がよく言われていた言葉を思い出す。

 「十年先まで、技術の大きな流れを読み時代を先取りする」、としきりに言われていました。

 ベテランの漁師は、波ではなく潮を見るという。波の下に渦巻く、水面下のうねりを見極めろということなのだろうか。

 『昭和60年ごろ、スティーブ・ジョブズ氏が訪ねてきた時にも、「これからはネットワークの時代になるからポータブル性のあるIT機器が求められる。ポケットに入るポータブル性のものが主流になる」と話したそうです。

 しなやかな発想の原点は、、高校時代の「リンゴマンゴー」という果物の開発であったと言う。

 寒帯のリンゴと熱帯のマンゴーの接ぎ木は至難を極めた。台湾からマンゴーの苗木を一千本近く取り寄せ接ぎ木の実験をしたがうまくいかない。

 樹液の通る穴は、数学の問題だと気付き、接ぎ木の角度を計算し、斜めに切って接ぎ木をし見事成功し、今でも、リンゴマンゴーは、海外輸出されている』、とのことであった。


 発想の切り口や視点をを変えて新技術を追求する取り組みは、小保方氏、佐々木氏ともに共通した生き方ではなかろうか。

 そして何よりも、お二人が向き合う人生への夢と覚悟には、揺るぎなき一途さがある。

 斬新な発見や創造力は、とびきり新鮮で豊かな感受性を持ち続けることであるのかもしれない。生まれ持った能力なのか、環境が育むものなのか、選ばれし者たちの輝かしい宝物であることは間違いない。


参考図書

ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズ〈6〉創造力 (ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズ 6)
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